西日本へっぽこ旅行記
一
日目 山陽路(&高松)ちんたら旅行の巻 その1・下関−広島
5:00、起床。天気予報の確認をする。どうやら晴れのようで。絶好の旅行日和。
5:50の徳山行き普通列車に乗り込む。景色を楽しむためには海沿いと山沿いどちらの席がいいかなぁと思ってたけど、外は当然、真っ暗。そんなことを考え
る余裕などなかったので、吉村達也著「城崎温泉殺人事件」を読み始める。
しばらくすると、空が白み始めてきた。朝が近いとはいえ、停車の旅に開くドアから吹き付ける寒風は結構こたえる。もう春とはいえ、朝はきついもんだ。
おっ!朝日だ!山陽本線だから海が見えると思ってたんだけど、宇部のあたりじゃまだまだ山の中だ。でも川から出る朝もやはとても綺麗。
6:47新山口駅に停車。向かいに山口線とおぼしきディーゼル車が見える。某大学入試のときに慌てて乗り換えた時も確か2両編成だった。よくあんなのでア
レだけの受験生を収容できたもんだなぁ……と、昨日のように思い出す。それにしても寒い。早くドア閉めてくれよ。
新山口から徳山に向かうあたりから、路線はやっと海沿いになる。防府周辺は工業都市だから見えるのは工場の煙突なんかが主なんだけど。防府あたりでは学生
や通勤客が大量に乗ってくる。その通勤客のオジサンのスポーツ紙の見出しに「五輪サッカー日本代表、1−0でバーレーンに敗戦」「土佐、名古屋国際マラソ
ンで優勝」なんてのが。五輪女子マラソンはどうなるのかなぁ。現実的に見れば高橋は落選なんだろうけど、世間は許さないだろう。さて、どうなるかは見もの
だ。
徳山駅に近づけば近づくほど、工場の規模は大きくなる。瀬戸内の工業地域の中では結構規模の大きいものだから、当然か。そんなことを思っているうちに、徳
山駅に到着。ここで乗り換えねば。
徳山では改札を降りて外に出てみる。途中下車がいくらでもできるのというも18きっぷの大きな強みの一つだ。周南地区の最大都市だけに、そこそこ大きな町
だ。少なくとも駅前は。朝食のパンに口をつけながら、次の電車が来るのを待つ。「城崎〜」の続きも。結構読み進めちゃったなぁ。この分だと広島につくまで
に読了しそうだ。
8:05、広島行き快速シティーライナーに乗車。快速とは言っても、岩国までは各駅停車。下松・光・柳井とそこそこ名のある駅もあるから、仕方ないといえ
ば仕方ないのかも。
下松・光と、山口県民にはおなじみの地名を通過。本当は柳井にも寄りたかったんだけど、時間の都合で泣く泣くパス。悔しいから写真だけでも。看板だけど。
それからも窓の景色を眺めつづける。柳井津や大島大橋。山口県東部はあまり縁がなかったので、行った事のないところも多い。大島大橋も実は初めてなので、
思わず写真をパチリと。それにしても、瀬戸内海って本当に綺麗な海だなぁ。並行している道路を走れば、さぞかし気持ちがいいだろう。
海を過ぎて市街地。で、やっと岩国駅。ここからは快速運転で、次の停車駅に宮島口駅。自分にとっては宮島口も停車駅なんだけど。目指すはただ広島駅なの
だ。岩国あたりで「城崎〜」は読み終えてしまったので、「嵐山温泉殺人事件」を読み始める。
西広島、横川。そして、広島。瀬戸内海の照り返しが強いのでカーテンをしていたため、分からなかったが、五日市のあたりから市街地に入っていたようだ。も
う広島はすぐ。
9:48、広島駅着。「むさし」の店舗がどこにあるかわからないため、とりあえず新幹線口へ入る。入場券140円也。「むさし」の旗印を見つけるが、あ
れってどう見ても「臨時店舗」だよなぁ?とりあえず山賊むすび500円を購入。今は食べずにとっておこう。そのほかにも、もみじまんじゅうとアナゴちくわ
も購入。
広島駅名店街をめぐっていると、「むさし」の文字が。なんだよー!新幹線口じゃなくてもあるじゃんか!140円損しちゃったなぁ!などと思いつつ、駅周辺
の本屋で時間つぶし。時間的に広島市内の散策は出来そうもないからだ。
在来線ホームに入って、むさしの山賊むすびを早速広げてみる。まず、たくあんをカリっと。美味い!昆布をパクリ。美味い!シャケにがっつく!美味い!!最
高!確かに500円は割高だが、それに見合う美味さ!
10:53、広島を快速シティーライナー岡山行きで出発。次の目的地は倉敷。
一日目その2・広島−倉敷へ