振らない打ち方

 
 守るのはリーチがかかってから ―― これでは遅い。
 その前から、リーチに対応できる手牌にしておく必要があるのです。
 このことに気付けば、無意味な放銃やオリも少なくなるはずです。

1.安全牌を持つ

 すごく重要なことです。
 例えば、6巡目に下図の手になった。
 誰からもリーチの声はかかっていないし、誰もしかけて(=鳴いて)いない。

 例1   ツモ

 ここで引いてきたのが場に3枚切れの南である。
 こういう牌をツモ切っている人はいないだろうか?

 どうせこの手はテンパイすると一万を切ります。
 ならばここで一万を切っておかなくてはいけない。
 のちのち一万は当たりになるかもしれないからです。
 南を持っていれば、もしこの後リーチがかかっても1巡は必ず凌げます。

 後の危険に備えて安全牌を持っておこう。
 ただし、いつでも安全牌を持っているのは、臆病でしかありません。

 例2   ツモ

 同じく6巡目に、場に3枚切れの南を引いてきました。
 ここで四万を切るようでは先が思いやられます。
 この四万はさっきの一万とは意味合いが全く違います。
 三万や五万を引けばタンピン、上手くいって三色やイーペーコーが狙えるのですから。

 例3 

 例3のようにピンフのイーシャンテンでも安全牌は持たず
 なるべくシャンポン受けを残した方がよいと思います。
 でも三筒や九筒が薄くなれば
 いつまでも三筒を残さず、安全牌を持つことも考えよう。

2.安全な方を切る

   チー  ツモ

 終盤にチーテンを入れたところですが、
 うっかり六索をツモ切って痛い目を見たことはありませんか。
 きちんと九索と入れ替えましょう。
 終盤はリーチが入ってなくても誰かがテンパイしているもの。
 六索よりは安全な九索を切る、これは基本中の基本。

   ツモ

 ピンフのみを終盤にテンパイした。
 もう巡目もなく、最後のツモで六筒を引いてきました。
 出あがりできるピンフの固執せず、
 ワンチャンスになっている八筒の方を切ってテンパイを維持しましょう。
 (もちろん六筒が安全なら六筒を切ればいいのですが)
 

3.不要な牌を持たない

 1でもふれたことですが、

   ドラ

 こういう手牌の持ち方はやめましょう。
 五万を持っていても危ないだけです。
 五万より安全な牌を引いてきたら、五万を切ります。
 一万や一索などでもいいです。


   ドラ

 これがこの形なら五−八万ツモでタンピンになるので意味があるのですが・・


4.通る牌から切る

 リーチ 

 手牌    ツモ  ドラ

 当然オリる手じゃないんですけど、
 それでも五筒を切るべきではないと思います。
 234の三色はありますが、ここは二万を切りましょう。

 まず、三色は崩れやすいということ。
 1sはもちろん、4sを引いてもリャンメンリーチにするでしょう。
 (その意味で五万切りは悪手です。)
 
 それより何より、ここで五筒を切って振るのは"無駄な振込み"だと思います。
 もし相手が二−五筒待ちだとしましょう。
 
 ・他家が二−五筒を切って振り込むかもしれない。
 ・次巡にもリーチした人がツモあがりするかもしれない。


 ラッキーですが放銃を避けられます。
 また、

 ・二−五筒を引いてきたら、ワンチャンスの八索を切って凌げる。

 ことも忘れてはいけません。


 <まとめ>
 リーチがかかる前(相手がテンパイする前)なら危険な牌を先に切り、
 リーチがかかったら(相手がテンパイしたら)安全な牌から切る。


 これが放銃を避ける極意です。