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<2章>
ハァハァ・・・ 雀から逃げ出してからかなり進んだはずなのにずっと雀は、追って来ている。 何とか巻こうとして、狭い道をわざと通ったりもしたのだが雀は先回りしているのだ。 まるでホラー映画のお化けのようなしつこさである。 さすがの俺(と言っても今は猫だが)も体力の限界が近い。 捕まるのはもはや時間の問題かもしれない。 「ねぇ・・・私もうダメ・・・」 バタッ 白猫は、体力の限界で倒れてしまった。 「お、おい!!大丈夫か!!」 俺は、あわてて白猫の所まで戻る。 「おい!!しっかりしろってこのままじゃ、あいつに・・・捕まるぞ!!」 そう言って俺は、前足を使って白猫の体をゆすった。 白猫の体は、無理をしていたのか、かなり熱くなっている。 「そんなこと言っても・・・、私もう走れないよ〜」 と、そんなやりとりをしている間に雀は、姿が確認できるくらいの近い位置に接近していた。 ---くっ!仕方ない!!俺も体力が限界に近い・・・。戦うしかないか!! 俺は、倒れている白猫の前に立つと、雀と戦うために本能的に体を低くして戦闘態勢になった。 しばらくして雀は俺たちの前まで来ると、俺が身構えているのを見て立ち止まった。 ---よし!ここは体当たりで先制攻撃だ!! 俺は、雀に向かって勢いよく突撃をしかけた。 が、それを簡単に見切った雀は、俺の突撃が雀の体に届く前に平手打ちで俺を地面に叩きつけた! ドカッ ---痛っ!! 体全身に激痛が走る!! だが、なんとか気力で立ち上がった。 「うーん。猫ちゃんなのに度胸あるね〜。雀は感心、感心♪」 雀は、余裕でそう言ってのける。 「さーて、それじゃそろそろ魂をもらいましょうかね〜」 そう言って雀はにやりと笑う。 俺はそれを見てかなり恐怖を感じ、動けなくなった。 ---な、なんだ?いつもの雀っぽくないぞ・・・・。ってか魂をもらうっていったいどういうことだ? |