過去の日記

 

 

 

 

 

10月 1日

 

前回の日記は「斧少女事件」の影響で、「オブリビオン日記」が放送休止となってしまったわけですけど、今回はちゃんとやりますよ〜。

というわけで、「オブリビオン日記」の第2回です。

 

 

 

 

 

第2話 「ユーガル・ベレッテは死んだ」

 

 

メインミッションをちょこっと進めつつ、最初に訪れた帝都から「コロールの街」へと移動した頃の話である。

町に入ってとりあえず、町の中を一回りしてみることにしたわけだ。

ふむふむ。これはなかなかいい町ッスねえ……。

 

そう、俺が最初に入った帝都はさあ……、

とにかく街が大きすぎて、人が多すぎて、家がたくさんありすぎて。

どこにどんなお店があるのかも全く分からなくなっちゃって、結局何もやらずに出てきちゃいましたからね。

 

それに比べるとこのコロールって街は、こぢんまりとしていて、いかにもRPGの町って感じ。

うん、これはなかなか居心地のいい町なんじゃないかな。

そう言えばこのゲームでは、お金を払って家を買うという要素があるらしいけど、こんなところに家とか買えたらいいんだろうなあ……。

最近所有アイテムもいっぱいになってきてるし、アイテムを保管できる場所があればいいんだけどねえ。

でもまあ、家なんてかなり高いはずだから、仮に売っていたとしても今はまだ買えるはずないんだけどね。

 

 

とか、そんなことを考えつつ街をうろうろしているとですねえ……、

なんと街の道ばたで衛兵と町の人らしき人たちが戦闘していたのである!

 

「うおお、なんじゃそりゃ〜!」

 

原因はわからない。

だがとにかく町の人と衛兵の戦闘は、総勢8人にもおよぶような規模で展開されており、衛兵の剣が振り下ろされ、弓が飛び交う大乱戦。

戦いが開始されてすぐに、町の人側にも衛兵側にも死者が出るというくらいの大バトルだったのだ。

 

そして数刻の後、この戦いは衛兵側の勝利ということで終了した。

戦っていた町の人が全員死んだと見るや、何ごともなかったように立ち去る衛兵たち

ひょえ〜〜、とんでもない街だなあ、オイ。

 

そしてさっきまで、戦場となっていた街の一角に目をやると、殺された町の人や衛兵たちの死体と、装備品が地面に散乱していた。

装備品が地面に散乱していた

 

 

よし! 盗もう!(オイ)

 

 

「死体を見たら金だと思え」

これがこの世界の鉄則なのさ〜。

とばかりに、装備品を拾い、身につけていた服まではぎ取って、自分で使えそうなのは装備し、それ以外は全て道具屋に売り払って、よ〜し、これで一気に装備と財政が潤ったぜー。

 

 

……って、こんなことをやっていると「なんてヒドイを!」とか思う人がいるかもしれないけれど、いやいや大丈夫、大丈夫。

 

死体から盗むのはドロボウにならないからね!

そう、このゲームで普通に人からアイテムをとろうとすると、「盗む」というコマンドになって衛兵に捕まっちゃうけども、これが死体からなら「盗む」ではなく「取る」というコマンドになって、全然犯罪行為にはならなかったりしますからね。

つまり誰の所有物でもない、落ちてるものをただ拾っただけという扱いになりますからね。

つまりは、死体から取っても全然大丈夫ということなんですよ〜。

 

 

……って、えっ? そういう問題じゃないって?

 

 

まあそんなわけでして、かなりの時間をかけながらも死体からアイテムを全て取り終えて一息ついたわけなんですけど、ここでね。

そう、ここで「そう言えば、死んだのはどんな人たちなのかな?」と思って、死体にカーソルを合わせて、その名前をチェックしてみたわけだ。

 

「『オティアス・ローラン』に、『ピナール』に、それに『ユーガル・ベレッテ』か……」

 

そしてそれを確認し終えたら、今度は街の地図を表示してみた。

 

「え〜っと…、『オティアス・ローラン』は無し。『ピナール』は無し。

で、『ユーガル・ベレッテ』は……、

 

 

『ユーガル・ベレッテの家』。あった!!

 

 

……これを見つけたときの高揚感をなんと表現すればいいだろうか。

 

え〜っと、待て、待て。落ち着いて冷静に考えるんだ。

そう、今の状況をおさらいすると、地図によるとこの街には『ユーガル・ベレッテの家』があるらしい。

そしてその家の持ち主であるユーガル・ベレッテは死んだ。

そう! ユーガル・ベレッテは死んだんだ!

