(ただし最新版アップはML発送後少々遅れてとなります)
☆臨時ニュース☆
演習中の第十二艦隊の発表によりますと、ゼボイム星系にて「コムル熱」が発生、本日隔離封鎖されました。これにより同星系は危険地域に指定され、全ての船舶の航行と物資の流通が制限されます。尚、当該星系を訪れた船舶は最寄りの検疫施設へ出頭する義務が発生します。ただし「コムル熱」の性質上、現在無事な船は感染の危険は無いと思われます。くれぐれも慌てずに行動して下さい。当該星系は封鎖され他星系への被害拡大の危険はほぼ未然に防がれたと言えます。落ち着いて続報をお待ち下さい。
☆惑星ゼボイム☆
マーク候より市民への臨時のスピーチが入ります。全てのチャンネルで受信可能です。
「ゼボイム市民の皆さん。わたくしマーク・アランは、コムル熱騒ぎが全てデタラメであり、ウッド大将と大貴族達の策謀であると告発いたします。惑星ならびに星系全土にわたって、コムル熱が発生した事実はありませんし、船舶も同様です。…ただし疫病の危険はありませんが暴虐な軍事力の魔の手が我々の上に迫っています。我がゼボイム星系の艦隊はただちに、この悪魔の軍勢と戦う為に出港の準備を完了しております。市民の皆さん、艦隊が時間を稼いでいる間に脱出出来る手段をお持ちの方は急ぎ星系を離れて下さい。そして外の世界へこの暴挙を伝えて下さい。ただし星系は包囲されています、幸運を祈ります。残られる大多数の皆さん、おちついて各地のシェルターへ避難して下さい。食料、医薬品など物資の備蓄は十分にあります。尚、わたくしは戦う為に8時間以内に地表を離れますが、その後は各都市の指導者の判断により敵への降伏を認めます。ゼボイムに幸運あれ。」
悪虐なる帝国軍の足音は刻一刻と迫っていた。
☆義勇艦隊☆
「頭、本当に帝国軍とやるんですかい?」
「契約なんざ構わないが、テメエらの馴染みや愛人も見てんだぜ、一つ覚悟を決めろや。」
マーク候の艦隊はマクホッハ司令官の指揮で奮戦していた。前衛部隊は軽く蹴散らし本陣へと切り込んでいった。白狼の海賊船団は遊撃部隊として手薄な下翼方面から攻め込むつもりであった。
「蚊トンボ共です!」
戦闘機隊を向かわせていたのはアリ少将の艦隊であったが、白狼指揮下の海賊艦隊の敵では無かった。しかし防戦に徹した彼らはなかなかにしぶとかった。
「まずいな、マクホッハの奴がもつまい…。」
白狼の予測は的中していた、マクホッハはかなりの出血を強いていたが旗艦も大破し艦隊は全滅しつつあった。
「敵主力、こちらに向かってきます!」
「仕方ねい、逃げるぞ!」
海賊達は損害を受けつつも、敵にも多大なダメージを与えつつ後退していった。それは、臨時旗艦ウェイルを除きウッド大将直截指揮の艦が全て損害を被った程、凄じいものであった。この会戦で帝国軍は巡洋艦2隻に駆逐艦3隻を失い、戦艦1隻を大破、損害艦は戦艦1隻と空母3隻に巡洋艦8隻と駆逐艦以下多数を消耗していた。しかし、戦そのものは帝国軍の勝利であった。つまりは幾らでも補充があるのだから。だが失われた命も多い、彼らは全て戦死では無く「コムル熱」による公死扱いになる運命であったのだが…。
お待たせしました。PLの皆様には次回はまず投票をしていただきます。
「惑星ゼボイムに細菌兵器を使うか否か?」
娘を失った(と思い込んでいる)ウッド提督はややYESかなとGMは判断していますが悪魔の帝国軍となるかどうかの選択はPLの皆様の手にゆだねたいと思います。
