三十路から始めるGBA講座
<EZFAでバックアップ>


GBA(SP)を遊び倒すに置いて、絶対に外せないアイテム、
ソレが転送ケーブルと生カートリッジ。
このページでは数ある転送ケーブルの中から「EZFA」について解説します。
何故EZFAなのか、それは単に「CHIBINが持ってるから」です(笑)。


< 三十路から始めるGBA講座メインへ戻る >


ぶっちゃけ、それ、何?

 「最近、GBAのゲームが面白くって、何本もゲームを持ってるんです。でもカセットってかさばるし、カセットを何本も持ち歩くのってた〜いへん・・・。」なぁんて事、ありません?
 奥さん!そんな時はコレ!GBA用転送ケーブルと生ROMのセット!
 コレさえあれば、1つのカセットにいくつものゲームを収められるので、持ち運びはとっても便利♪しかもケーブルは細いので、コンパクトに収納出来ます。
 使い方も至って簡単。パソコンのUSB端子に専用のケーブルを差し、その先をGBAと接続するダケでOK。あとは付属の専用ツールのアイコンをクリックするダケで、思い通りのカセットが作れます!

 ・・・とまぁそんな通販テレビがあるのかどうかは知りません(火暴)が、そういう事です(ってどういう事だ(^^;)。最終的には「GBAでファミコンをやろう!」というのがこの講座の目的なんですが、それには「ファミコンをやる為のGBA用カセット」が必要となります。もう少し詳しく書くと「ファミコンをやる為のソフトをパソコン上で作成し、そのソフト(ゲームをする為のデータ)を専用のGBA用カセットに書き込む」という作業が必要となります。
 そんなワケで、この「専用カセット」と「カセットへ書き込む為のケーブル(または装置)」が物理的に必要となります。当然、「書き込む為のソフト」とか、それ以前に「ファミコンをGBAで動かす為のソフト」、もっと言ってしまえば「ファミコンのデータ」など、いわゆる「ソフト」も必要ですが、それらは追って説明していきますので、まずは必要な材料について。

 で、まぁここから先は「知ってる人しか知らない事」「学校では教えてくれない専門用語」「普通の人生を生きていく上で、全く必要とならない上、得に自慢も出来ないどころかむしろ人には自慢出来ない、ホントに無駄な知識(苦笑)」などがいろいろと出て来ると思います。
 そこで、この先に進んでいくにおいて、最低限必要な予備知識について少し解説しておきます。「あぁ、知ってるよ」という方は飛ばして下さい。

  • <生カートリッジ>
     普段、お店で売っているゲームのカセットと言うのは、中身を書き換える事が出来ません。こういうモノを「ROM(ロム)カートリッジ」と呼びます。ROMと言うのはRandom Acsess Memoryの略で・・・とかいう説明は省きますよ(苦笑)。要するに「メーカーで1回書き込んだら、中身を変更出来ないヤツ」がROMです。
     ソレに対して、何度でも書き換えが出来るカートリッジの事を「RAM(ラム)カートリッジ」と呼びます。まぁ厳密に言えば書き換え回数の制限はあるのですが、何千回とかそういうオーダーなので、しばらくは気にしなくて良いと思います。
     このRAMカートリッジの事を「生カートリッジ」とここでは呼んでいます。他にも「空カートリッジ」とか「フラッシュメモリ」などとも呼ばれています。で、今回はこの生カートリッジへファミコンのデータなどを書き込んで、GBA上で動作させよう、というワケです。
     生カートリッジは、探してみると実にいろいろとあります。メーカーもいろいろですし、容量もいろいろです。そこでちょっと注意しておいて欲しいのが「容量表記」についてです。現在販売されている生カートリッジの容量は、64M、128M、256M、512Mなどなどなんですが、これらは基本的に「ビット」単位で表記されています。しかしパソコン上(例えばエクスプローラーなど)で表示される容量と言うのは「バイト」という単位です。「8ビット=1バイト」なので、パソコン的に言うと「512Mビットの生カートリッジには、64Mバイトのデータが書き込める」と言う事になります。
     が、GBAの世界では、どうもビット単位でデータを扱うのが常みたいなので、GBA関係のデータは「ビット」で扱うようにしましょう。

