キャラクターの視線に関する考察

 U リアルと2次元・一考

 キャラクターが流通するメディアは雑誌、ビデオ、DVD、ゲームとかいろいろある。けれど、キャラクターが流通するメディアや、キャラクターそのものを二次元とまとめるのはわりとふつうに行われている。

 それで、二次元の反対語はリアル人間だとか、二次元の反対をリアルとか3次元とかと呼んだりするのもごく当然視されている。

 そういうわけで、二次元の反対はリアル人間関係とか、現実だ、というのは蔓延している見解だとおもっていいだろう。

 (ところでこれ以降、リアル人間は、ヒト、と言うことにします)


 実際リアル人間同士では、アイコンタクトにはとても重大な役割がある。

 たとえば辞書を調べると、人の目は、口ほどにものを言ったり、心の窓であるらしい。

 目はさらに、据わったり、点になったり、ウロコが落ちたり、色が変わったり、皿になったり三角になったり白黒させたりするものらしい。



 実際イヤなヒトとは眼を合わせたくないし、知らないヒトと目を見て話すのはストレスになる。

 普段から眼を合わせているヒトから、突然眼をそらされるようになったら、不審に感じるだろう。

 こんなコマーシャルまである。



 
(アイフルのCMから引用。動画はこちら http://www.aiful.co.jp/cm/cm.html)




 さて、アニメ絵キャラクターの大きい目に話をもどす。

 ヒト同士なら、視線が合うことはある。そしてどうやら、なにか強力な心理学効果がありそうだ。



 それでは、キャラクターとヒトの眼が合うことは可能か。その答えはノーに決まっている。

 ではヒトがキャラクターと視線があったかのように感じること、そう思いこまされることは、ありうるか?

 ありうる。

 そして今日おそらく、キャラクターの大きい目は、ヒトがアニメキャラと視線が合う、そんな体験をするのに役立っている。

 だからといって、アニメ絵の大きな目は、当初からそのために、その目的のためにできあがったのではなかった。


キャラクターの視線に関する考察

T 前書き
U リアルと2次元・一考
V 必要性に応える
W 広告が告げたこと
X 可能性を見つける
Y リアルと2次元・再考
Z 後書き

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