アナタが、笑っているように見えたので、
きっと楽しいことをしているのだと思ったのですが。
それは、私がそんなものになりたかったからなのですね。
アナタが、発狂しそうに見えたのは、
私が結局発狂しないからなのですね。
私が、欲しい物を拾い捨てたいものを捨てると、
それでアナタになるかというと、
なんとアナタから最も遠いものになる。
歩いております。
それはアナタではないようですし、
あいにく私でもないようです。
アナタのことをも私のことをも無視して歩いてゆきます。
なかなかの後ろ姿であります。
なににも似ていません。
単にサンショウウオが私達のあいだを歩くのであります。
それでアナタと私は二人っきりになれません。
しかし、私達は見られていないと燃えない性分なんであります。
しかし、サンショウウオはどこを見ているのか、
見ていないのか良く解らない、が、しかしいるのであります。
よって、アナタとはぜひ、微妙なるお付き合いをせねばなりません。
(5月06日)
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