     (以下05.05.19追記)上記説明文だと「RAMとフラッシュメモリが同じ物の様に見える」というご指摘を頂きました。おっしゃるとおりRAMとフラッシュメモリは別物です。「データの書き換えが自由に行える」という点ではRAMもフラッシュメモリも同じ物です。が最大の違いは「RAMは電源を切ると書き換えた内容が消える」のに対し、フラッシュメモリは「電源を切っても書き換えた内容を保存している」んです。昔は「書き換え可能はRAM、不可能はROM」と区別していたのですが、RAMの良い所(書き換え可能)とROMの良い所(電源を切っても内容が消えない)を併せ持つこの「フラッシュメモリ」が、今ではもう1つの区分として存在します。そんなワケでRAMとフラッシュメモリは別物で、EZFAの生カートリッジは「フラッシュメモリ」の部類に入ります。ちなみに内蔵電池はSRAM用だとか。

  • <転送ケーブル>
     生カートリッジへのデータの書込方法は、大きく分けて2種類あります。1つは専用の書込装置(「ライター(Writer)」などと呼ぶ事もあります)を用いる方法。もう1つはGBAを書込装置として使う為の「専用ケーブル」を用いる方法。この「専用ケーブル」の事をここでは「転送ケーブル」と呼んでいます。これらを総称して「マジコン」と呼ぶ事もありますが、例えば吸い出し専用機を「マジコン」と呼ぶ人も居れば(CHIBINはどちらかと言うとこのタイプ)、吸い出し・書込可能転送ケーブルも含めて「マジコン」と呼ぶ人も居たりで、最近は何だか「マジコン」の定義が曖昧になってきたカンジがあります。それだけ世の中に浸透(?)してきたって事でしょうかね。
     さて。最も有名(?)なのは、何と言ってもFlash Advance Linker(略してFAL、でも発音的には「えふえーりんかー」)というモノでしょうか。FALには「GBAを必要としない(と言うか、パソコンに直接差し込んでカートリッジへの読み書きが出来る)タイプ」と、「GBAでカートリッジへの読み書きを行う為の転送ケーブルタイプ」の2種類があります。前者が「FAL」、後者が「FA2L」と称されています。更にそれぞれにはパラレル端子接続タイプとUSB端子接続タイプがあり、パラレルのモノがFAL、FA2Lとなり、USBのがFAL-USB、LA2L-USBとなります。それ以上詳しくはCHIBINも知りません(^^;。持って無いし。インポート屋とか三月兎とかで買えるみたいです。生カートリッジとケーブルがセットで購入出来るので、その分送料も抑えられるし、何より届いたその日から使えるのが良いですね(^^)。
     次に有名なのは「ブートケーブル」という転送ケーブル。オプティマイズで購入可能です。ケーブルが細くてそれなりに長いので、取り回しが楽な上、ツール群の使い勝手が良いのが人気のヒミツでしょうか。「牛肉もツールも国産に限る!」という方にはオススメかと(笑)。オプティマイズ通販で生カートリッジが一緒に購入出来たら、CHIBINもコレ買ってたと思います。転送速度もかなり速いらしいので、そういう所も「ツウ好み」な理由かな。
     この2つの転送ケーブルに比べるとEZFA(「いーじーえふええ」と発音)はちょっちマイナーかな(^^;。そんなマイナーなモノをCHIBINが使っている理由は、単に「たまたまヤフオクで安く売ってたから」です(^^;。普段はゲームバンクとかで入手可能な様子。EZFAは上の2つと比べると、何と言っても「安い」のがウリだそうです(苦笑)。確かに安かった(笑)。ツールは使い出せばそう悪くはない使い勝手だとは思うのですが、何せ中国産の英語ツールなので・・・(^^;。ただ、EZFAとセット販売されているあの赤い生カートリッジは、何気に「SPのファミコンカラーの赤とカラーコーディネイト出来ている」のが、密かにお気に入りポイントだったりもします(笑)。
     ULA(USB Linker Advance)というケーブルもこの世界(笑)に居るとたまに聞きます。このケーブルは(多分)売ってないです。自作するケーブル(の総称?)なんです。製作方法や回路図なんかはもっと詳しく解説してるサイトを参照してもらうとして、このケーブルの特徴は何と言っても「安上がり」な事でしょうか。ジャンク品(USB変換用ICが必要な為)と、会社にある部品棚の半導体をちょっと拝借(笑)すれば出来ちゃいます。が、ICのハンダ付けが出来る程のハンダ付け技術は、自分で鍛え上げるしかありませんよ。
