| 要点*1.平面を減らす 2.コンセプトをしっかり持つ 3.小道具の多用,細かい所まで作る |
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| この工場,非常に浮いているように見えます。理由を単刀直入に言うと白い平面がでかすぎるからです。高層ビルや住宅と違って工業的建築物はあまり色に配慮しなくても十分良いものが作れますがそれ以外のものに配慮しなければいけません。実際にある工場やオリジナルの工場を見てみると非常に複雑な形をしている事に気付きます。そこにBATで造ったあまりにも単純な形をした工場を押し込むと非常に不自然に見え,浮く事になります。BATで工業的建築物が敬遠されているのもこの難しさゆえの事です。工場で浮かないようにする為にはよっぽど複雑な形にしないといけない事になります。しかし次のやり方で複雑な物も簡単に出来てしまう事になります。 |
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| 次に大事なのがコンセプトを持った建物を作るということです。何だこれは、ぜんぜん技術的な話じゃないじゃないかと思う人もいると思いますがここでのコンセプトとは具体的にその建物の役割が何かということです。たとえばここに出て来ている建物は集積農業試験場という名前で、高層農業をテストしているという設定(すなわちコンセプト)です。それぞれのパートについての説明ができるように作ってあればその建物はコンセプトを十分に持っているということができます。ちなみにこの建物では、青いパイプは水系統、赤いパイプは肥料系統、屋上のタンクは水用、また、天窓のようなものは太陽集光装置です。作るときに「ここは水タンクでここからこの工程に流れてそれでここで箱詰めされてここを通るときに品質検査がなされ・・・」という風に考えながら作ると見事に工業的で複雑な建物がいとも簡単に作れます。 |
| 細かく複雑に作ろうとするとすぐに大問題に遭遇します。もちろんBATではブロックより小さいものは作れません。そこで登場するのが小道具です。工業的建築物の命は細部なので積極的に使うことが望ましいです。ちなみにこの集積高層農場では小道具である木がポイントとなっています。木の配置はこの小さいバージョンである集積農場試験場よりも凝ってなされています。あらかじめ用意されている小道具の中で特に使えるのが本来は屋上に使われる空調設備のパイプです。しかし当然のことながら最初から用意されている小道具では限界があります。それ以上のものを求めるのなら自分で小道具を作る必要があります。普通のペイントで作るのはあまりにも難しいので画像処理ソフト(Adobe Photoshop など)を使うことをお勧めします。ちなみにこの建物,形は良くても細部が・・・ |
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| この三つを踏まえて作ったのがこれです。クレーン、製造中車両、圧縮空気タンクなどすべて設定がなされています。平面も少なく形も複雑です。 |
