キャンペーン・リプレイ

第 三十五話 「 彼 の 者 達 の 聖 典 」  平成13年4月22日(日)

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 結局、その問題の司祭は何者なのか。レイムの話によると、その司祭はリダーヤ正教の中でもかなり地位の高い[八使徒]と呼ばれるもの達の一人であるという。[八使徒]とは、リダーヤ正教の頂点である[聖女リディア]の直属の司祭、聖騎士で構成されたもの達であるらしいのだが、詳しいことはレイムも知らないという。
「要するに組織のNo2集団、てわけね……」
 ミオが自分なりに解釈すると、レイムもそれに同意した。
「何でもその司祭の話では、[自分達は太古より奇面衆と戦っているので、共闘したい]とか……でも、[そのためにはこの国がリダーヤ正教に帰依することが必要だ]とか言って陛下を懐柔しようとしているみたいですが……」
「リダーヤが奇面衆と戦っている?!……初めて聞いた……」
 ミオはリダーヤが何千年もの間、奇面衆と戦っているという件を聞いて「あんな奴等と?!」と驚いた。
「もちろん、陛下はモ・エギさんをどうにかしようとは思ってはいらっしゃらないでしょうし、議会に通したところで、悩むのは一部のリダーヤ信者くらいのものでしょう……」
「と、言うより、この街ではリダーヤは肩身狭いからねー」
 そう、ミオの言う通りこのライバではリダーヤ正教はほかの宗教と比べてもあまりよい扱いは受けてはいない。その理由は新年の祝いでのモ・エギに対する聖騎士の短絡的行動もその一つではあるが、何より彼の宗教があまり民衆寄りではなく、王侯貴族などに人気があるせいであろう。だが、それゆえに国教にしている国も多く、ライバの近くではリナラが正式な国教として取り入れている。しかし、それでもあまり熱心ではないようだが。
「まぁ、そんなわけで、その司祭の相手をさせられていたんです……」
 レイムはここで自分が何故にここに来たのかを思い出し、再び疲れ切った表情に戻って机に突っ伏した。そんな彼女にミオとアファエルはお粥を勧め、そしてその司祭の名前を尋ねた。
「確か……レヴェス、と言ったような……」
 その後二人は、一晩中レイムの愚痴に付き合った。

 翌日。ほぼ朝帰りとなったレイムを見送った二人は、眠い目をこすりながらも朝日を浴びてさっぱりしようと外に出た。その時、昨日の馬車が二人の前を横切った。中にはやはり例の司祭−レヴェス−がふて腐れた表情で腰掛けていた。そしてアファエルに気付くと、さらに不快な表情になってまたも魔除けの印を切る。それに対してアファエルはこちらは笑顔で同じ印を切って見送った。
 その光景を目の当たりにしたミオは、逃げるように走り去る馬車を気の毒そうに見送った。
「おや?どうしたんですか、こんな朝早くから……」
 その時、そんな二人の元にゼノアがやってきた。が、その顔は夕べのレイム同様何故か疲れきっているようだった。話を聞くと何でも、ゼノアも夕べは王と一緒になってレヴェスの相手をさせられていたらしい。
「まぁ、工房都市にとってはリダーヤ聖騎士団は[お得意様]の一つですからね……」
 ミオは一瞬その言葉にむっとした。が、
「まぁ、私の担当じゃないですけど……」
 と、溜め息をつくゼノアに、彼を責めるのはお門違いだと判断し、気を静めた。そんなミオの気持ちを知ってか知らずかゼノアはさらに言葉を続けた。
「私たちはともかく、工場の経営者は代金を支払ってくれるうちは犯罪者以外にはお売りするのが普通ですから。もっとも、本来リダーヤは操兵以外の[力]を持つことを理想としているらしいのですが……」