それからマーク候は戦死していません。前線に出る事はマクホッハに止められてしまいました。その後8割以上の確率でゼボイム要塞に立て籠っていますが、惑星ゼボイムに潜伏している可能性も残っています。次回は「要塞」か「惑星」か侵攻方向を決め、その上で惑星なら攻撃目標を「城館」「宇宙港」「軍事施設」「政府庁舎」「艦隊戦に徹する」等から選択、要塞なら侵入ルートを「正面」「裏口」「廃熱ダクト等その他」「侵入口を造る」「艦隊戦に徹する」から選んで下さい。ただし、「艦隊戦に徹する」以外の全てに於て対地戦力を必要とします。尚、海賊の残存艦もいますし、マクホッハもまだ生きています。要塞にはそれなりの防御力があります。
☆艦隊探訪☆
各艦種別による乗員定員は、おおむね戦艦が千名程度(内海兵一個中隊二百名)巡洋艦が三百名強で駆逐艦は百名程度である。(空母は戦闘機隊が有人か無人機かを決めかねていますので不明ですがそれを除いても四、五百名はいます。)揚陸艦は海兵一個大隊千名を乗せ運行には百名強。補給艦も百名程度います。
☆ステージ1☆
逃げていく敵艦の軌道からゼボイム要塞の位置は判明した。公式データに無い不正規な存在で規模も小さいものではあったが、小惑星(平均径百数十Km)を改造したものであり大きさだけは威容を誇っている。ありていに言って、艦艇の攻撃だけで完全破壊を目指すなら一月以上の時間と労力とエネルギーを必要とするだろう、完全な浪費であり陸戦要員の投入による決着が妥当な作戦であった。
「フランシス・スプレンダ中将(F派)はまだか?」
ウッド大将の乗艦戦艦「ウェイル」の提督指令室内に参謀達のいら立ちの声が聞こえる。敵将はゼボイム防衛艦隊臨時司令官白狼提督、何の事はない義勇艦隊を名乗っていた海賊達の頭白狼である…が、その手腕はマーク候軍の責任者マクホッハより遥かに厄介で友軍艦隊は簡単にあしらわれていた。全体では戦艦8隻を数える大戦力であったのにである…。
こちらの攻撃は要塞そのものを防御に用い戦闘機隊やモニター艦(旧式戦艦の主砲を乗せた安価な防衛艦)を巧みに使った防御戦術により無力化され、特に先陣を切って揚陸艦を突入させた幾つかの艦隊では逆に深刻なダメージを受けていたのだった。完全な作戦ミスといえた。
「敵、モニター艦撃破!スプレンダ中将です!」
一瞬にして戦況は逆転した。
「よし、浮き足立った敵を一気に叩くぞ!」
戦好きのおばさん貴族として名を馳せるスプレンダ中将の来援はバランスを崩すには十分であった。こうなれば数で圧倒するこちらの勝利である。そして、最後のモニター艦と旧海賊船の駆逐艦1隻が撃破された瞬間に信号が届いた…降伏信号であった。
正式なゼボイム防衛軍の制服を着た海賊達は捕虜として扱われる事となる。
☆ステージ2☆
「下がれ!撤退だ!」
「聞こえないのか!逃げろ!」
バトルアーマーに身を包んだモンド軍曹は撤退を指揮していた。上官は既に殺されてしまった…俺のカンを信じてくれれば、俺がこんな苦労を背負わずに済んだだろうに!
壊走ともいえる状況は化け物との遭遇に始まった。
その時、侯爵の正装に身を包んだマーク候は広いホールのて海兵隊を待ち構えていた。たった一人もはや観念したのかと見えたのだが…全ては罠であった。笑いながら手を振りかざす侯爵の手前でエネルギー兵器も実態弾も止められ無力化される。
「コムル熱が流行っているのだったな。」
と、マーク候が語ると兵士がうめきながら次々に倒れた…バトルアーマーや宇宙服越しに?!
そしてずっと侯爵の体は間違いなく空間に浮いていた…数が30人程に増えて!
…魔法使い!馬鹿な!
