大誘拐
とある廃工場に連れてこられた二人。
ドツ:ふう、おとなしくしてるんだぞ。
あちゃ:ナワがきついよー。それとおなかすいたー。
ドツ:ガタガタいうな、もっと緊張しろ。よし、とりあえず電話番号を教えるんだ。
あちゃ:えっと・・・@@@−@@@@
ドツ:よしよし、おとなしく言うこと聞いてればいいんだ。
ピポパピピポパ・・トゥルルルル・・
相手:毎度〜!来来軒です!!
ドツ:ガチャ。
おい!ラーメン屋じゃねえか!
あちゃ:出前とるんじゃないの??
ドツ:とらねえよ!
ったくナメやがって。話にならん。そっちの利口そうな方に聞いてみろ!
あちゃ:ガーーン・・・ショック・・・。
ドツ:う、スマン、別にお前が利口そうじゃないとかそういう意味じゃなくて・・・。
あちゃ:出前とらないのかぁ・・・。
ドツ:そっちかよ!
もういい、そっちに聞いてみろ!
ツボ:ラジャ!おい、家の電話番号を言うんだ!正直に言わんとひどいぞ!
こちゃ:@@@−@@@@です。
ツボ:よしよし、いい子だ。
ピポパポピピポ・・・トゥルルルル・・・
相手:はい、○○警察署です。
ツボ:おたくの子供たちはあずかった・・・・ってうお!! ガチャ!
おい!危うくいきなり自首するとこだったじゃねえか!
こちゃ:ぷぷぷぷぷ・・・
あちゃ:楽しいおじさんたちだねえ。
ツボ:好きでやってんじゃない!!
ドツ:むぅ、疲れるヤツらだ・・・。
あちゃ:先生もよくそういってるよ。
ドツ:担任の苦労がしのばれるな。
こちゃ:あんまり深入りすると、もっと疲れる事になりますよ(ニヤリ)。
ドツ:う、嫌な子供だな。
プルルルルルルル
あちゃ:あ、ボクのけいたいが・・・。
ドツ:生意気に携帯なんか持ってやがるのか。どれどれ。
「チャッピーより」
あちゃ:お姉ちゃんからでんわ〜〜〜。
ツボ:おおう、好都合っすね、アニキ!
ドツ:そうだな!いっちょ脅かしてやろう。おいお前、まずは電話に出るんだ。
あちゃのナワを解くドツ
あちゃ:もしもし?おねえちゃん?
チャッピ:「あちゃ?どうしたの?今日は一緒にお買い物に行くんでしょ?」
あちゃ:あ、そうだった〜!今日のばんゴハンはなぁに?
チャッピ:「今日はコロッケよ。」
あちゃ:わーい!
ツボ:なんか普通に会話してますよ、アニキ。
ドツ:誘拐されてるという自覚が全くないようだな。
あちゃ:ねえおじさん、もう帰っていい?コロッケだから〜。
ドツ:ダメに決まってるだろ!貸せ!
あちゃの携帯を奪い取るドツ
ドツ:もしもし
チャッピ:「あら?どちらさま?」
ドツ:あんたの弟と妹はあずかった。
チャッピ:「あずかった?」
ドツ:誘拐したのさ、フフフフ。
チャッピ:「それにしては緊張感がなかったですよ?」
ドツ:そ、それはお前の妹がどうかしてるのだ。
こちゃ:ねえちゃんヒドイこと言われてるぞ。
あちゃ:え?そうなの?
ドツ:2時間後に1000000メセタ持って○○工場まで来い。必ず家族が一人でくるんだ。
チャッピ:「100000メセタですか!?そ、そんなには・・・。」
ドツ:1000000メセタだ。さりげなく0を一つ減らすな。
チャッピ:「はう、どちらにしてもそんなお金はないですよ・・・。」
もっていたヴァリスタを床に向けて発砲するドツ
バキューーン!
チャッピ:「!!!」
ドツ:ガタガタぬかすんじゃねえ!こっちは遊びでやってんじゃねえんだ!
