麻雀における理想の守りとはアタリ牌だけを止め、それ以外は全部切ることです。
しかし実際にはそんなことは不可能ですね。
読みによって相手のアタリ牌を絞ることは無論できますが、
この講座では待ち読みについては一切触れない予定です。
待ちが読めなくても十分放銃は回避できます。
当たり前のことですが相手がテンパイしてなければ何を切っても振りこむことはありません。
そこで守る場合は相手がテンパイしているかどうかが重要になります。
相手のテンパイを見破るのは場数が必要でちょっと難しい、
そこで今回はリーチに対する守りをメインにします。
リーチがかかれば相手は99%テンパイです。
1.リーチに対する対処
大きくわけて5つの対処法があります。
(1)ベタオリ 自分のあがりを捨て、ひたすら振らないように打つ。
(2)まわし打ち なるべく危険な牌を切らずにあがりに向かう。
(3)ある牌以外は全部通す 具体的にはドラなど、止める牌を自分で決めてそれ以外の牌は全て勝負する
(4)全ツッパ どんな危険な牌でも全て勝負に行く。
(5)サシコミ わざと振りに行く。
重要なのは(1)(2)(4) 多くの場合この3つを選択することになります。
この3つの判断が難しい。
攻守の判断については第8章で話すことにして、
この章では(1)と(2)について簡単に説明しておきます。
2.ベタオリ
アタリ牌だけを止めることは不可能なので、
とりあえずアタリ牌を切らないように打てばいじゃないか、という考え方。
確実に通る牌だけを切って行けば、あがりからは遠のくが振りこむことはありません。
自分のあがりは考えず、通る牌だけを切って行く。
これがベタオリである。
ベタオリするのは非常に簡単で、とりあえず絶対通る牌を切って行く。
リーチをかけている者に絶対通る牌とは、
・リーチ者(ベタオリの対象となる者)が捨てている牌
・リーチ後に通った牌
まずこの2つ。いずれも「フリテンでは当たれない」という麻雀のルールを利用した者である。
ただしリーチをかけてない人に振り込むことはありえる。
絶対にロンされることのない牌とは、
・三人が捨てている牌
・四枚目の字牌(国士無双は除く)
・同巡に上家が切った牌
他にもあるがこれだけ押さえればOK。
いずれにせよベタオリする場合はあがろうとはしないこと。
その局振り込まないことが唯一の目的なのだから。
具体的なベタオリの仕方については後で説明する。
3.まわし打ち
ベタオリはやり方を覚えれば非常に簡単で、しかも効果的です。
まわし打つのが難しければ、ベタオリをメインにすればよい。
(1)ベタオリ+(4)全ツッパだけでもそれなりの勝率を残すことができるからだ。
実際ベタオリと全ツッパだけで戦う戦術を主張する人もいる。
しかしまわし打ちも大切なスキルだと思うので、
この講座では詳しめに解説する予定です。
まわし打ちとは相手の危険牌を押さえながらテンパイに持っていく打ち方。
あがりは捨てたくないけど全ツッパするほどの手ではない時にはまわし打ちをすることになる。
4.守りを重視しよう
守りと攻めのバランスは非常に難しく、手作りのように決まった打ち方があるわけでもない。
個性の領域に入るのかもしれない。
が、初心者のほとんどはツッパリすぎです。
振りこみを減らせば勝率ははっきりと上がる。
東風荘で上ランにあがれないという人、仲間内でカモにされているというアナタ。
攻撃型の麻雀で勝とうと思ったら、相当牌効率に長けてなければ難しい。
強くなりたいと思うならまず守備からですよ。