恐慌が兵士を支配し無秩序な武器の乱射による同士討ちが発生するに到り主導権は完全に失われていた。
「ナノマシンだ!」
ヘッドフォン越しに聞こえた誰かの叫びは、事の真相をついていたが、まさかホールそのものや通路が大量のナノマシンで構成されている事により、探知機そのものが警報を出す前に無力化される事態を起こり得るとは海兵隊の誰しも予想は出来なかった…バトルアーマーでさえ気体や濃霧クラスの防御が限界な筈である。
「後退!」
一瞬に数百の兵士が倒される事態に名誉ある筈の帝国海兵隊が逃げ出したのであった。
撤退戦の中、モンド軍曹は信じられないものに遭遇していた。
「あんたが出てきちゃマズイだろ。」
本能的な恐怖が身を包む。バトルアーマーを着用してさえ勝てる自信が無い。伝説の生体戦闘マシン…忍者。それは皇帝直属の死神達であった。
「我とて宇宙を渡る術はない。あとは任せてもらおう、無事に運んでくれた事には感謝する。」
忍者は目の前から消えていた…くっ!動態視力が追いつけない…剣の達人と呼ばれるモンド軍曹の自尊心は傷つけられた。
体は着た道へと引き返していた…。
幸いさほど戻らずに済んだ、マーク候が逃げる獲物を追い立てて移動してきていたからであった。
「ほう、忍者かよ。」
マーク候は己のナノマシン攻撃を高速移動の風圧でかわした敵に喜びとも驚きともつかぬ反応を示した…なるほど侯爵の脇に先程の自分のコピーではなく八本足の化け物が生み出されている…。
だが忍者は躊躇しなかた…抜刀し振り抜いた太刀の剣先は音速を越えた!
ソニックブレード
…侯爵の振りかざした手は血に染まっていた…エネルギー兵器や実態弾は防げたが分子結合の弱いナノマシンは気体と同じ様に衝撃波を伝えてしまっていたのだった…。
「カッコつけずに要塞から空気を抜いていたらよかったのにな。」
コントロールを失ったナノマシンの化け物は崩れ始めていたし、もはや死人である侯爵に言っている訳ではなかった、忍者はモンドの存在に気付いているらしく外部集音マイクに拾える様に話しかけてきたのだった。
「そこに少将が転がっている、気を失ってはいるが死んではいない様だ。彼の手柄という事で処理してくれ。」
「なぜ俺が。」
不満という訳ではない反抗してみたかったのだ。
「モンド君、君が副業をしている事は知っている。秘密口座に仕事料は振り込んでおこう。何なら君の手柄にしてもよい、が目立てば副業は廃業なのだろう?名誉と金で君なら後者だと聞いていたのだが…。」
既に忍者は消えていた。
一番前線の現場で指揮をしていたリシャール・グレンナーディア少将がいつのまにかマーク候抹殺任務の功労者となったのは、こういう事情であった。
マーク候の死体は厳密な遺伝子検査の結果本人と確認され、侯爵の死によりマクホッハと僅かとなっていた要塞警備の一個連隊の残存兵も降伏した。だがこの戦闘で要塞内で死亡した海兵隊員は2500名を越えていた。
☆ステージ惑星ゼボイム☆
デンシュウ・ミューア少将(G派)が辣腕をふるっていた。
8000万住民の洗脳、言ってしまえばそれが占領軍の任務であった。住民の隔離、検査、教育によりコムル熱が発生したのだとすり込んでゆく。はたして十年程度で終わる仕事なのか?ともかく第12艦隊はしばらく帝都に帰れないかもしれない、官僚ならば仕事を確保したというところだが、なんと非生産的な現実であろうか…。
NPCばかり…バランスが悪かったなあ…PC11名から減ったのを考えてませんでした…最終アクション頂けたのは7名で要塞に行ったのは5名だし。そもそも第1ターンのヴィ・ヒーラー事件でGMの予測は狂っていたからなあ…勉強になりました。
それでは『NOON』後編で!
