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ラジとペタルは手を繋いでゆっくりと歩いていた。 スーツとしては2人を簡単に見つけられて良かった。 「おい、エアー、こちらスーツ、やつらを見つけた!今Cの18区だ、すぐ来れるか?」 「了解、すぐ行く!」 スーツは通信を切ると、再びラジとペタルの後をつけた。 数分して、スーツはエアーと合流した。 「準備はいいか、エアー?」 「ああ」 「行くぞ!」 そう言うと、2人は地を蹴り跳んだ。 そして、ラジとペタルの前に降り立った。 ざっ!!ざっ!! 「おい、てめーら、ちょっと待ちな!」 スーツがガラの悪い兄ちゃん風にからんだ。 「なんだ!?」 ラジがペタルをかばうように立って叫んだ。 一方、ペタルは突然の出来事で少し動揺していた。 「おとなしくお前らが持ってる魔光晶(マテリアル)をわたしな!」 スーツがドスの利いた声でラジに言った。 「魔光晶?何だそれ?」 「お前がつけてるチョーカーの事だ!!」 「ふーん、そうなのか、、、ペタル知ってた?」 「ううん、初耳」 そして、ごちゃごちゃと世間話へ発展させて行く2人。 「こらぁ!お前ら、人の存在を無視して話し込むな!!」 「あ、悪い、いたんだっけ」 「ったく、近ごろの若者は、、、って、そんな事はどうでもいいから、さっさと寄越せ!」 「つーか、その魔光晶って何?」 「んなこと教える義務なんてねーよ」 「あの〜、、、」 今まで黙っていたエアーが口をはさんできた。 「なんだよ?」 半ギレ状態でエアーを睨み付けるスーツ。 「恐いなぁ、ちょっと聞きたいんだけど、、、」 「なんだ?早く言え」 「魔光晶って何?」 ズルッ! スーツがこけた。 「お前は、そんな事もしらんのか?今回の指令書に書いてあっただろうが!!」 「う、ごめん、あまり読んでない、、、」 「ったく、しょうがねーな、、、簡単に言えば、魔光晶っていうのはな、魔光士の潜在能力を引き出してくれる石、だな」 「へぇー」 「ふーん」 「、、、」 ラジ、ペタル、エアーの3人はそれぞれ魔光晶に興味を示していた。 「これって、そんなにすごいものだったのか、、、確かに不思議な感じはあったけど」 「いいな、いいな、私それほしーなー」 「やんねーぞ、これは俺のだ、それにお前には必要ないだろ」 「いえ、必要よ!それがあればラジを上回る事が出来るかも知れないしでしょ?そうすればラジの浮気を止める事もできるじゃない!絶対必要なの!さぁ、渡しなさい!ラジ!さぁ!!」 ペタルがいつもの強気モードでラジに食いかかる。 「イヤだよ、そんな事は許されないよ!それにこれがあれば昇級試験だって楽になるじゃん!もったいないし、そもそもこれは俺が買ったんだ!誰にもやらん!!」 そういうと、ラジは走って逃げ出した。 「あっ!こら待ちなさい!逃げるなー」 ペタルもラジを追って走り出した。 ヒューーーーーーーーーーー、、、 完全無視で取り残されたスーツとエアー、、、 「ど−するのスーツ?」 「まぁ、あの様子だと魔光晶の使い方も知らんだろうし、、、」 「出直す?」 「それは出来ん!ブレイン様に無様な結果を知らせるわけにはいかない!」 「じゃあ、追い掛ける?」 「当たり前だ!!行くぞ!」 そう言うと2人は走り出した。 しかし、太陽は西の方に沈み始めていた。 結局その日ラジとペタルの姿を見つけられなかったスーツとエアー。 その後、ブレインからお仕置きを受けたのは言うまでもないだろう、、、 作者のコメント は〜い、今回は普通で〜す!ボケようがありませんでした!!<> では!(速!?)感想、苦情のカキコはBBSまで!! |