 

 

すなわち、彼の家は俺のもの!!

 

 

うひょ〜、そうだぜ!間違いないんだぜ!

だって、家の持ち主が不幸にも死んじまったんだもんなあ。

じゃあ、俺がもらっちまっても全然問題ないってことじゃんよ〜。

 

というわけで、地図を頼りにその『ユーガル・ベレッテの家』の家の前に立った。

入り口には鍵がかかっていたが、そんなものはピッキングのスキルでこじ開けて、家へと侵入。

いや、入居

 

やった!やったぜ!

これでこの家は俺のもの!!

ヤッホゥ!ついにねんがんの家をゲットだぜ〜〜。

 

 

 

 

……と、これが俺がこのコロールの街で家を手に入れたときのエピソードなんだけど、

いや〜、この時は嬉しかったねえ。

 

だって俺は、悪いことは何もしてないんですからね。

そう、前回の馬ドロボウの失敗でこりた俺は、今回何も悪いことはしなかったんですからね。

それなのに自らの手を全く汚すことなくタダで家をゲットですよ〜。

 

 

……って、ピッキングで鍵をこじ開けたことはとりあえずおいておくとして。

 

 

 

……で、その後その家の中を調べていると、その家の地下室には錬金術の部屋があったりして、もしかしたらこのユーガル・ベレッテというヤツは、それなりに重要なキャラだったのかもしれない。

 

しかしそれも今となっては分からない。

何故なら、ユーガル・ベレッテは死んだのだから。

それこそが俺がプレイしたこの世界の、ただ一つの結論なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月 6日

 

まったくどうでもいい上にくだらない話でもうしわけないんだけども、

そういえば先日、ゲーム雑誌の「電撃プレイステーション」見てたらですね。

 

人気作家の対談みたいな記事があって、そこで「ひぐらしのなく頃に」の作者「竜騎士07」と、「撲殺天使ドクロちゃん」の作者「おかゆまさき」の対談みたいなことをやってたんですよ。

で、その対談の内容というのが「二人で新しい萌えヒロインを作ってみよう」みたいなね、まあそんな内容の軽いジョーク的な対談だったんだけどさー。

 

で、そこで話の流れが「人間ではないものの擬人化、萌えキャラ化というのはもっといろいろ出来るものがあるのではないか?」みたいな話になったんだけど、そこでね。

 

 

そう、そこで「おかゆまさき」がさー、

チンコはまだ誰も萌えキャラ化してませんよね」とか言うわけですよ。

 

で、当然「竜騎士07」の方は面食らって「えっ?」とか驚いて言うんだけど、

おかゆの方はいたって真顔らしくてさー。

 

 

竜騎士「それは……、うかつに頭もなでられませんね

 

おかゆ「敏感ですから。『うわ〜〜』ってなっちゃう

 

 

とか話してるわけですよ。

もう、お前らバカだろ!

 

 

つーか、おかゆの発想のフリーダムぶりには恐れ入るわ。

ホント、その発想はなかったもん。

やっぱギャグ小説書いてる人間の発想は違うわ。感心した。

 

 

 

 

……って、さんざん話を進めてきたが、

実はその雑誌の対談記事では「チンコ」の部分は伏字で「●●●」ってなってたんだが、

これはチンコで確定なんだよな!なっ。

 

 

うわ〜、これで俺一人がチンコだと勘違いしてるんだったら、めっちゃ恥ずかしいわ〜。

でもあの伏字の中身はチンコが一番面白いと思うので、

俺の中ではチンコが正解ってことで。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月 12日

 

さあ、今回もまいりましょうか「オブリビオン日記」

今のところこのシリーズは全5話でひとまず完結とする予定なので、もう少々おつきあい下さい。

 

 

 

 

 

第3話 「ギルドでのお仕事」

 

 

さて、今回のオブリビオン日記であるが、実は最近ゲーム内でギルドというものに入ってみたのだ。

 

そう、このゲームには、「戦士ギルド」や「魔術師ギルド」などの複数のギルドが存在し、プレイヤーはそれに自由に入ることが出来る。そしてそのギルドでの数々の依頼をこなすことにより、お金が手に入ったり組織内での地位が上がったりと、そういうメリットがあるわけなのである。

そんなわけで今日は、戦士ギルドに入った俺のギルドでの働きぶりでも紹介してみようかと思う。

 

 

……つーわけなんだけども、さて。

では、このゲームでギルドに入ったときにまず最初にするべき事とは、一体何であろうか?