こちゃ:(遊びじゃなかったのか・・・)
あちゃ:(遊びじゃなかったの・・??)
ツボ:(遊びじゃなかったんッスか・・・)
ドツ:お前まで思ってんじゃねえ!>ツボ
警察にチクりやがったら、二人の命はねえからな!ピッ!
ーーーーーーーーーーーー
あちゃ家
チャッピ:わわわ、どうしようー!!これって誘拐!?
警察に通報したらいけないのね・・・。うう、そ、そうだ!
ピポパピピポパ・・・・トゥルルル
先生:「もしもし、ヤンだが」
チャッピ:先生〜!大変なんです!すぐきて下さいー!!うう。
バタン!
先生:どうした!?チャッピー!
チャッピ:うわ!はやっ!!
先生:たまたま近くにいたもんでな。すぐそこにおいしいケーキ屋ができたんだ。
チャッピ:あ!そうそう「ナウラ3号店」ですよね!あそこは本格派ですよ〜。
先生:さすがに知ってるな、こいつぅ〜〜!
チャッピ:えへへ、甘いもの大好きですからね〜。
って、そんなこと言ってる場合じゃないんですよー!
先生:なんだ?どうかしたのか?
チャッピ:あちゃとこちゃが誘拐されて・・・うう。
先生:うお!マジかよ!そりゃ心配だな・・。
チャッピ:ええ・・・。
先生:誘拐犯の方がな。
チャッピ:冗談言ってる場合じゃないですよう。
2時間後に1000000メセタ持ってこいって・・・。
先生:百万メセタ!?今から稼いだんじゃ間に合わんぞ。
チャッピ:それ以前に、一生のうちで稼げるんですか?
先生:う、イタイとこつくな。確かに安月給だからなぁ〜。ははは。
チャッピ:不況ですからねえ。
先生:かといって時給500000メセタのバイトなど今から探せんしなぁ。
チャッピ:稼ぐっていう考えから離れて下さいよ〜!
先生:あちゃは携帯を持っていたな。犯人に直接交渉してみよう。
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廃工場
プルルルルル
あちゃ:あ、またお姉ちゃんからだ〜。
ドツ:貸せ!俺が出る。
もしもし?
先生:「やぁ、あんたが誘拐犯だね?」
あちゃ:あ、先生だー!
ドツ:む?あんたが苦労の多い担任か。
先生:「それがわかるなら、とっとと開放した方が身のためだぞ」
ドツ:俺を脅すとはなかなかヤルな。しかしそうはいかねえ。
先生:「だいたい誘拐なんて今どき成功せんだろう」
ドツ:・・ふ、ここまではうまく行ってるんだ。
先生:「それにしても誘拐する相手を間違ってないか?」
ドツ:ん?
先生:「そいつらの家庭が金持ちに見えるのか、あんたは」
あちゃ:おっなかすいたっ!おっなかすいたっ!
ドツ:・・・・育ちがよさそうには・・・見えん・・。
先生:「だろう?ちなみに俺も貧乏教師だ」
ドツ:んなことはどうでもいい。
先生:「下手な危険をおかしてもなんの得もないぞ」
ドツ:・・・くっ
先生:「今なら許してやるから、あきらめろ」
ドツ:うっせぃ!なんでお前がエラそうにしてんだ!こっちには人質がいるんだぞ!
俺達は泣く子もだまる「ドツボブラザーズ」だっ!
先生:「ぷぷぷぷぷ・・・」
ドツ:笑ってんじゃねえ!あったまきた!もう後に引けるか!
言う通りにしなければ二人ともぶっ殺してやる!いいな!
ピッ!!
ーーーーーーーーーーーー
あちゃ家
先生:気の短いヤツだ。
チャッピ:犯人を刺激しないで下さいようー。どうするんですかぁーー??
先生:仕方がないな・・・・犯人の為にも使いたくない方法だったが・・・。
チャッピ:何かいい方法が!?
先生:アイツに行ってもらうとしよう。
・・・・・3話へ続く
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