  • <ROMイメージ>
     ROMカートリッジの中身を吸い出したモノ(データ)の事です。
     EZFAを使えば、市販のゲームカートリッジの中身を、GBAを介してパソコン上へ吸い出す事が出来ます。この吸い出したデータをパソコン上でセーブすれば「ROMイメージ」の完成です。
  • <バックアップ>
     ROMイメージを吸い出して、パソコン上に「コピーする」という表現をよく聞きますが、アレは表現的に良くありません(笑)。「コピー」という表現は「違法コピー」というイメージがヒジョーに強いです。
     そこでCHIBINも含めた賢いユーザーは「バックアップ」と呼びましょう(笑)。バックアップとはつまり「オリジナルの予備として複製して保存しておく」行為であり、決して「違法にばらまく為の複製」ではありません。あくまで「個人使用」であり「オリジナルの予備として使用」している事で意識を統一しておきましょう(^^ゞ。
     当然バックアップデータはオリジナルのバックアップですから、人にあげたり貸したりしたらソコで完全アウトです。両手に鍵付きのブレスレットをはめられちゃいます。手が後にまわる、とも言いますね。「別にあげたワケじゃないケド、誰でも持って行ける状態にしてある」のもダメだそうです。「ファミコン決死隊」でググってみると良く分かるかと。とにかくROMイメージなどの取り扱いには十分注意しましょう。
  • <マルチROM>
     1つのカートリッジに複数のROMイメージを収めたモノの事を言います。「RAMに書き込んだのにマルチROMって呼ぶの?」という質問はしないように(笑)。「N in 1カートリッジ」なんて言う表現(「N」には1以上の数字が入ります)をする事もあります。
     EZFAではマルチROMがデフォルトなので、複数のROMイメージを一本のカートリッジに入れて持ち歩けるので、非常に便利です(^^)。実際のGBAでの操作も簡単で、電源を入れるといつものGBAのロゴの後、簡単なメニューが出ます。十字カーソルで遊びたいROMイメージを選択し、Aボタンを押せばそのROMイメージが選択され、普通にカセットを入れて立ち上げた時と何ら変わりなくゲームが始まります。ソフトリセット(セレクト・スタート・A・Bボタン同時押し)にも対応していますが、マルチROMメニューには戻らず、あくまで選択中のゲームのリセットになります。
  • <NES>
     「Nintendo Entertainment System」、略してNES(「ネス」と発音)。アメリカでのファミコンの呼び名です。エミュの世界でもファミコンの事はNESと呼ばれていますので注意しましょう。この先でもNESと表現で行きますのでよろしく。
  • <エミュレータ>
     エミュレータの語源である「エミュレーション(emulation)」について調べてみたら「あるハードウェア向けに開発されたソフトウェアを、設計の異なる他のハードウェア上で実行させること。」と出てきました。エミュレータとはまさにそういう事で「異なるハードウェアの『ふり』をさせる為のソフトウェア」の事です。手っ取り早く「エミュ」とよく呼びます。GBA上でファミコンをやるには、このエミュレータが不可欠となります。
     エミュにはいろいろあります。NESをやるエミュはNESエミュ、GBAをやるエミュはGBAエミュ、と目的に応じて開発されたエミュもあれば、複数のエミュを1つのツールでまかなえる「統合エミュ」なんていうモノも存在します。
     ところで最近(でも無いかな)「任天堂がGBシリーズのエミュに関する特許をアメリカで取得した」というニュースをご存じでしょうか。平たく言えば「GBシリーズのROMイメージを、GB以外のハードで動かす技術全般に関して特許を取った」そうで、極端に言ってしまえば「GBエミュは特許の侵害」になるんだそうです。コレは「遊んでいる時点で特許侵害」というより「GBエミュの存在自体が特許侵害」となるそうで、メーカーサイドとしては「知的財産権を保護するために必要な自然の流れに」過ぎないそうです(^^;。何ともせちがらい世の中になったモンです・・・。しかもこういう事をコッソリやってるというあたりにも、また一段と任天堂というメーカーへの嫌悪感を募らせてしまってみたりして。
     ってか「GBAでエミュろう!」とか言ってるこういうサイトも特許侵害?(火暴)

