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ドリーム小説今日は久しぶりにとデート。
俺は子供のように、嬉しくてなかなか寝付けなかった。
そんなことをに言ったら笑うだろうから言わないけど。
はどうなんだろう?
俺と同じ気持ちなんだろうか…
 
*****
 
の様子がおかしい。
…はっきりはしないが、作り笑顔っていうのは分かる。
それに遊園地の予定を急に臨海公園に変えたりといつものらしくない。
何か俺は見落としてる…
「ごめんね、わがまま言って。怒ってる?」
「いや、俺はに会えるだけで嬉しいから…」
そう、俺はおまえが傍にいればどこでもいいんだ。
遊園地だろうが、はばたき山だろうが、場所なんてどこだっていい。
ただ俺は、日頃と様子が違うの態度がとても気になる。
そんなことを考えてると、心配そうに俺の顔を覗き込んできた
「でも、なんだか不機嫌に見えるんだけど…やっぱりわたしがわがまま言ったから…」
「不機嫌じゃなく、考え事をしてた」
「…聞いてもいいこと?」
「…今日の、どこかおかしい」
「そう…かな?いつもと変わらないけど。…あっ、ねぇ葉月くん、大観覧車に乗らない?」
「話、はぐらかすな」
「はぐらかしてないよ、ねっ早く並ぼう」
そういって俺の手をぐいぐい引っ張り、大観覧車の列に並んだ。
の手…いつも柔らかくて温かい…会えた実感が湧いてくる。

順番待ちの間も俺は考えていた。
やっぱり何か引っかかる…
いつものじゃない。
時々遠くを見ては、ため息ついて、辛そうな顔を覗かせる…
何か悩んでいるのか?
俺に隠し事してるのか?
それとも本当はデートしたくなかった、とか…?
「葉月くん?」
に呼ばれるまで、自分たちの順番が来たことに俺は気がつかなかった。
観覧車に乗ってからも、はただ窓に顔を寄せて景色を見ていた。
もうすぐ、終わりっというところで、ガタッと強く揺れた。
「きゃぁっ」
バランスを崩し、椅子から落ちそうになったを俺は受け止めて、そこで気がついた。
今日のおまえがおかしかった理由。
…おまえ、体熱い。熱、あるんじゃないのか!」
「…ん…、ちょっとだけね、で、でも大丈夫!薬飲んできたから」
「バカ!帰るぞ、送ってく」
バカは…俺だ、見当違いの事を考えて…
手を繋いだときいつもより熱いって事に気がつかなかった…俺の方が、大バカだ。
俺はを抱えるように観覧車から降り、急いでおまえの家へ…ん?、が動かない?
「どうした?気分、悪いのか」
「…やだ…まだ帰りたくない…葉月くんといたい…」
それは俺も同じだが、病気のを連れ回すことなんか絶対に出来ない。
「無理するな、デートならいつでもできるだろ」
「熱…そんなに高くなかったの…だから大丈夫だって思ったの。だから…わたし…」
そんな顔をするな…
病気のせいだって事は分かってはいるけど…
熱を帯びた瞳と少し赤い顔が妙に色っぽくて…
帰せなくなる…
でも…やっぱり俺は、の元気な笑顔が見たい。
「もういい、分かったから。とにかく家まで送る」
「葉月くん…」
は子供がイヤイヤするように頭を振っている。
俺だっておまえと離れるのは辛いんだ、だから…
「熱が下がるまで、おまえの傍にずっといる…おばさんに言って看病させてもらうから」
今日、一番の笑顔でうなずく
単純だな…さっきまで泣きそうな顔をしてたくせに。
看病…か、それも悪くない。
また一つ俺の知らない姿のおまえを見れる。
…それで喜べる俺も、単純だな…
 
 
*****
 
 
の体調を考えゆっくりとした歩調で家に向かう。
「あのね…笑わないで聞いてくれる?」
「?」
「実はね、体調悪いの熱のせいだけじゃないの……寝不足も原因だと思う…」
「寝不足?」
「ん…葉月くんと会えると思ったら、わくわくして…眠れなかったの…」
「!!…クスッ」
も俺と同じ気持ちだった?
「笑わないでって言ったのに!」
おかしくて、笑ってるんじゃないんだ。
今、俺は嬉しいんだ。
と同じ気持ちを『共有』してる事が…
 
 
〜終〜
 
  


 
あとがき
様、ここまでのお付合いありがとうございます。
甘い話にしたつもりですがなっているのでしょうかねぇ?
ホントの事を言えば、これ以上書いていくと18禁に突入してしまいそうでした。
というか、頭の中ではすっかりそうなんですが…
もう少し時間が出来たら、他のサイトさんがしているような『裏部屋』と言うものを作ってみたいです。
もしよかったら、感想など聞かせて下さると嬉しいです。 

 

               

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