「それにしちゃ、おおっぴらに使っているじゃない?」
 ミオの疑問にゼノアは肩をすくめながら答えた。
「操兵くらいしかないでしょう。樹界の巨獣や他の操兵を持つ国々と対等に渡り合うとすれば……」
「背に腹は代えられない、ってか……」
「大変ですねぇ〜」
 ゼノアの言葉にそれぞれ同意する二人を他所に、当の公証人はここで急に真剣な表情となった。
「それにしても……八使徒のうち二人もこのライバに訪れるとは……」
「?……二人?」
「えぇ。夕べのレヴェスが来る数日前に、フィネリアという女性の方がやはり聖騎士を伴って城にやってきたんです。どうやらリダーヤは本格的に勢力拡大に乗り出したようで、大都市であるライバに北部の拠点を作りたがっているようですね……」
 フィネリアとは、アヴィアスとともにモ・エギの家の前でクサナギ達と揉め事を起こした女性聖騎士だ。そしてクサナギ達は彼女がそれほどの地位にある人物だったなどとは知らずにいた。
 ここでミオがまたも疑問をゼノアにぶつけてきた。
「ところで、確かリダーヤ正教って、王朝結社に乗っかってライバに進出しようとしてたじゃない。だから今更ライバに乗り込んできても、肩身狭いんじゃない?」
「その筈なんですが……私の調査によると、どうも最近になって急に彼の宗教の行動が活発になってきたんです。特に宗教的儀式が絡んでいる様子もなく、全く突然なんですが……まぁ、これについてはこれからも調査してみますが……それと……」
 ゼノアは一息ついてからこんな言葉を続けた。
「リダーヤと奇面衆の関係は思っていたよりも深いですね。正教のほうの聖典には確か[リダーヤに仇なすもの]が世界を[滅ぼした]とか……しかもその挿し絵に載っていたのが、[奇面をつけた巨人]なんですよ」
 ミオはここでクサナギ達が樹界の遺跡で見たという巨人の話を思い出した。そしてアファエルもクサナギ達と一緒に見た[光を放つ異形の巨人]のことを思い出していた。

 その時、竜の牙亭に二人の男女が入ってきた。噂をすれば何とやら、樹海の遺跡でアファエルやクサナギと行動を共にした考古学者兄妹アルバートとメリアである。店の入口をくぐってきたこの兄妹は、ミオとアファエルを見つけるとにこやかに笑って近づき、話しかけてきた。
「やぁ、[姫盗賊の遺跡]以来ですね……」
 ここでミオは[姫盗賊の遺跡]での出来事を思い出し、あの[海月操兵]を思い浮かべて不快な気分になった。聞けば、樹界の遺跡探索もこの二人が持ちかけたという。と、言うことは今回も……
 嫌な予感に駆られたミオは、それでも笑みを絶やさずにさりげなくこの好奇心の固まりのような兄妹をかわす努力を始めた。
「あ、残念だけど今日はクサナギたちいないから……」
「そうですか……残念ですね……」
 ミオの言葉にがっくり来るアルバートを見たアファエルは、
「そうなのぉ。私もクサナギ達に逢いに来たんだけど、いないからミオと遊んでるのぉ〜」
 と、おちゃらけた。が、そんな二人を見たメリアがとんでもないことを言いだした。
「それでしたら兄様、暇そうですし、ここのお二人に同行していただきましょう……」
 それを聞いたアファエルは一瞬凍りつきそうになりながらも、
「あのぉ〜思い付きで物事を進めると、失敗しますよぉ〜」
 と、釘を刺した。が、それでも二人は特に動じなかった。
「思い付きじゃありませんよ。それに今回は樹界に入るわけではありませんから。かなり程近いけど……」
「近いんかいっ!!」
 すっとぼけたアルバートの言葉にミオが机をドンドンと鳴らす。そんなミオに構わずアルバートは話を続けた。
「実は樹界のほど近くに古い遺跡がありまして、今回はそこの調査をしたいんです……」