先頭へ戻る


EZFAの購入と導入

 予備知識も満タン(笑)になった所で、ようやく実機の購入に踏み切ります。
 これからやりたい事は、ROMの吸い出しとオリジナルのGBAカートリッジの作成です。この為には少なくとも生カートリッジと転送ケーブルが必要になります。
 これらには上にも書いたとおり、いくつかの種類があります。それぞれに良い点・悪い点もありますし、購入するお店や運送ルートなどにもいろいろあるのですが、そのあたりも十分考慮して購入して下さい。

 転送ケーブルについてはいろいろと違いがあるのですが、生カートリッジについてはあまり違いが分からないと思います。ってかCHIBINにもあまり良く分かってません(火暴)。ただCHIBINにも分かって、皆さんにも分かりやすい点としたら「容量」ではないでしょうか。
 容量は多いほど沢山のデータが入る、というのはなんとなく分かると思うのですが、じゃぁ具体的にどのぐらいの容量が必要なのか、と。多ければ多い程よさそうだけど、多ければ多いほど高いしね(^^;。
 GBAのゲームのデータは、概ね60M前後(単位は生カートリッジに合わせてビット表記です)です。なので64Mカートリッジだとゲーム1本分、128Mなら2本分、という事になります。CHIBINは256Mの生カートリッジ同梱のケーブルセットを購入したのですが、計算どおり4本のゲームデータがセーブ出来ました。「4 in 1カートリッジ」と言った所ですかね。お金のある人は1Gとか買っちゃっても良いかもしれませんね。逆に64Mはやめた方が良いかと思います。最低限128Mはあった方が良いと思いますよ。

 でまぁCHIBINはEZFAの256Mセットを購入しました。送られてきたのはSPを一回り大きくしたぐらいのオレンジと紺色(サークルKの制服っぽい色(笑))の箱とフロッピーディスク1枚でした。箱の中には1m程度の白いケーブルと、GBAカートリッジと同じサイズの赤いスケルトンの生カートリッジが入っていました。フロッピーには転送ケーブルをパソコンに認識させる為のドライバと、転送に使う専用ツール「EZF Advance Client」が入っていました。ドライバディスクに関してはCDで提供されるケースもある(と言うか、そっちの方が多いらしい(^^;)のですが、とにかく品物が届いたらまずその3点、少なくともケーブルと生カートリッジが揃っている事を確認しましょう。
 生カートリッジは最初に専用ツールでのフォーマットが必要なのですが、ケーブルとセットで付いてくるあの赤いカートリッジはフォーマット済みなので、いきなり焼き込みから出来ます。逆に他の生カートリッジを買い足した時などは、フォーマットを忘れずに。
 ドライバ及び専用ツールは公式サイトのダウンロードページから入手出来るので、CD(もしくはフロッピー)は無くてもあまり困りません。と言うか、逆にこれぐらいはサイトから最新版をダウンロードして使う方が無難かと(苦笑)。かく言うCHIBINも付属のドライバ類は使わず、サイトから下ろした最新版を使っています。そんなワケで、この先に出てくるツールは今現在(2004年5月)最新版となる「EZFA Client V1.02(英語版)」でのお話になります。

