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<8章>
数分前。 月村は、大きな力が近づいて来るのを感知した。 「ついに来てしまいましたね。優兎くん!!鈴!!起きなさい」 「はい!!月村さん」 ビシッと緊張感抜群に起きる優兎に対し、 「うーん。マスターなにかあったんですかあ?」 マイペースな鈴。 「二人ともよく聞きなさい。今から数分後に衝撃波が来ます。」 「衝撃波!?」 マイペースな鈴も、優兎と声を合わせて驚いた。 「はい。詳しい指示は後でします!今は、二人ともシールドを全力で張りなさい。」 「わ、わかりました。月村さん。」 「はい。マスター。」 二人は、人型にトランスし、さらに精神を集中させて自分たちの周りにシールドを発生させる。 「二人とも!!来ますよ!!」 そして、次の瞬間。 「いっくよ〜!!雀インパクト!!」 声が聞こえた。 そして、大きく地面が揺れたかと思うと、すぐにすさまじい魔力の衝撃波が「猫の二匹」を襲った。 二匹は、目をつむって精神を極限まで高めてそれを完全に防いだ。 そして、数秒後、衝撃波はやんだ。 しばしの沈黙が辺りを包む。 おそるおそる、目をあける二匹。 「う、うそだろ?」 「ひ、ひどいよお・・・。」 自分たちの町は、見事に荒れ果てたものとなっていた。 そして、聞こえた。あの心のそこから楽しんでいる、およそこの場には相応しくない笑い声が・・・。 |