 彼の話によると、その遺跡は今から約一千年前のリダーヤの遺跡で、確かに樹界に近いものの、側には小さな村もあるという。それゆえに、巨獣やモノノケの類いは出ない筈である。
「(そういう触れ込みに何度泣かされてきたことか……)」
 ミオは心の中で呟き、アファエルも、
「〜出たことないって言うけど、絶対うそだよね〜」
 と、こっそりとミオにささやいた。確かに今までこの兄妹にかかわって只で済んだことがないのも確かだったが……。
 だが、することがないのも確かではある。それに、いざとなったら逃げ出せばよいという考えもあったミオとアファエルはとりあえずその話に乗ってみることにした。すると、今まで経緯を聞いていたゼノアもこの遺跡探索に加わりたいことを申し出てきた。
「いや、遺跡がリダーヤがらみのものなら、奇面衆に関する手掛かりがあるかもしれないと思いましてね。数人ですが、部下も連れていきますし、何かの役に立つかもしれませんよ」
 そこで不意にアファエルが手をたたいて「行こうっ!」と言い出した。
「もしかしたらあの(といってアファエルは先のリダーヤの印を組んで)おじさんに逢えるかもしれないし、そしたら、[神様っていう人]に会わせてくれるかもしれないし〜それに〜」
「それに?」
「それに二週間もずっと暇だし〜」
 今の一言はミオをその気にさせるのに十分だった。

 その後、正午の出発に備えてミオとアファエル、そしてアルバートとメリア、ゼノアはそれぞれに準備に入った。そんな中でミオは、少しの間ライバを離れることを告げるためにジュウコーの工房に戻った。が、意外なことにそのジュウコーも何やら出かける支度をしていた。
「いやなに、また何か見てもらいたいとか言うから、ちょっとクリスヤマ工房にな……」
 ジュウコーはそう言って工具箱を担いだ。そしてさらにこんなことを呟いた。
「いい加減、奴等も儂から離れてくれんかの……儂が工房長だったのは相当昔の話だぞ……!」
 それを聞いたミオは素っ頓狂な声を出して驚いた。何せそんな話は今まで聞いたことがなかったからだ。また、同時にそれでダイ・ザッパーの可変腕機構をあっさり譲ってくれた理由を納得した。
 ともかく、ミオはジュウコーに数日の間ライバを離れることを告げた。それに対してジュウコーはあっさりと了解した。
「ま、今は[お得意様]もいないしな……」
 そう言ったジュウコーが目を向けたのは、エルグラーテとブラッティマリーが駐機してあった筈のガレージだった。当然今はもぬけの殻である。そしてそのさらに奥にはスクラップ置き場。そこにはいまだにドラ・ログ・メーアの首をはじめとしたいままでの[戦利品]が堆く積み上げられ、時折リグジェイラの[生き残っていた]筋肉筒が異臭を放って壊死する様が見て取れた。
「ところでミオ……また、[あれ]拾ってくるのか?」
 今の光景を見たジュウコーがミオに尋ねると、
「まさか……今日はクサナギがいないから……」
 と、軽く答えた。
 同じ頃。アファエルはナバールのところに赴いていた。
「おぅ、久しぶりだな!」
 夏祭りの準備をあらかた終えたナバールは、久しぶりに訪れたアファエルを見て喜んだ。そんな道化にアファエルは、自分達がこれからリダーヤがらみの遺跡に赴くことを告げた。
「ライバの周りにゃ確かに色々な遺跡があるが、リダーヤの神殿は確か一、二ヵ所くらいしかなかったし……村があると言や、ヒレル村の遺跡だけだ。あ、ちなみに村人は別にリダーヤ信者ではない筈だが……」
「ところで、おじさんこれ知ってる?」
 アファエルは不意に先のリダーヤの印を組んだ。それを見たナバールはあぁ知ってる、というような顔で答えた。
「そりゃ、リダーヤの[魔除けの印]だよ」