<ドライバの認識とツールのインストール>

 公式サイトからダウンロードしてくると「EZFA102E.zip」と言うファイルが出来ます。このファイルを解凍します。すると5つのファイルが出来ます。
xpsp1Driver.zip Windows XP Service Pack 1用ドライバ。自分のXPがSP1なのか無印なのかは、マイコンピュータを右クリック→プロパティで出る「全般」のタブで調べて下さい。
2kxpDriver.zip Windows 2000及びXP(無印)用ドライバ。
98Driver.zip Windows 98用ドライバ。Meや95などもコレらしい。
EZFA_Client.exe 専用ツール「EZFA Client」の実行ファイル本体です。テキトーなフォルダに入れて、ショートカットでも作っておきましょう。
XceedZip.dll EZFA Clientが使うdllファイルです。実行ファイルと同じディレクトリに入れておいて下さい。
<EZFA Client V1.02の起動>
EZFA Clientメニュー EZFA_Client.exeとXceedZip.dllをテキトーなフォルダに入れて起動すると、EZFA Clientが起動します。が、基本的にはコレを起動したダケでは何も出来ません。
 しかし、ケーブルをパソコンとGBAに接続した状態で「GBAのセレクトボタンとスタートボタンを同時に押しながら起動」して下さい。するといつものロゴ表示のタイミングで「こりこりっ」と音が鳴ります。この立ち上げ方を「ブートモードで起動」なんて呼びます。で、この音が「PCとのシンクロ接続(ブートモードで起動)が完了したよ」という合図です。
 こうなって初めてEZFA Clientは機能しだします。アイコンはグレーのままですが、マウスカーソルをアイコン上に持ってくるとちゃんとカラーになり、使えるようになります。GBA本体にカートリッジがささっていれば、その内容も表示されます。

<EZFA Clientのアイコンの説明>
  名 称 動 作 内 容
Add Add 生カートリッジに焼き込むROMイメージを追加します。
Remove Remove 画面上のROMイメージリストの最下段にあるROMイメージを、リスト上から削除します。
Burn Burn 画面上のROMイメージリストの内容を、生カートリッジへ焼き込みます。
リスト上でAdd・Removeしたダケでは、生カートリッジ内の内容は変化しませんので注意しましょう。
Dump Dump GBAにささっているカートリッジ内のROMイメージを吸い出し、「.gba」という拡張子のファイルでパソコンに保存します。
Refresh Refresh ROMイメージのリストの内容を、GBAから読み直します。
リストをいじりすぎた時(笑)などに使用しましょう。
Format Format GBAにささっている生カートリッジのROMイメージ格納エリアを初期化(フォーマット)します。
セーブデータエリアはフォーマットされませんから注意しましょう。
Update Update パソコン上のセーブデータを、リスト上で選択されているROMイメージのセーブデータとして生カートリッジへ焼き込みます。
但し既にカートリッジ内に焼き込まれているROMイメージ(リスト上の「Game Name」が半透明のモノ)に限ります。
Backup Backup GBA本体にささっているカートリッジから、リスト上で選択されているROMイメージのセーブデータを吸い出し、「.sav」という拡張子のファイルでパソコンに保存します。
Erase Erase リスト上で選択されているROMイメージのセーブデータを、GBAにささっているカートリッジから消去します。
こちらも既にカートリッジ内に焼き込まれているROMイメージ(リスト上の「Game Name」が半透明のモノ)に限ります。
No Cart No Cart GBA本体に内蔵されている「ヒミツのRAM領域(笑)」へROMイメージを焼き込みます。
容量は256Kバイトなので、普通のゲームROMイメージを転送しようとすると足りません(^^;。しかもGBAの電源を切ると、転送したデータは消えます。
Reset Reset GBAをリセットします。転送作業が終わった後、いちいちGBAの電源を入り切りし直す必要が無くなる、意外に便利な機能。
Options Options EZFA Clientの各種設定を行います。
<MultiROM> マルチROMとしてROMイメージを焼き込みます。ケーブル対戦はマルチROMだと上手く動作しないので、このチェックを外してフォーマット→焼き込みしましょう。
<Stay On Top> 常に全面表示します。
<I.G.F. Default On> I.G.F.は「In Game Function」の略です。要するに「チート」の事です。チェックを入れるとチート機能が使えるようになります。
About About EZFA Clientのバージョンなど、いわゆる「EZFAについて」ってヤツ。
<EZFA ClientのROMイメージリストの説明>
名 称 動 作 内 容
Game Name ROMイメージの名称です。マルチROMの場合、この名称がGBA起動直後のメニューに表示されます。
Add直後なら、ダブルクリックでこの名称が変更出来ます。但し日本語は不可。
ROM Size ROMイメージの容量です。単位はGBの法則に乗っ取って(笑)「ビット」です。
※8ビット(GBAの単位)=1バイト(パソコンの単位)
RAM Size セーブデータの容量です。
ここの数値が赤く表示されているモノは、クリックで容量を変更出来ます。
単位は何故か「バイト」(^^;。
PocketNESを使用する時は「512K」を選択して下さい。
I.G.F. チート機能の使用・未使用を決めます。
N/Aと出ているモノは「使用出来ない」という意味です。
ONにすると設定画面が表示されます。