☆艦隊探訪☆
遺伝子操作、肉体改造等の進歩は究極の生体兵器「忍者」を生み出してしまった。帝国は銀河統一にあたり彼らを間違いなく用いていた筈であるが、現在は封印され伝説の存在となってしまっている。もっとも艦隊にとってはほとんど意味をなさないものである宇宙空間での戦いに於ては一個人の戦闘力などほとんど意味のないものであるから。
「陛下、ゼボイム星系が陥落、マーク候が亡くなられたとの報告が入りました。」
恒星間テレパシスト中継による超光速通信は、かつて帝国が滅ぼした国家の研究によるもので皇帝の他はわずかしか知らぬ極秘技術である。オペレーターと呼ばれる超一級のテレパシスト養成が困難であり、実用性の無い研究の域を出ない代物であったが、失われた技という訳では無かったようである。
「御苦労。」
目を閉じたままオペレーターにそう告げた皇帝カール四世は、手で下がれと合図をすると気配が去ってゆくまで静かに深く腰かけたままであった。
おもむろに皇帝はコンソールを操作する。
「ノド、Dr.ノド。」
モニターに白髪の、だが目の鋭い白衣の男が現れる。
「おや、陛下。成功です。まもなく…立ち会われます?」
「すぐに行こう。」
皇帝は立ち上がると出現した隠し通路へと歩を進めていった。
壁自体が発光している通路を抜け、実験室然とした部屋へと歩を進めると、寝台に取りついているノド博士の姿が見てとれた。
「ドクター?」
振り向いたノドは再び寝台の男を一瞥すると力強くうなずいてみせた。
十年眠っていた男は、ゆっくりと上体を起き上がらせ、両の瞳がこちらをとらえた。
…目頭が熱くなってくる…。
「カール?」
その呼びかけに身は数メートルの距離は一気につめた。懐かしき大切な家族の手を取ると皇帝としての生活以前の思い出があふれてきた。
「マーク叔父さん…いえマーク候は亡くなったのですから…言わせて下さい…父上。」
「皇帝陛下ともあろう身が取り乱すものではないよ、姉上は何時も毅然としていた。」 やさしくそう言う父は母の思い出をしばし追っている様であったが、父をも失う危険な試みをいくら本人の希望とはいえやらねばならなかた辛さが喜びに変化している今、亡き母も黙認してくれると改める気持ちは無かったし、父も咎めるつもりは無い様であった。
「…夢を見ていたよ。姉上は子供を頼みますと…まだ、こちらに来てはいけないと…私は確かに死んだのだし、初めから命を落としてもよいと思って始めた事だったのだが…。」
「父上!」
かつて宮廷一仲の良い実の兄弟の様だと評された二人…いや親子がそこにあった。
「愛し子よ、案ずるな。それよりも状況を聞かせてくれないか?」
Dr.ノドが割ってはいった。
「陛下、殿下。主治医として休憩を入れさせてもらいますよ。特殊精神感応能力者(ネクロマンサー)の協力により複製体(クローン)からの精神移行は成功したとは言え、多重人格と臨死体験が殿下の脳に多大な影響を与えとりますし、脳共鳴を避ける為10年休眠させていたこちらオリジナルの肉体をいきなり酷使する事はは賛成出来ない相談ですな。」
皇帝とその父親の会話を止める剛胆というか無神経というか、不敬罪極まりない無礼な行為で言葉もぶっきらぼうであったが、その言動は公の場以外黙認されているらしく、皇帝さえもが従った。だが皇父は引かなかった。
「ノド、君の腕は信頼しているよ。どのみち一度死んだ身だ。それに記憶の整合性をつけるなら新たな情報が一番だ。」
「本来の報告が届くのは何週間も先の事です。死んだ身ならば急ぐ事はありますまい。」
実際、計画し予想した程には歴史の時計の針は進まなかった、だが、若き皇帝が叔父をも抹殺したという事実は帝国の権力闘争ゲームにそれなりの波紋を投げかけていた。いずれ何処かで吹き出すに違いないのだ。
