なんでこうなるの!?不景気の秘密
記録への挑戦に出ているMudanashiHugeCityを作ったときの事です。この現象に直面し、人口が280万から220万弱にまで大きく下がりましたが、ある事に気付きました。人口がこんなに減っているのに学校が前にも増して足りなくなっていました。そこで人口ピラミッドを見てみると子供と老人の数がやたらに多く,労働力人口がかなり減っていました。そして色々な都市を観察していて,この不景気という現象に関してある一つの結論に達しました。ここでは一番分かり易く明らかな例ということでMudanashiHugeCityで何が起こったかを説明しています。それがこれです。やや論文調ですが


まず人口ピラミッドについて,このグラフではx軸が年齢,y軸が人口となっている。人口ピラミッドには大きく分けて二つの型があり,ピラミッド型という多産多死,釣鐘型という小産小死の人口分布である。釣鐘型は人口が安定した状況下で徐々に形作られてくるものである。

ではそれが不景気とどんな関係があるのか?と言うことになるがそれはこう言うことである。(分かり易くするためやや極端に描いてある)これは初期状態でもあるピラミッド型から人口安定期に入り出生率が低下していく過程を描いた物である。赤,黄色,オレンジ,緑,青、と年代は進んでいく。人口の大きなピークが労働力人口の範囲内を移動していくのが分かる。この間労働力人口はほとんど変化がない。がしかし、この間着実に少子化が進んでいる。問題はこのピークが60(労働力年齢の上限)を通過する時に起こる。
この理由は分からないがどうもシムでは永久に少子化が進む訳ではなくある地点に到達すると突如ベビーブームが起こる。(もっともベビーブームが起こらなくても不景気は発生することになる。)

この図の赤い線の山の直後が不景気発生の瞬間である。人口は急激に減る。53%前後であった労働力人口は一気に47%に落ちることもある。そして商業と工業は大幅に後退する。購買力と労働力のある人口が激減するからである。また,人口のピークの直前に当たる年齢層(ピークの直前もいいかげん人口が多い)は次々に寿命を向かえる。ここに大量死亡および産業の後退,つまり不景気が起こる。税率0%などとやっても意味がない。あの人口364万8千のMudanashi Huge Cityもこの現象に直面し人口280万を220万弱にまで大きく下げた。この間人口のピークの年齢層は次々に寿命を向かえ,労働力人口は減少を続けた。しかしこの間子供の人口は激増していた。この子供の人口が20年後に都市を不景気から脱出させることになる。

子供の人口が急回復してから二十年後,新しいピークは次々に労働力人口に加わり労働力人効率は一気に50%を越す。また,死亡率もピークをそのころには通過しており,都市は回復軌道に乗る。これが少子化に伴う自然人口減とその結果として起こる不景気の真相である。しかし実際はまだ続く。
新しいピークが出来るが,これが40−50年後どうなるか?一言で言うとまた不景気である。しかし不景気のひどさは人口分布の偏りのひどさによって識別できる。Mudanashi Huge City の場合は,あの不景気の約40年後に人口が290万から270万に下がる不景気がまた発生した。いくらかましである。これは人口分布がそこまで偏ってなかったからである。全般に言えることは不景気がひどければひどいほど40年後また不景気が起こりやすくなると言うことである。

この図を見ると分かるが人口分布の周期的乱高下による不景気が見て取れる。不景気がひどいほど回復も急激である。しかし急激に回復するほど40年後が大変になる。また同じ事が発生し再び不景気ということが起こりうるからである。ここでも大不景気の約40年後にもまた不景気が起こっている。

まとめてみるとこの一連の不景気といわれる現象はピラミッド型人口分布から始まり,安定してくると少子化をし,人口分布は釣鐘型に変わる。この直後,釣鐘型の一番膨らんでいる所が死亡年齢に到達,そしてピラミッド型への急激な変化が発生し,その時に不景気が起こる。しかし新たにできた人口のピークが40−50年後にまた不景気を起こしかねない、というのが結論である。

結論。不景気は少子化による自然人口減である。

ということでした。