「魔除け?」
「あぁ。リダーヤの司祭はその印を組んで悪い魔物を追っ払うんだ……そうだ」
 それを聞いたアファエルはそのレヴェスの印がしきりに自分に向けられていたことを思い出した。それは、レヴェスがアファエルをどう見ていたか、ということに対する答えとなった。
「む〜っ!!」
 [衝撃の]事実に気付いたアファエルは(彼女にしては珍しく)頬を膨らませて怒った。アファエルが落ち着いた頃、ナバールは興味本位にこんなことを尋ねてきた。
「ところで、あんたに魔除けの印を見せた司祭っていうのはどんな奴だったんだ?」
「レヴェスって言うおじさんだよ〜」
 その名前を聞いたナバールは腕組みをしながら考え込んだ。そして彼の知識と情報がその答えをはじき出すと、今度はかぶりを振って呟いた。
「いやいや、そんな大物が乗り出してくることはありえないが……」
 しかし、アファエルがその人物がリダーヤ八使徒の一人であることを教えると、ナバールは飛び上がらんばかりの勢いで驚愕した。
「よりにもよって[あの]レヴェスか!」
 そしてナバールはいつになく真剣な表情(道化の化粧のためにそうは見えないが)になってこんなことをアファエルに言った。
「老婆心から警告しておく。あのレヴェスという男にはなるだけ関わるな!」
 だが、そのアファエルの答えは……
「でも、今朝もあったから大きく(再び印を切って)こうやったよ!」
「手遅れか……」
 ナバールは肩をすくめてため息をつくと、再び言葉を続けた。
「レヴェスは八使徒の中でもかなり過激な人物だ。まぁ、奴が街から出たのなら、もう二度と逢わないように祈るんだな。それと、これは噂でしか聞いてないんだが、八使徒は一人一人が凄まじいほどの実力、というより戦闘力を持っているって話だそうだ」
 それを聞いたアファエルは「があぁあぁあ〜ん!!」と大げさに驚いた。
「何でも、改宗に応じなかった村とかが奴の手で一人残らず殺されたとか、酷い噂もある。証拠はないがな……ともかく、もし流れ星が見えたら、もう二度と逢いませんようにってお祈りでもしておけ!。俺もしておくから……」
「〜おじさんって優しいんですねぇ〜」
 アファエルはそう礼を言って、ナバールの事務所をあとにした。
 その後アファエルは注文していた矢を受け取るために武器屋に赴いた。果たして矢は既に出来上がっていた。アファエルは自分の髪と同じ色の羽飾りをつけた矢を受取ながら早速次の注文を出した。
「〜あのぉ〜五本程度でいいんですけどもぉ〜[銀の矢]が欲しいんですけどもぉ〜」
 それを聞いた店主は困った顔をした。そんなもの今まで(まともな武器としては)扱ったことなどなかったのだ。[剣の世界]では[通常の武器が効かない魔法の生き物]に対して銀の武器が有効らしいのだが、このゴンドアにはそう言った魔物がほとんどいないので必要とはされてはおらず(まれに吸血鬼などの例外もいるが)、そういったものの需要がないので常備在庫では置いてはいないのだ。
 が、それでも店主は自信たっぷりに答えた。
「それは、特注になりますから、通常の店なら一週間はかかりますが……しかし!」
 アファエルはこの先の言葉に期待をよせた。が……
「ウチなら何と[六日]で出来ますっ!!」
 アファエルはため息をついた。が、そんな彼女に構わず店主はさらに見本帖を取り出して話を続けた。
「しかも!、サービスとしてさまざまな装飾が選べますよ!!」
 出発は今日の正午。到底間に合う筈もないので、アファエルは仕方なくナイフだけを購入して帰ろうとした。が……
「〜おじさん、吹っ掛けてるねぇ〜!」
