Chapter 3 :
The Rule & Manners on the Network

 どうすれば、万人が楽しくネットワーク(以下、ネット)を楽しむことができるのでしょうか。ネット上では、ネット上のルールとか、エチケット(ネットワークエチケットということから、単にネチケットと呼ばれることがあります)が存在しています。これを守ることが実現に繋がると思います。そこで、ルールとネチケットについて少し述べようと思います。(※これを読むにあたって、一部、ネットワーク上を仮想世界、地球上を現実世界と呼んでいることに注意してください。)

(1)Common sense(常識)的なこと

1-1:考え方の違い

  ネット上では、自分の姿はおろか人の姿も見えることはありません。しかし、自分の考え方が存在するように、人には人の考え方というものが存在します。そして、其の考え方に基づいて行動しているのです。故に、同じような考え方であったり、全く反対な意見であったりと人によって考え方が違ってくるのは至極当然のことなのです。でも考え方が違っていた時に、相手に不快感を与えたり中傷してはいけません。いくら、自分が納得できなかったり、世間一般的におかしい意見であっったりしても、その旨を的確に伝えてあげましょう。自分が人間であるように、相手も人間であることを忘れてはいけません。

1-2:”かもしれない”と考える

 これは自動車運転で言う「危険予測」と同じ考え方です。「相手は何々かもしれない。自分は何々かもしれない。」と、常に年頭におくことにより、誤解を生じなくさせたり、危険人物の回避に役立ったりします。

1-3:プライバシー(褻)

 現代の社会において、個人情報を守ろうという意識があります(プライバシーの権利)。何故なら、自分の私生活が世間に広まってしまうと、大変危険な状態に自分を追い込んでしまうことになるからです。ですから、ネット上で自分の個人情報や他人の個人情報を晒すことはやめましょう。一度晒してしまうと、世界中にその情報が広まってしまうことになります。下手に事件などに巻き込まれてしまうことになりかねます。もし、他人の情報を晒してしまうような事態に陥りそうになった場合、大事なのは「もし、個人情報が広まってしまったら自分はどうなるのだろうか?」と考えて、相手の立場にもなって考えることです。自分を大切にするとともに、友人のこととかも大切にしましょうね。

1-4:気持ちの伝達

 現実社会において、相手に自分の気持ちを正確に伝えるのは、大変難しいことです。仮想現実においては、なおのこと困難となるでしょう。しかし、だからといって怠ってはいけません。出来る限り相手に自分の気持ちを伝えるように努力しましょう。それは相手の為でもあり自分の為でもあるのです。

(2)初心者と経験者

 初心者は自分が初心者であることを自覚し、経験者は自分が経験者だということを自覚しましょう。また、互いに調子に乗ったり、敬遠しあったりしてはいけません。謙虚な気持ちで楽しむように配慮しあうべきです。間違っても経験者は、初心者の質問とかがうざいからといって、厨房などと罵ってはいけません。自分がかつて、厨房の立場であったことを思い出してください(失礼が無い程度に、経験を踏んでいる方に意見を求めたり、質問をしたりという経験が少なからずあるはずでしょう?)。そうすれば、罵ることがいかに傲慢な態度であるか気づくことができると思います(かといって、質問がしつこかったり、失礼なものだったりというのも問題あるのですけどね)。

(3)外国人

 外国人は文化が違うことから、物事の考え方が日本のそれと違います。実際、お互いの国を行き来するのであれば訪れた国の文化に従わねばなりません。しかし、ネットワーク上の世界は国の隔たり、すなわち国境というものが存在しません。ですから、この世界は特有の文化圏であるといえます。従って、お互いに自分たちの国の考え方がネットワーク上で通用すると思ってはいけません。もし押し通そうとすると、相手はきっと怒るでしょう。大切なのは、いかにすれば人種、国に関係なく一緒に楽しめるのかということです。最後に、お互いに言葉が通じないだろうと思って罵り合ってはいけません。大変失礼です。

(4)あくまで向き合うものは人である

 しつこく述べるようですが、いくらネットワーク上であっても、オンラインしているのは人間です。ですから、世間一般的に良いと呼ばれる人、悪いと呼ばれる人がいて当然です。さて、皆さんははたして自分がどちらに属してしまうのか考えてください。考えて自分で自分のことを発見すると、自分を直すことや、より良くする事が出来るでしょう。そして、自分の道を切り開いていくべきであると思います。

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