 

 

それはもちろんなあ……、

ギルドの建物内にある金目のものを全て道具屋に売り払うことだーっ!(きっぱり)

 

 

そう、実はこのゲームではギルドに所属すると、そのギルドの建物内にあるアイテムをほとんど全て自由に使うことが出来るようになるのだ。

 

武器なら装備できるし、食べ物なら食べることも出来る。

そしてもちろん金目のものを道具屋に売っちまうことだって、全然全くOKオッケー。

何ら犯罪となることなく合法的に売却できてしまうのだ。

うひょ〜、こりゃ絶対売るに決まってるよなあ。

 

というわけで、ギルドの建物内のテーブルや宝箱を調べまくって、金目のものを探す俺。

ヒャッホゥ、「銀のコップ」に「銀の壺」、それに「銀の皿」だってあるぜー!

……、って思ったら「木の皿」じゃねーかよ!あー、こんな売値が0円のものなんていらねえよ!捨て捨て!

 

……と、こんな感じで建物中を調べまくって、すべて道具屋に売却ですよ。

いや〜、これで財政が潤ったー。ホント、ギルドっていいところだよな〜。

 

 

 

……とまあ、そんな感じで一通り売却を終えたのであるが、実はそんなギルドの建物内に、ひときわ俺の目を引くアイテムがまだ存在していたのだ。

 

そう、それこそが「鍵のかかったガラスのショーケースの中に置かれた剣」なのである。

 

 

ごくり。

と、俺はつばを飲み込みのどを鳴らす。

 

そう、あれからはただものではないオーラを感じる。

何せ、この戦士ギルドであれほど丁寧に飾られている剣だ。そこらへんに無造作に置いてある剣とは格が違うものであろう。

しかもそれを飾るガラスのショーケースに掛けられている鍵には、開錠がかなり難しいものが使用されている。これほど厳重な体制で管理してあるからには、かなりの業物(わざもの)が期待できる。少なくとも俺が使用している普通のロングソードから比べれば、大幅なランクアップが期待できるだろう……。

 

 

 

よし、盗むぜ!

 

 

 

……いや、「盗む」という言い方は正しくないな。

 

言うなれば「戦士ギルドの所属員として、使用させてもらう」といったところだろうか。

実際それはギルド員が取ろうとしても「盗む」扱いになるアイテムではないらしい。

あくまで「鍵がかかっているだけ」という話。

つまり「鍵さえ開けられれば自由に使用してよい」ということなのだー。

 

……って、そーゆーことなんだよっ!わかれっ!

 

 

 

……というわけで、俺の「鍵開け」チャレンジが始まった。

 

このゲームには「鍵開け」のスキルがあるのだが、ゲームを開始して間もない俺のマイキャラクターは決してそのスキルが高いわけではない。

しかしこのゲームの「鍵開け」は、ちょっとしたタイミングアクションみたいなミニゲーム形式となっており、キャラクターのスキルよりもプレイヤーの技術がその成否に大きく影響してくるのである。

つまりは「鍵開け」スキルの低い俺のキャラでも、プレイヤーの技術さえあれば、この困難な鍵を開けるのは十分可能なことなのである。

 

 

しかし、なかなかそうは問屋が卸さない。

俺の鍵開けチャレンジは失敗に次ぐ失敗だった。

 

しかも一回鍵開けに失敗するたびに鍵開けツールは1個壊れてしまうため、その時手持ちであった30個ほどを使って連続でチャレンジし、もしも全て失敗して壊してしまったらロードして最初からやり直しという作業を何度も何度も繰り返すこととなったのだ。

 

もう、開かない。ホントに開かない。

でも何度も繰り返すうちに、俺にもちょっとずつコツが見えてきた。

これならいける。絶対いける。

つーか、ここであきらめたら今までの苦労が水の泡になっちまうぜー!

 

 

 

そして何度目か分からなくなったころのチャレンジで、

ついに鍵開け成功!!

 

 

 

やったー! やったぜー!

これで戦士ギルドのスペシャル武器ゲットだぜー!

長かった。長い戦いだった。だが俺はこの戦いに勝利したのだ!

そう、俺は見事スペシャルな武器をゲットしたのだ!

ゲットしたんだーーっ!

