さてさて、いよいよ目的地のひとつ、下鴨神社へ行く。
市バスで叡山電鉄の出町柳駅前まで。出町柳から神社の境内までは結構距離があるが、歩いてみるのも悪くは無い。
青々しく輝く木々の合間を抜ける。境内までにある森に「糺(ただす)の森」がある。古典には多く登場する森だ。
小川の改良工事をしていたので、やや興ざめではあったが、当時の様子を偲ばせており、非常に感慨深いというか、ぼんやりといい気分になる。
下賀茂一帯も世界文化遺産だから、そういう表示も多い。仏像だ建造様式だなんだの良さもよくわからん人間だが、本殿や鳥居はやはりなんと言うか、神聖なも
のを感じる。
ついでにおみくじも引いてみる。吉か。微妙だ。このたびに幸多からんことを…などと月並みのことを祈りつつ、神社境内を後にする。
さてさて、正直なところ、下鴨神社に来たのは別に糺の森を見たいとか、参詣したいからというわけでもない。この下鴨神社名物、みたらし団子を食べに来たの
だ。というわけで、下鴨神社の横にある「加茂みたらし茶房」へ。
店内に入って、早速注文。「みたらし一つ!」
『名物料理は待つまでも献立の一つ』というところなのだが、ちと待ち時間が長い。3分ぐらい待たされた。んで、出て来たのは……
うっへぇー!すっげぇ量の蜜!
スプーンまでご丁寧についてきたが、その理由はすぐにわかった。蜜を絡めるだけでは、かなり余ってしまうのだ。
で、一口食べてみる。
……うん。美味い!
黒蜜を使っているというのは旅行後に知った話しだが、このときは素直に「まったりとした良い甘みだなぁ」といった単純な感想しか思いつかなかった。でも、
美味いよ!美味い!
……で、団子と一緒に出てきた説明書きをはじめて読む。へぇ、一番頭にある団子だけ離れているのは、団子が人の形を現しているから…「みたらし」ってのは
下鴨神社の「御手洗」から来ている……
「へぇ〜」「へぇ〜」「へぇ〜」「へぇ〜」。