 店主が提示した額は何と銀貨15枚。通常の三倍近い価格を吹っ掛けてきたのだ!。結局スッタモンダの末に、店主は銀貨九枚で手を打った。が、アファエルは銀貨八枚だけを置いてこんなことを言った。
「おじさん、悪い商売をすると、妖精が夜中襲ってくるからねぇ〜!」
 それを聞いた店主は頭の中で[最近街で話題になっている小さな空飛ぶ少女]を思い浮かべた。
「まぁ、あんなもの一人襲ってきたところで……いや、あれがもし仲間を連れて大挙して襲ってきたら……?!」
 脂汗を流して考え込む店主を横目にアファエルは無邪気な笑みを残して店をあとにした。一方、ジュウコーが出かけたのを見送ったミオは、正午までは時間がある、と思いすぐさま今度はタフルの部品屋に足を伸ばした。
「お、ミオちゃんじゃないか。どうしたんだい?」
 タフルは分厚いゴーグルを掛けたまま(いつもそうなのだが)ミオに話しかけた。
「いやぁ、今から遺跡探索に行くんだけど、グラーテもブラッティマリーも今日はいないから、とりあえずでかいものに出会った時に逃げ出す時間稼ぎができる装備が欲しいかな、と思って……」
 ここで[クサナギもヴァネッサも]と言わないのがミオらしい、というかどうかは別として……実際のところミオは、エルグラーテが自分の知らぬ間にマルチディスペンサなどというものを装備したことが羨ましかっただけ、というところもあるのだが……。
(やはり小ダヌキ、直接戦闘より敵撹乱用の装備か……)
 と納得するタフルだったがそこは商売人、客を怒らせるような推察は口にせず、
「良い出物があるぜ。野戦での信号弾打ち上げ用ランチャーなんだが……」
 と手早く商談を始めた。
「三連装ランチャー、射出順は任意選択可能だから弾頭数種を同時装填できる。点火機構も簡単・確実。まあ使用目的からして命中精度は期待すんなよ?信号弾と煙幕弾を好きな配分で付けてやるから、一門千ゴルダでどうだ?」
「高い」
 にべも無い返答のミオ。
「「命中精度を期待すんな」なんて、自分から商品価値下げてどうすんの!まあ誠実さは買うけどさ……こっちは自前で操兵への実装作業を引き受けるんだから、一門あたり500が良いとこね!」
「実装作業もくそも、お前の所はライバ一の操兵工房じゃねえか!」
 悲鳴を上げるタフル。聞くに耐えない応酬の挙げ句、「二門購入、一回分の煙幕弾と閃光弾込みで15金貨」で話は纏まったのだった。ミオは代金を払い、それらをすぐさま工房に持ちかえって早速ウォークマンデに装備した。

 そして正午。二人は待ち合わせの場所のモ・エギの家の前にやってきた。そこには既にゼノアの馬車とアルバート、メリア兄妹の操兵が二人を待っていた。その機体は以前クサナギ達と一緒に樹界に赴いた際に使用した作業用の四脚型操兵だった。
 その時、ミオがその操兵を見てはしゃぎ出した。
「こ、これは[MRR−RWT−DA04 ケイト・ラッカー]!。こんな操兵がまだ動いてたなんて……」
 そもそもこのケイト・ラッカーという操兵は西の大都市ディーゼスの操兵工房アトラ社で製作された機体で、クリスヤマのレストアールシリーズ同様廃品や代用品などを用いて組み立てられた再生機だ。この操兵は主に運搬などの作業用として用いられているが、四脚による走破性の高さなどから、長期の旅の足として隊商などによって運用されている場合もある。
 だが、この操兵は受注生産で製作されているために数がそれほど出回ってはおらず、めったに見ることはない。そんな機体を目の当たりにしたミオは思わず「いいなぁ……」と、指をくわえて眺めては、アファエルを呆れさせていた。
 ともかく、ミオとアファエルはウォークマンデで、ゼノアと部下二人はアルバートのケイト・ラッカーに便乗してすぐさま出発、ライバをあとにした。