Q「あたしゃー、最近忘れっぽくなってしまって、
そのせいで、毎日が・・・
楽しくて、楽しくて。

だってね、推理小説を一冊買ったら、
一生読み続けられるんですよ。
読み終わったら、また新鮮な気持ちで、
はじめから読めるんですから。

ハイ?ああ、悩み相談室でしたね。

それでね、最近は、漢字を忘れてしまって、
犯人よりも、漢字を推理してんですけど、
この調子じゃぁ、ひらがなも忘れちまって、
読めなくなるんじゃないかと思いましてね。

どこかに、
絵解きの推理小説はございませんかねぇ?」


A「おばあちゃん、私をからかってない?
・・・次のかた、どうぞ」


Q「この間、私の息子に呼び掛けたらね、
子供の名前が違う名前になってるんですよ。
それでね、息子によーく聞いてみたら、
苗字まで、変わってるんですよ。

あたしはひょっとして、
他所の家に住んでんじゃないかと思いましてね、
それで今日ここに御伺いしたという訳なんです。」


A「呼びかけたのは、息子さんじゃなくって、
お孫さんだったんですよ。
御宅の長女の娘さんが、結婚されて、
苗字が変わったんですけど、
嫁方の両親と一緒にお住まいになったんです。
だから、あなたは、
他所の家に住んでるわけじゃないんですよ。

わかりましたか?磯野舟さん」

「でも、あなた、
どうして他所の家の内情にそんなにお詳しいの?
まさか・・・ストーカーじゃないでしょうね?」


「・・・・・そうなのかなぁ」