第二章・・・・・・吉祥寺・・・・・・



母親から起こされた俺は、いつものようにパソコンを立ち上げた

・・・・・・・メッセージが届いています・・・・・・・・

<DDS−NET
 DATE:199X−10−XX
 NAME:STEVEN
 このNETに接続しているすべての人へ
 現在われわれ人間に深刻な危機が迫っている
 伝説の悪魔達が闇から目覚めたのだ
 すぐにでも悪魔が襲ってくるだろう・・・・・
 悪魔と戦う為に、それを防ぐためには、悪魔の力を利用するのだ
 このプログラムがあればできるだろう・・・・
 勇気ある者が受け取ってくれることを願う・・・・
 悪魔と戦い、人々を救うために・・・・>

なんだこれは?こんなことが本当に起こるのか?
俺は、半信半疑のまま、このプログラムをダウンロードした
悪魔召喚プログラムか・・・・・・・

隣の部屋に行くと母親が入た。
「いつまで寝ているの?
 夕べはぐっすりと寝ていたみたいね?
 あんなにパトカーが通っていたのに全然気がつかないんですもの
 あれは大きな事件ねきっと・・・・・・」

パトカー?事件?そこまで気がつかないとは、本当に昨日はぐっすり寝ていたんだろう
昨日の事を思い出していたら、母親からおつかいに行ってきてくれと頼まれた
しょうがない行ってくるか・・・・・

俺の住んでいる場所は、東京吉祥寺。
近くにはアーケードがあり、そこそこ賑わっている場所だ。
公園などもあるから、そこでよく犬の散歩なぞしている。
歩いていると、なにやら物騒な連中が包囲網を敷いている
警察だ・・・・・近づいて話しを聞いてみると
「犯人捜索の為に、非常線を張っています」と答えられた

どうやら母親が言っていたことのようだ。
どうもここの近くの井の頭公園で殺人が起きたらしい。
だがまったく、犯人の手がかりが掴めないとのこと。
とにかく今はアーケードに向かうか
母親から頼まれたおつかいは、コーヒーを買ってこいって。
CAFEに向かい店長に、いつものをヨロシクと言って金を払おうとしたら
「注文は家の方に直接持っていってあげるよ  お得意様だしね。お金はそのとき貰うからさ」

だったら家に帰るか・・・・・帰る途中に奇妙な話しを聞いた。
「ドラックストアの裏で、男が暴れてるんだ。
 なんかわめいてたな?改造は嫌だとかなんとか・・・・・・」

そんな奇妙な話しを聞き、家に帰ろうとしたとき、近くから騒ぐ声が聞こえたので見てみると
男がナイフを持って、暴れまわっている。
そのとき目線があってしまい、男がこっちを睨んできた。
「なんか俺に用か!?  近寄るんじゃねぇ!これ以上近くに来たら  俺のナイフで・・・・・・うぐぇ・・・・・・・」

なんだ!?男の姿がみるみる内に変わっていく・・・・・
するとそこには人間の姿は無く、悪魔の姿に変わっていた。
そのとき突然男が襲い掛かってきた!
「ニンゲンだぁぁぁぁ!!食ってやる!!」

ちっ・・・・・まじやばい・・・・・・
悪魔の攻撃をぎりぎりのところで交わした。
次の攻撃が来ると思い、すぐに身を起こしたが、そこには悪魔の姿は無かった・・・・・
悪魔が立ち去った後に、ナイフが落ちていた。とりあえず拾っておくか・・・・
なんだか急に疲れがでた俺は家に帰る事にした。

家に帰ると、疲れ果てたせいか布団の上に倒れこむと、そのまま眠ってしまっていた・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
また夢をみた。
前に見た夢と同じ場所に居る・・・・・
今回は1人ではなく、トシキとテツオも一緒だ。
「やぁ ショウ君また会いましたね。」
「よう ショウまた変な夢見ちまったな」

今回は前のようにいくつもの扉を超えて行くこともなく
ただ一本の道が続いている。
行く途中で、ゆりこに会った。
「また会えて嬉しいわ。ショウ。
 私はずっと、貴方の側に居るのよ。
 忘れないでね」

そういうとゆりこは何処かに消えていってしまった。
そのまま進んでいると一つ扉が合った。
入ってみると、怪しげな祭壇があり、地面には魔法陣のようなものが描かれている。
そしてまわりを囲むように、たいまつが置いてあり、その炎は部屋の中に居る人物を浮かび上がらせた。
マスクのようなものを被った数人の人間が、円陣を組みなにかをしているようだ。
そしてその中央には、白い顔さえもわからない人間が宙に浮かんでいる。
どうもこれは、何かの召喚の儀式かもしれない・・・・・・
ということは、浮かんでいる人間が生贄にされてしまうのか?
その風景を見ていたトシキが
「あの人を助けましょう!」というが
「ばか言うな!あいつらを見ろ武器持ってるんだぞ!」とテツオが反論してきた

二人の会話を聞いて悩んでいると、中の人間がこちらに気づいた!
「誰だ!召喚の邪魔をするやつは!」

すると浮かんでいる人間が、声を掛けてきた
「ショウ!私の名前を呼んで!!」

その言葉を聞いた俺は、また頭に浮かんだ名前を呼んだ。
「アオイ・・・・・・・」

するとどういうことだ。周りにいた人間達が苦しみ始めた。
「なに!?この少女の名はアオイと言うのか!?
 そっその名前は・・・・・・・ぐわぁ・・・・」

そして、生贄にされていた少女を助け出した。
すると少女はこちらに来て話し出した。
「ありがとう ショウさん
 もう少しで、生贄にされる所でした。
 私が生贄にされていたら、恐ろしい魔王が呼び出されていたことでしょう・・・・・・」

「ショウ、あなたといづれ会う事になるでしょう。
 けど一度は別れる定め・・・・・・・
 その後私を迎えにきて・・・・・」

そう言い残し少女は消えてしまった・・・・・・
そして夢から覚めた。
またパソコンを起動してみると、またメッセージが来ていた。

<DDS−NET
 DATE:199X−10−XX
 NAME:STEVEN
 以前送った召喚プログラムは、役に立っているかね?
 今回新たなプログラムが出来たので送る
 オートマッピングと言って一度通ったところを記憶できるものだ
 これらを使いこなせる事を祈る・・・・・・>

ダウンロードしとくか・・・・・


第二章・・・・・・吉祥寺・・・・・・    完