陸上自衛隊 コンピューターでのバーチャル訓練を導入

 

 

 

陸上自衛隊は、北海道の東千歳駐屯地において、コンピューター上に作り上げた仮想空間で、攻撃と守備に分かれて戦うバーチャル訓練を開始した。

 

このシステムは同隊が2年前から独自に開発を進めていたもので、陸上自衛隊としては初の試み。

11月12日に初めて行われた訓練では、駐屯地の体育館に戦車やヘリコプターなど、20種66の装備ごとにブースが設けられ、約150人の隊員がパソコンの映像を見ながらコントローラーとキーボードを操作し、実戦さながらに戦闘を行った。

 

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………………

 

 

 

 

 

A「いや〜、それにしてもこのニュースには驚いたね〜」

 

B「そうですねえ。正にSFの世界での出来事がホントに出来てしまったみたいなものですからね」

 

A「まあ実際アメリカなんかでは、既に同じようなのが導入されているらしいしね。

これからは多くの国でも、この手のものが導入されていくんじゃないかな」

 

B「……しかしこのシステムで私が気になるのは、このバーチャル訓練の舞台となる仮想空間ってのに、一体どんな種類の戦場があるかってことですね」

 

A「う〜ん、やっぱ平原とか山岳地帯とか?

あと市街戦なんてのもあるんじゃないかな」

 

B「きっと、特殊な設定の訓練も出来るんじゃないでしょうかね?」

 

A「えっ? 例えば?」

 

B「例えば『あなた達は戦国時代にタイムスリップしてしまいました。

武田騎馬軍をせん滅してください!』とか」

 

A「って、それ戦国自衛隊じゃねーかよ! そんなのあるわけねーだろ!」

 

B「あと『あなた達は、ジャングルで光学迷彩服を着た宇宙人と遭遇しました。

無事に森から生還してください!』とか」

 

A「って、だからそれはプレデターだろ! そんなのは無いって!」

 

B「あと『あなたは突然、女子寮の管理人になってしまいました。

これからドタバタ・ラブコメディーが始まります!』とか」

 

A「って、それラブひなじゃん! 戦争ですらねーじゃん!」

 

B「いや〜、仮想世界となれば、やはりかわいい女の子がいないと」

 

A「そんなのはお前だけだっての!」

 

B「………しかしそれにしても、この訓練システムってのはすごいですねえ〜。

何せ20種66の装備で、150人が参加ですか〜」

 

A「ホント、すごい本格的だよな、それって」

 

B「しかし20種66の装備となれば、その中にはきっと後方部隊もあるんでしょうね」

 

A「えっ、そうか〜? 戦闘しない後方部隊の訓練をバーチャルでやってもしょうがないだろ〜」

 

B「何を言ってるのですかっ! 国際紛争の解決に日本の自衛隊が貢献するという場合、現時点に置いては後方支援ぐらいしか出来ないのですよ。むしろ後方部隊の訓練こそ積極的に行うべきですよ!」

 

A「う〜ん、確かになあ……。最近のアメリカテロ関係でも、日本は後方支援役なわけだし……」

 

B「……と、言うわけで、自衛隊は後方部隊の訓練もこのバーチャル訓練で行う必要があるということです」

 

A「……でもさー。バーチャル訓練での後方部隊ってのは、一体何をやらされるわけ?」

 

B「そりゃもちろん、食事を作ったりとか」

 

A「バーチャル訓練で料理かよっ!?」

 

B「画面に表示されるレシピの通りの文章をキーボードで入力していかなければならないのですよ。そして、入力ミスをすると料理がマズくなります」

 

A「それただのタイピングゲームじゃねーか!」

 

B「しかも料理中突然『食料をネズミが狙っています!』とかメッセージが出て、

ネズミ退治のミニゲームが始まったりしてね」

 

A「バーチャル訓練にミニゲームなんてあるわけねーだろっ!」

 

B「これが前線兵士のミニゲームとなると、もっとすごいんだろうね。

『逃亡っ!兵士をっ!撃ち殺せっ!』みたいな」

 

A「だからミニゲームなんて無いのっ!

しかもなんで、『ビシバシチャンプ』みたいなタイトルまで付いてんだよ!」

 

B「20種66のミニゲーム。

コナミの『サラリーマンチャンプ』に対抗して『自衛隊チャンプ』ですか。

これはもうゲーセンで大ヒット間違いなしですね」

 

A「もう、いい加減にしろっ!」

 

 

 

 

 

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