気持ちの整理をつける時 前編
唯笑「智ちゃ〜〜ん、一緒に帰ろ〜!」
智也「悪い唯笑、今日は寄る所があるんだ。」
唯笑「あ、そうなの?」
智也「悪いな。」
唯笑「うう〜ん、唯笑が勝手に誘ったんだから気にしないで。それじゃ〜また明日ね!」
智也「おう、じゃ〜な。」
唯笑「ばいば〜い♪」
智也「・・・・・さて行くか。」
俺はある場所に向かって歩き出した。
智也「ふ〜、やっと着いた・・・・・・・・・・・久しぶりだな、彩花。」
ある場所とは彩花の墓だった。
智也「じつはな彩花、今日はおまえに聞いてほしいことがあるんだ。」
智也「じつは俺、詩音のことが好きかもしれないんだ。けど俺には彩花のことが・・・・・・・・・。」
智也「一体俺はどうしたらいいのかな?それに恐いんだ。人を好きになるのが、一人になるのが・・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彩花「智也・・・・・・・・・。」
智也「あ、彩花・・・・・・・・・?」
彩花「まったく、なんて顔してんのよ!」
智也「彩花、俺・・・・・・・。」
彩花「ストッ〜〜〜プ!」
智也「彩花・・・・・。」
彩花「あのね、智也。私を思ってくれるのは嬉しいんだけど、私は智也に幸せになってほしいの、私の分ま でね。」
彩花「だから私のせいで智也が1歩踏み出せないでいるのなら、私はあんまり嬉しくないの!」
智也「・・・・・・・・・・・・・・・。」
彩花「それに智也の気持ちはもう決まってるんでしょ?」
智也「・・・・ああ、俺にとって今誰が必要なのか。」
彩花「だったら迷うことないじゃない。自分の気持ちに正直になるまでだよ。それに智也は一人じゃないでし ょ!」
智也「え・・・・・?」
彩花「ちゃんといるでしょ〜。信君にかおるさんにみなもちゃん、それに唯笑ちゃんも!」
彩花「智也は皆から十分過ぎるほど力になってもらったでしょ。だから、そんなこと言わないの!」
智也「そうだな、俺が悪かった。あいつらがいなかったら、今の俺じゃなかったはずだ。」
彩花「そう!だから、これからどんなつらいことがあっても、それを忘れないで。」
彩花「智也なら大丈夫!私が愛した人なんだから!・・・・だから自分の気持ちに素直になってね・・・・・。」
智也「わかった。ありがとう、あや・・・・あれ?・・・・・・・・いない・・・・・・。」
それは久しぶりに見た愛する者の姿。
夢でも幻でも、たとえそれが霊だったとしても、智也にとってはなによりの一瞬だった・・・・。
智也「じゃ、いってくるよ、彩花。そして全てが終わったら、またくるから。」
続く
後書き
じつを言うとSSは生まれて初めて書きました。
なんか話が早すぎる気が・・・(汗)それに物足りない・・・・(泣)
やっぱり難しいな〜。
Byたかし