先頭へ戻る


ROMのバックアップ

 転送ケーブルも生カートリッジもツールも(勿論GBAも)準備が整ったら、まずは「ROMイメージのバックアップ」から始めましょう。手持ちのゲームカートリッジの内容をパソコン内にバックアップしておき、後で生カートリッジへまとめて焼き込む(マルチROMの作成をする)為です。
 ここで1つ、絶対に守って欲しいCHIBINお兄さんとお約束があります(笑)。GBAの電源が残り少ない時(GBAの側面LEDが赤い時)は、絶対にやらないで下さい。最悪の場合、転送中にGBAの電源が落ち、カートリッジ内のデータが破壊される可能性が考えられるからです。

<準備するモノ>
  • GBA(SP)本体
  • GBA専用ゲームカートリッジ(市販のモノ)
  • EZFA転送ケーブル
  • DOS/Vパソコン
  • EZFA Client V1.02(専用ツール)
<手 順>
  1. EZFA Clientを起動します。
  2. GBAにゲームカートリッジとEZFA転送ケーブルを接続します。
  3. EZFAのUSB側をパソコンへ接続します。
  4. GBAのセレクトボタンとスタートボタンを一緒に押しながら、GBAの電源を入れます(コレを「ブートモードで起動」と呼びます)。
  5. GBAから「こりこりっ」と言う音がした後、GBAの画面に「EZF Advance OS」と言う文字が表示されれば、ブートモードでの起動が成功です。
    ※よくココで失敗します。ブートモードでの起動に失敗したら、まずGBAの電源を落とし、転送ケーブルをPC・GBA側の両方とも外してみたり、カートリッジそのものを抜き差ししてみた上で、再度試してみて下さい。
  6. EZFA Clientのリストを見ると、リスト上にROMイメージが半透明(薄い青)で表示されます。
  7. リスト上のROMイメージを選択(市販のゲームカートリッジの場合、基本的には1つだけしか表示されません)し、「Dump」アイコンをクリックします。
  8. Windowsでは見慣れたファイルウィンドウが表示され、保存先とファイル名を聞かれます。テキトーに決めて、OKをクリックします。
  9. パソコンへのバックアップを開始すると同時に、アイコンがグレーのシルエットになり、選択出来なくなります。
  10. しばらくするとバックアップが完了し、アイコンの色が戻ります。
  11. ここでエクスプローラなどで、ROMイメージファイルがパソコン上に作成されているかどうか確認してみましょう。「.gba」というファイルが出来ていればOKです。
  12. GBAの電源を切ります。
  13. 他のカートリッジのROMイメージをバックアップするのであればカートリッジを交換し、同じ手順で繰り返して下さい。
  14. 全て終わったらGBAの電源を切り、EZFA転送ケーブルを外しておしまいです。

先頭へ戻る


生カートリッジへの焼き込み

 手持ちのゲームカートリッジのROMイメージのバックアップが完了したら、次は生カートリッジへの焼き込みを行いましょう。
 EZFAではデフォルトでマルチROM対応なので、その生カートリッジの容量が許す限り転送出来ます。ジャンジャンバリバリ焼いて、ゲームをビシバシ切り替えて、ジャラジャラとカセットを何本も持ち歩くあの煩わしさから解放されましょう!
 焼き込み作業もGBAの電源が残り少ない時(GBAの側面LEDが赤い時)は、絶対にやらないで下さい