 

 

 

……その後俺は、はやる気持ちを抑えながら、今回入手したブツを調べるために我が家(と言っても『ユーガル・ベレッテの家』だが)へと戻った。

その場ですぐに調べなかったのは、お楽しみは最後まで取っておきたい俺の性分なのかもしれない。

 

そして家に帰り、ただ一人の部屋でアイテムをチェックする。

果たして戦士ギルドのスペシャル武器は、どれほどの性能があるんだろうな。

ようし、さっそくチェックチェック……。

 

 

 

 

 

碧水晶のロングソード レプリカ  攻撃力:0  売値:0

 

 

 

 

 

レ、レプリカだとーーーーっ!!

 

 

 

 

(ショックのあまり放心中)

 

 

 

 

おい、何だよ……。ふざけんなよ……。

レプリカ…、レプリカって……。

「攻撃力:0」って……、「売値:0」って……。

 

あれのために俺は、どれだけ苦労したと思ってるんだーーーっ!

 

 

 

ちなみにその戦士ギルドにはそれと同じようにガラスのショーケースに飾られた武器があと二つあったのだが、それも鍵を開けて二つとも調べてみたところ、

 

エルフのロングソード レプリカ  攻撃力:0  売値:0

ドワーフの片手斧 レプリカ  攻撃力:0  売値:0

 

ということで、同じく価値のないレプリカだということが判明しました。

くそー、まさかこんな仕打ちが待ちかまえているなんて思いもしなかったぜ……。

 

 

 

 

……で、その後。

 

の3つのレプリカをどうしたかというと、結局タンスの中に大事にしまっていたりする。

せっかくあれだけ苦労したのだから、捨てることも返すことも出来なかったのだ。

 

 

……つーかさー、これ実際に装備してみるとメチャメチャかっこいいのよね。

特に「碧水晶のロングソード」なんて、刀身が緑色の水晶みたいに輝いていてメチャメチャかっこいいわけよー。

 

でも、一回でも使うと壊れるんだけどね。

クソッ、ホントにひどいガラクタだぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

10月 23日

 

ちょっとばかり日が開いてしまいましたが、今回もやりますよ、「オブリビオン日記」

もうそろそろ飽きられてるころだと思うので、さっさと終わらせないと。

 

 

 

 

 

第4話 「今日はクエストをプレイしました」

 

 

このオブリビオン日記も今日で4回目となったのだけど、賢明な読者の皆さんは既にお気づきのことと思うが、今日までのこのプレイ日記では、一度としてまともにクエストというのをプレイしていなかったりする

そう、毎回なにかを盗んだとかそんな話ばかりではないか。

 

で、念のために言っておくが、このゲームはそんなゲームじゃないんだ!

そう、このゲームの本来の姿は、町の人とかギルドの人とかからいろんな依頼を受けて、それを遂行していくことこそが本来の姿なのであーる!

 

 

……というわけで、今回はクエストの話。

そう、俺が魔術師ギルドから受けた、とあるクエストに挑戦した話をしてみることにしようと思ったのさ。

それじゃあ早速いってみよー。

 

 

……と言っても、今回のクエストの話をきちんと書くのも面倒なので、大まかな流れだけを簡潔に書いてみることにするよ。

そう、そのとき魔術師ギルドで受けたクエストをプレイした俺は、大体こんな展開になったんですよね……。

 

 

 

 

1: 魔術師ギルドから、町にいるあやしい女魔術師の調査を依頼される。彼女の目的を探って欲しいということらしい。

なんでもこのクエストをクリアすれば、魔法大学へ入るための推薦状を書いてもらえるということだ。よし、がんばろう。

 

 

 

 

2: そのあやしい女魔術師に会って話をする。なんでも、とある山にある魔法書が欲しいということらしい。女魔術師からその魔法書を持ってきてくれるように依頼される。

 

 

 

 

3: 魔術師ギルドにそのことを報告する。するとギルドから、その女魔術師は危険なのでその魔法書を入手したらギルドの方に持ってくるように依頼される。

 

 

 

 

4: とある山へ行き、魔法書を見事ゲット!

 

 

 

 

5: その魔法書を魔術師ギルドに渡す。これでギルドクエスト完了!

魔法大学へ入るための推薦状を書いてもらえる約束をしてくれた。やったぜ!!

 

 

 

 

 

 

6: 魔術師ギルドから、その魔法書を盗む

 

 

 

 

7: あやしい女魔術師に魔法書を渡す。これでクエスト完了!

女魔術師から報酬をもらった。やったぜ!!

 

 

 

 

8: 女魔術師から魔法書を盗む。 ← 今ここ!

