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第4章 「ったく、なんてザマだ、スーツ、エアー」 威厳に満ちた声が部屋に響く。 「も、申し訳ありません、ブレイン様、、、次こそは必ず奪取してみせます!」 「約束の期日まであとわずか、、、本当にあなた達だけで大丈夫なのかしら?」 「誰だ!?」 突然の乱入者の声にスーツが反応した。 「!?、お前は、、、フィーユ!、何の用だ!?」 スーツが睨みながら言った。 「ふがいない2人に手を貸してあげようと思って、ね」 フィーユが笑みを浮かべながら言った。 「ブレイン様、この任務、私めにお任せ下さい、必ずや魔光晶をブレイン様の手中に、、、」 「フィーユ!貴様、図々しい事を!」 スーツが割って入る。 しかし、スーツの反論もむなしく、、、 「わかった、この任務の指揮をフィーユにとらす、スーツとエアーはフィーユの指揮に従うように」 「はっ!必ずやブレイン様の下に魔光晶を」 そう言うとフィーユは部屋から出て行った。 出て行く途中、フィーユはスーツの顔を見てフッと笑っていた。 スーツはそれを見て、悔しさが心を蝕んだ。 「スーツ、エアー、そなたらもいってまいれ」 「はっ!」 そして2人は部屋を出た。 「くそ!くそ!くそ!なんであんな奴と一緒に行動せねばならんのだ!?」 「まぁ、落ち着けって」 エアーがスーツをなだめる。 「エアー、お前は悔しくないのか!?」 2人がぼやきながら歩いていると、前方に立っていたフィーユの姿が見えた。 そして、スーツとエアーがフィーユとすれ違う瞬間に 「足を引っ張らないでおくれよ」 フィーユがすっとささやいた。 スーツはキッとフィーユの方を睨んだが、フィーユの姿はもうなく、笑い声だけが通路に響いた。 ラジとペタルの追いかけっこ、3章の続き〜 あれから(3章の終わりから)どうなったかと言うと、あのまま1時間程、追いかけっこが続いていた。 街中で容赦ない魔光とすさまじい根性の闘いが繰り広げられていた。 「ラジ!いい加減に止まりなさいよ」 ペタルが叫びながら魔光を雨霰と降らしてくる。 「だから、あぶねーっていってんだろーが!街の中で魔光を乱発するなっつーの!!」 そう言いつつも、ラジはしっかりペタルの放った魔光を相殺していた。 「もうダメ〜疲れた〜もう歩けな〜い」 ペタルは流石に疲れたのか、ついに地面にぺタンと座りこんだ。 「おっ、やっと諦めたか」 ラジは安心してペタルに近付いていった、、、しかし がばっ!! 「!?」 「ふっふっふっ、やっと捕まえたわよ!」 ラジが油断した瞬間ペタルが抱き着いた。 「ペタルさん、、、まだ元気じゃないの、、、」 ラジはさすがに諦めた。 「しょうがないな、貸すだけだからな、、、あと、これは駄賃として頂いておくから」 ラジはペタルに魔光晶を渡してからピラピラと手の中にある物を見せる。 どこかであったパターンのような気もするが、ここはお約束、ラジはペタルに抱き着かれた時にブラを抜き去っていた。 「84のBか、ペタル君も着々と成長しているんだね、ぼくは感激だぁ、、、俺の努力の甲斐もあったわけだ」 「、、、」 「これからも、日々精進しようね、ペタル?、、、って、ペタル、さん?、、、」 こんな事をしたらどうなるか位、簡単に予測できた筈なのに、ラジはいつも先走ってしまう、、、ペタルさん御立腹です。 「ラジ、そこになおれ、、、」 ペタルは冷たい声で地面を指差していった。正座を促したような言い方だった。 「あの、ペタルさ〜ん、これはいつものお茶目であって、普段の用に軽く流してくれないと、、、」 「黙ってすわれ!」 「あい、、、」 そして、どこから取り出したのかロープでラジをしばり、近くの電信柱に拘束した。 「ペタルさん、こんなもん持ち歩いてるんすか?」 「あんたに発言権はないよ」 ラジは冷たくあしらわれた。 「あうぅー、恐いよー」 あくまでもラジはおふざけモード。 しかしペタルはそうでもなかった。 「もう逃がさないからね、、、」 そういうとペタルは魔光を手にためだした。 普段のペタルの魔光からは想像できない程の魔光が現れた。 「私の魔光はパワーアップしてるね、、、ラジでもここまですごい魔光は出せないでしょ?」 「、、、」 ラジは今までで見た事のない程の絶大な魔光の前に言葉を失っていた。 「こんなの食らったらいくらラジでもただじゃ済まないね、、、」 すでにペタルの目は正気を失って逝っちゃった目だった。 「ラジ、おしおき、だよ」 そう言うとペタルはフルパワーで魔光を放った。 ドカーン 着弾、そして大爆音。 夕方の住宅街に響いた叫び声 「ノォーーーーー!」 ラジは最後の最後までお笑い系だった。 グッバイ、ラジ! 作者のコメント 皆さん、お久しぶりです。お久しぶりのアップです。今や、うちのHPの顔(自称)TSの第4話!やっとアップです。 これじたいまだまだ続くんで、これからも頑張って行きたいと思ってます。 なんか、辛気くさいですが、また次で会いましょう! 苦情、文句はBBSまで!! |