立体忍者活劇 天誅

 

 

 

 

 

一撃ひっさーーつ!!

 

 

いやあ、いきなりこんな書き出しで始めてしまったけども、やはり天誅の魅力といえばこれにつきるだろ。

……と言ってみたところで、知らない人には何がなんだかわからんだろうから、順を追って説明しようと思う。

そもそも「立体忍者活劇 天誅」とは、なにかーっ!

 

ポイント1:立体なんだよ!

このゲームはポリゴンを使った3Dもの。作られた箱庭の中なら何処でも自由に移動が可能。

 

ポイント2:忍者なんだよ!

なにせ主人公は忍者でござるよ、ニンニン。隠れまーす。隠密行動しまーす。屋根の上走りまーす。

 

ポイント3:活劇なんだよ!

敵と繰り広げる熱いチャンバラアクション!うなれ斬撃!舞えよ血しぶき!いやあ、燃えるっ!

 

ポイント4:天誅なんだよ!

えーと、早い話が敵は越後屋で(以下略)

 

………と、いうわけです。

で、これらの要素を統合するものこそが一撃必殺なわけですよ。

説明しよう。この一撃必殺システムとは、なんと敵に発見されていない状態で敵を攻撃すると、

その敵は一撃で倒せてしまうという、なんともナイスなシステム!

これでこそ忍者という要素が生きてくるってーわけですな。

なにせ今までに作られた忍者ゲームといやあ、

その独特の衣装で「俺は忍者だ!」全身から強烈な自己アピールをしながら、

真正面から敵陣に乗り込んでいく………。

っていう、全然忍ばないものが多かったんだけど、

このシステムにより、敵のいないルートを模索したり、

屋根の上を走ってみたり、敵に見つからないように物陰に隠れたり……

というような忍者らしいアクションを自然と行うようになるわけですよ。

そしてっ!

そんな隠密行動を駆使して敵に見つからずにみごと敵の背後を取れた暁には、

嬉し楽しい一撃必殺ショータイム!!

こちらの存在にはまるで気づかず、無防備な背中をさらけ出す敵の姿に思わず

「志村後ろ後ろー!」なんて言葉が頭をよぎるってもんよ。

そしてタッタッタと走って近づき、背後からひと思いに……

 

ズブッ!!

 

ヒャーッハッハッハッ!こりゃ笑いが止まりませんぜ。

正面から戦うと結構手こずらされる敵侍が、虫けらのごとく簡単に死んでいきます。

いやあもう、一撃必殺最高だね!もう任務なんてどうだっていいや。

俺はザコ敵を殺りにいくぜ、一撃必殺でなあ。

……えーとそうなんだよなあ、このゲームで残念なのは、ボス敵は一撃必殺が出来ないってことなんだよ。

やっぱさー、これのウリは一撃必殺なわけだから、ボスだってやりてーじゃん。

あと気になるのはステージ数が少ないってことだなー(全8面、後に全10面の改良版が出た)。

やっぱ、もっといろんなシチュエーションで一撃必殺を堪能してみたいって気がする。

もっともっと殺りてーんだよ、殺らせてくれよ、俺にさーっ!

 

 

さてさて、俺のアツイ一撃必殺への思いも十分に語ったことだし、この辺で終わりにしてもいいんだけど、

確かに天誅の魅力の最たるものが一撃必殺とはいえ、それしか言わないってのは

さすがにまずいと思うんで、最後にもう一つ気に入ったところを書こうと思う。

それは自由度の高さだね。

さっきまで、さんざん俺が熱く語った一撃必殺だが、ゲーム的にはこれをやらなくても一向に問題はない。

まあこれをやると一番高得点が取れるようになってるんで、制作者的にもやって欲しいことだと思うんだが、

何ら強制されてはいないんだよ。それこそザコ敵一切無視してボスの部屋へ突っ走ってもいいし、

ザコ敵全てに発見されながらもそれらを実力で全てなぎ倒し、

正面玄関から堂々と乗り込んでも一向にかまわない。

全てはプレイヤーに一任されているわけだ。やっぱこれはすごいと思うね。

そして俺が今でも忘れられないエピソードが、敵の城の一番上の部屋でボスと戦ったときのこと。

激戦を繰り広げていた俺と敵のボス忍者は、戦っているうちに段々と部屋の中央から

窓の方へと移動していき、二人とも窓から外にある屋根の上に落ちてしまった。

しかしそこでも激しい戦いは続く。さらにその屋根の上からも落ちてさらに下の屋根へ、

そしてさらにその下の屋根へと、屋根から屋根を移動しながら激戦は続いた。

二人とも体力が尽きてきたその時、敵のボス忍者が懐から体力回復薬を取り出し飲もうとしたのだ。

俺はその一瞬のスキを見逃さない。

俺の斬撃が敵にヒットする。そして敵はよろめきその回復薬を落としてしまったのだ。

チャンス!

すぐさま俺は敵が落とした回復薬を拾い、飲んだ。見事に体力回復。

体力が尽きかけ、回復薬まで取られた敵と体力満タンの俺。もはや勝負は決していた。

その直後、俺は見事にボス忍者に勝利することが出来たのだ………。

 

………えーと上の小説(モドキ)は別に、天誅をもとに俺が創作したドリーム小説ではありません。

すべて実際のゲーム中に起こったことです。

どうです?驚きませんか?

ゲーム中に出来ることを極力制限せず、自由に遊ばせるってのは

すごいと思うんだね、俺は(だからこそボスに一撃必殺が出来ないってのが気になるんだが……)。

自分だけの立体忍者活劇が演出できるって魅力も、俺がこのゲームが気に入ってるところだね。

 

………で、俺はどう遊ぶのかだって?

やっぱ一番イカスのは発見された瞬間に一撃必殺だね。

やり方はというと、敵を殺せる位置で敵がこちらを向くまで待ってだね………

「おのれ!くせ者………」

ズブッ!!

「ぎゃああああー!」

ヒャーッハッハッハッ!やっぱ一撃必殺は最高だぜーっ!!

 

 

 

 

 

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