 

 

 

 

 

……とまあ、こんな感じなんだけどねー。

 

 

と、こう言うと「ヒデェじゃねえか!」とか思う人がいるかもしれないけどさー。

イヤでもね、まあ言うならばさー……、

俺はどっちの依頼も大切だったんだよ!

 

そう! 俺はどっちの期待も裏切れなかった!

そう、そうさ。そういうことなんだよ。

 

 

そう、もうアニメの「スクール デイズ」に例えて言うならさー、

「西園寺 世界(さいおんじ せかい)」も「桂 言葉(かつら ことのは)」も、どっちも大切だったみたいな。

そう、どっちの気持ちも裏切ることが出来なかった!

 

だから「世界」から好意的にせまられれば、そっちにフラフラ〜。

さらに「言葉」から好意的にせまられれば、そっちにフラフラ〜。

 

みたいなね。ねっ。

だから俺は悪くないんだっての!!

 

 

 

……って、こういうことやってるから刺されますか。そうですか。

 

 

 

 

……で、実はその後なんだけど、

その悪行の報いかどうかは分からないのだが、いまだにギルドから魔法大学へ入るための推薦状を書いてもらえてなかったりするのだ。

う〜ん、やっぱ盗み出したのはマズかったのかなあ(マズイだろ)。

 

あ、ちなみに最後に俺が女魔術師から魔法書を盗み出したのは、あとでこっそり魔術師ギルドに本を返しておくためだったりしたんだけど、結局本を返すことも出来ず、そのまま自分で持っていたりする。

 

つまりやっぱり「俺がヒデェ」ってことですかね。

そうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月 31日

 

先週はちょっと仕事の出張で、3日間ぐらい長野方面に泊まりがけで出かけてきました。

もう、車での移動時間が長くて疲れましたねー。

 

 

つーわけで、その出張では高速道路での移動途中に、何度かサービスエリアへ休憩に止まったんですけどもね。

まあそのときにプラプラとみやげ物屋を歩いてながめてみたわけなんですよ。

 

で、思ったんだけどさー……、

長野近辺にあるおみやげ物屋の「武田信玄」信仰は異常、な。

 

そう、もうね。

あの辺のおみやげ物屋ときたらさー、

パッケージに「武田信玄」を書いておけば、何をおみやげにしてもいいって思っていますからね。

 

「もう、それ武田信玄関係ねーだろ!」みたいなものであったとしても、パッケージに「信玄○○」みたいに書いておけば、あの地方のおみやげ物として成立してしまいますから。

もう、いくらなんでもやりすぎだろ!とか思ってしまいますよ。

 

 

……って、そりゃあね。

 

そりゃおみやげ物として、かの有名な「信玄餅」とかならね、

まあ納得できるわけですけども、でも「信玄○○」みたいな名称を付けて、

中にチョコと生クリームが入った大福みたいなのが売られてるのを見ると、

「信玄はそんなの食ってないからねっ!」とか思ってしまうわけじゃないですか!

って、いやそれ美味しそうだけれどもさあ。

 

他にも「武田物語」とか、ご大層な名前を付けられたおみやげがあって、

「一体どんなものなんだろう?」とか思ってよく見てみたら、

薄いウエハースに生クリームを挟んだお菓子とかだったりして、

「メチャメチャそれ武田信玄関係ねーじゃん!」とか思ってしまうわけですよ。

 

 

 

それに、さらに言わせてもらえばさー……、

あの地方のおみやげ物ときたら、まず最初に武田信玄をパッケージに出しておいて、

そして二言目には「風林火山」。これな。

 

もうメチャメチャ卑怯だよな、その「風林火山」って言葉。

だってあれ付けるだけで、もうなんか武田信玄っぽくなっちゃいますからね。

 

なんせこの言葉は、武田信玄の専売特許ですから。

そう、この言葉を使うのは、武田信玄以外あり得ないという独占状態。

 

例えば俺が戦国時代にタイムスリップしたとして、そこにもし「疾(はや)きこと風の如く……」とか言ってる戦国武将がいるとすれば、そいつは間違いなく武田信玄だと断定できるぐらいの決めゼリフですからね。

 

 

そんなもんだから、武田信玄の名前と「風林火山」の決めゼリフを組み合わせれば、どんなものでもあそこの特産品になっちゃうわけじゃん。

もう卑怯だよな、これってさー。

 

 

 

……つーわけで、俺はおみやげ物屋を見てそんなことを考えてしまったのだけど、

これはそれだけ武田信玄が偉大と言うべきか?

それとも武田信玄以外ウリが無いのを不甲斐ないと言うべきか?

 

まあどっちもってことですか。