「北九州再地図化計画」企画書3(9月25日)
地図作成への道
 
◇本企画の背景
 これまでの企画案では、北九州再地図化計画の成果として望まれる、「映像機器を駆使した三次元的な認知地図」の具体案が見えて来ませんでした。北九州で、熱血家さんという強力な協力者に出会っても、取材させてもらった成果をどのような地図にするかは、頭の痛い問題でした。
 本稿では、これを打開する案を提示します。予めお断りしますが、本稿の趣旨は、企画の変更ではなく、具体的な地図の提案です。当初からの、「同人活動家やアニメファンから北九州を見る」という関心に、何ら変わりありません。
 本稿はあくまで、「あるゲームソフトを通して見た北九州(仮)−人権都市・北九州の再認識と同人活動の認知向上を目指して−」という企画で出来上がる、地図の形についての提案です。
 
◇映像地図(タイトル未定)について
 北九州再地図化計画で求められる、「映像機器を駆使した三次元的な認知地図」を作るには、ビデオカメラの使用は欠かせません。目的より手段が優先されている観がありますが、「同人活動家やアニメファンから北九州を見る」という関心に沿って、こういった地図を作ることは可能なのでしょうか?
 責任者の知岡は、悩みました。そんな時、サポート役を務めるMTGから、妙案が出されたのです。「ストーリー形式なら、上手く行くかも知れない」。2人で練った概要は、次の通りです。
 
<ストーリー>
 福岡に住む知岡盛蔵は、『血族』という同人ソフトをプレイし、感激のあまり、ケースに記載されていた住所を尋ね、制作者に会うことにする。
 門司へ向かった知岡は、『血族』が北九州の部落問題を意識して作られたという事実を知る。部落問題な対する意識が低い東北で生まれた知岡にとって、それは身近に感じられるものではなかった。しかし、社会問題を扱っている同人ソフトもあるという事実が、知岡の関心をその問題に向かわせることになる。知岡は、その足で小倉に向かう。
 小倉に着いた知岡は、『血族』の制作者も取材したという、人権啓発センターへ向かおうとする。しかし、途中でアニメ専門店を見付け、心のオアシスを満喫する。寄り道をした知岡だったが、人権啓発センターに辿り着き、資料を貰う。そして、人権都市・北九州に潜む問題を知ると同時に、同人活動の新しい側面を感じるのであった。 
 
<話のポイント>
 「『部落問題』を扱った『同人ソフト』」が主眼になりますが、重きを置くのは同人ソフトです。部落問題は、北九州に関係が深い問題です。しかし、こちらを重視し過ぎることは、本企画の関心からズレてしまいます。
 「同人ソフトを契機に、北九州の部落問題を知る」というストーリーでも、再地図化計画の目的である「都市の再認識」は達成できると考えます。映像地図では最終的に、「同人ソフトで都市を再認識する方法もある」、「同人活動にも、こういう側面があるんだよ」と訴えたいのです。
 しかも、いわゆる「被差別部落地域」とされる場所を映像にするのは、困難で問題が大きいと考えられます。 
 
<参加者>
レポーター/知岡盛蔵
演技指導&撮影&その他助手/MTG
 
<必要なモノ>
VTRカメラ一式(交渉済み)
 
<撮影すべき場所>
@知岡のアジト         Cアニメイト小倉店
A熱血家代表者さんのお宅     Dその他(駅や建物などの風景)
B人権啓発センター
 

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