第27期棋王戦5番勝負第一局棋王羽生善治対佐藤康光九段

No. 内容
第27期棋王戦第一局は、中国新聞社創刊110周年記念で、広島全日空ホテルで行われ、午後から公開対局。昼食後再開、午前中までの局面を再現するために、駒を盤に並べる羽生棋王。立会人桐山清澄九段、記録係岡本洋介初段。
同じく駒を盤に並べてゆく佐藤九段。
全日空ホテルの対局場の隣にある大盤解説会場で解説する井上慶太八段と矢内理絵子女流三段。解説の合間に、井上八段は地元広島出身の奨励会員糸谷哲郎2級を観衆に紹介、糸谷2級は抱負を述べ、拍手に包まれて、和やかな雰囲気になる解説会場。
井上八段は矢内三段をかつてのタイトルホルダーと観衆に紹介。
同じく、大盤解説をする井上慶太八段と矢内理絵子女流三段。客席前列に陣取る少年が佐藤九段の攻め筋を見事言い当てて、その手以降、徐々に佐藤九段がペースをつかんだようでした。
谷川九段登場で、立錐の余地もないほど、大盤解説会場は大入り満員。
大盤解説場で感想戦をする両対局者。
次のように、いくつか指し手の反省点を述べられる羽生棋王。
1. 3三歩に対して同桂とせずに、2ニ金と徹底的に受けて、相手を指し切りにするようにすべきだったかもしれない。
2. 金取りと2ニ角を打たれたとき、3ニ銀より2四銀と受けた方が良かったかもしれない。
3. 終盤、4六歩と4八歩の交換をせずに、単に4五角成としたほうが良かった。
佐藤九段は、最後の詰みについて、「詰みがあると思わなかったけれど、考えているうちに、詰みがわかりました」と語られました。
トッププロの白熱の攻防を間近で拝見し、また、谷川九段と井上八段の解説を拝聴することができて、広島の将棋ファン大満足の1日でした。

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