<準備するモノ>
  • GBA(SP)本体
  • EZFA転送ケーブル
  • 生カートリッジ(EZFAフォーマット済みのモノ)
  • DOS/Vパソコン
  • EZFA Client V1.02(専用ツール)
  • GBAのROMイメージ
<手 順>
  1. EZFA Clientを起動します。
  2. GBAにゲームカートリッジとEZFA転送ケーブルを接続します。
  3. EZFAのUSB側をパソコンへ接続します。
  4. GBAのセレクトボタンとスタートボタンを一緒に押しながら、GBAの電源を入れます(コレを「ブートモードで起動」と呼びます)。
  5. GBAから「こりこりっ」と言う音がした後、GBAの画面に「EZF Advance OS」と言う文字が表示されれば、ブートモードでの起動が成功です。
    ※よくココで失敗します。ブートモードでの起動に失敗したら、まずGBAの電源を落とし、転送ケーブルをPC・GBA側の両方とも外してみたり、カートリッジそのものを抜き差ししてみた上で、再度試してみて下さい。
  6. EZFA Clientのリストを見ると、リスト上にROMイメージが半透明(薄い青)で表示されます。
  7. EZFA Clientのリストを見ると、リスト上にROMイメージが半透明(薄い青)で表示されます。
    生カートリッジ内が空(フォーマット直後)なら何も表示されません。
  8. 「Add」アイコンをクリックます。
  9. Windowsでは見慣れたファイルウィンドウが表示され、リストに追加したいROMイメージを聞かれます。
  10. 追加したいROMイメージを選択(複数同時選択可能)し、OKをクリックします。
  11. リスト上に新しいROMイメージが追加されます。
    しかしこの時点ではまだ生カートリッジへは転送されていないので、ROMイメージが濃い青色で表示されています。
  12. ウィンドウの下にある容量を示す棒グラフが一杯になるまで、ROMイメージを追加出来ます。他にROMイメージを追加・削除したい時は、この時点で追加・削除しておきましょう。
  13. 焼き込みたいROMイメージがリスト上に全て揃ったら、「Burn」アイコンをクリックします。
  14. ウィンドウの下にある棒グラフの色がどんどん変わっていき、アイコンがグレーのシルエットになり、選択出来なくなります。
  15. しばらくすると焼き込みが完了し、アイコンの色が戻ります。
  16. ここで「Reset」アイコンをクリックし、ROMイメージが正常に焼き込まれたかどうか確認してみましょう。GBAが再起動し、焼き込んだROMイメージが起動メニューにあればOKです。
  17. GBAの電源を切ります。
  18. 他の生カートリッジにもROMイメージを焼き込みたいのであればカートリッジを交換し、同じ手順で繰り返して下さい。
  19. 全て終わったらGBAの電源を切り、EZFA転送ケーブルを外しておしまいです。
  20. マルチROM化された生カートリッジは、GBAで起動すると焼き込まれたROMイメージのリストが表示されます。遊びたいゲームを上下ボタンで選択し、Aボタンで選択すればゲームが始まります。

先頭へ戻る


時計合わせ('05.05.19追記)

 ポケモンなどGBAには「時計」を利用したゲームが多く、EZFAもちゃーんと時計機能に対応しています。が、その時計機能もちゃんと時間設定してないと勿体ない、そんなワケで時計の設定方法を紹介しときます。
 時計を設定するには、GBAを立ち上げた直後の「ROM選択画面」の時、LボタンとRボタンとSTARTボタンの3つを同時に押す事で時計設定モードに入ります。赤くなっている所が選択可能箇所で、左右ボタンを押す事で年・月・日・時間が変更出来、上下ボタンでその数字を変更出来ます。設定が終わったらスタートボタンを押して時計設定モードを終了しましょう。

先頭へ戻る



< 三十路から始めるGBA講座メインへ戻る >