一番悪どいのはGM!というオチがつきましたがこれにてテストプレイのシナリオ1は終了です。ええと、予想以上に慎重なPLが多かったのと最初にヴィ少将が失敗した影響で動きませんでしたからね。ヴィ少将は一番よい線を突いていたので実に惜しかったです。本当はしてやったりのPCを尻目に実際は皇帝の手の平で踊っていただけというオチにしたかったのですが…。それにしても、ゼボイム封鎖を続けなくてはならない為(対象は細菌兵器を使用しなかった為8000万人と大規模であり)12艦隊は引き続き駐留を続けなくてはならないかもしれません。よってシナリオ2はまだ完全に未定です。
ともかくテストプレイに御協力頂きましてありがとうございました。色々勉強になりました。また、感想御意見等頂けましたら幸いに存じます。
第七艦隊司令官執務室
「…以上、第十二艦隊のゼボイム星系の作戦行動は現在、星系住民の大衆操作による欺瞞の完成を進めている模様です。」
「ウッドの奴め、愚かな事を…我等は力と恐怖を示さねばならぬというに!帝国からの独立などという狂気が生れる可能性はこれ全て封じなければならんのだ。」
「……。」
「OK、この件に関しては全て忘れる事。一切を抹消せよ。」
敬礼をして退室してゆく腹心情報士官の背を追いながら、レイン大将はかつて自分が関わったコルム星系での作戦を思い浮かべていた。
「…コムル熱か…。」
あれが自然災害であったかどうかなど知りたくも無かったが現在の地位がその結果である事は十分わきまえている。勿論、善悪など関係無い、任務なのだ。
第十二艦隊技術部実験室
マーク候が戦闘に用い、味方に多大な犠牲を強いた敵の兵器の分析は全力をもって行われていた…。
「帝国成立以前に研究された建築用ナノマシンとはな…。」
「建物が勝手にニョキニョキ成長して出来上がるって奴ですよね…でも、成功しなかったのでしょう?」
「コスト的にな…究極の情報機能建築だったが対コンピュータウイルス面が致命的だった…。」
「こいつの驚異的な自己複製能力が人にも牙をむくと…このうち何割かは、やられた海兵隊連中のなれの果てなのかも知れませんね…。」
第十二艦隊医療部集中治療室
「再生槽はフル稼働してるが身体パーツ製造は全然間に合わん!精神科の警告でナノマシンは使えぬでは、冷凍冬眠させとく以外のどんな手があるんだ?あれか、マシンボディにでも繋げるのか?」
惑星ゼボイム捕虜収容所
海賊白狼の一党はゼボイム星系正規兵として投降した為に、いきなり処刑される事も無く取り調べを受けつつも丁重に扱われていた。それは優秀な戦士に対する敬意でもあったが、自分たちの行為を納得し切れていない…正義の所在を疑いかけている将兵の心情の表れでもあった。また、どうせこの星から出て行くことは出来ないのだからという思いもあった。
☆艦隊探訪☆
噂伝説の類は船乗りには神話の時代からつきものであるが、巨大宇宙船を見た等という法螺話は今日でもよくある人気の都市伝説の類であろう。現実には比較物の無い宇宙空間に於ては目視した対象が大きくも小さくも見えるものであり錯覚による誤認であるとされている。
「惑星級の噂、知ってるか?」
「いや、新造艦か?惑星の名前をつけた戦艦とか?」
「俺の友達の友達が逢ったエンジニアから聞いたという話なんだが。そいつの乗ってた船がある寂れた星系で故障かなんかで船外活動を余儀なくされたらしい。結構時間のかかる作業だったらしく、時々は息抜きに遠く輝くその星系の太陽を眺めたりもしていたらしい。はじめ黄道面にそって恒星を横切る形に通過する彗星か小惑星を見つけたと思ったのだそうだ、だがそいつの速度から宇宙船であると分かったらしい、ずいぶん大きなそして反射率の良い船体をした船だと感心して見ていたんだな…そいつは、みとれていたんだ、そして見ちまった、くだんの宇宙船が彼方の恒星の裏側を高速で通過し、側の惑星を完全に覆い隠して突き進む姿を…。」
現在シナリオ2準備中