映画全般


ここでは、私が今まで観た映画のうち、満足感を得られたものについて扱っていこうかと思います。邦画、洋画問わずに、思い出しつつ序々に書き足していくことになりますので、ご容赦を。劇場で観てないもの、手元にパンフレットがないものも多数含まれることになりますので、欧州映画の項に比べて、情報は質,量共に劣ります。てか、欧州映画の項だって情報は無いに等しいですね。
そういえば、TV番組に日曜洋画劇場ってありますけど、邦画も放映してますね。

アンボンで何が裁かれたか(?/豪、米合作?)
アンボンの捕虜収容所で起きた、捕虜虐殺に対する戦争裁判が開かれた。日本の上官二人に死刑が求刑されたが、一人は政治的思惑により無罪、一人は自殺してしまう。その為、上官命令により射殺を実行した青年に、死刑が宣告されることになる。背く事のできない上官命令を実行した青年に対して、死刑を行わなくてはならない裁判官の苦悩。

「戦場のメリークリスマス」に似た雰囲気を持つ映像。上官命令という形で、戦場という狂った環境というのを窺い知ることが出来る。ラストがまた印象深い。

いまを生きる(1989年/米)
伝統を重んじ、厳しい教育理念の学校に型破りな教師が現れた。生徒達は最初戸惑うが、次第に惹かれていく。そんな中、悲劇的な事件が起こった。

型破りな教師物というのは学園物の定番ですので、目新しいところはありません。しかし、ラストが、もう鳥肌がたつくらいいいんですよ。教師役にはロビン・ウイリアムスを配してるところもいいですね。邦題の「いまを生きる」。私が大好きな言葉です。

スティング(1973年/米)
修行中の詐欺師とベテラン詐欺師のコンビが殺された親分の敵を討つべく、シカゴの大ボス相手に巧妙な詐欺を企てる。

この映画、特筆すべきは脚本。近年多いシリアスサスペンスではなく、娯楽サスペンス。ラストは、ほんと気持ちいい。後半の展開は、サスペンスの鏡。今は、こういった娯楽色の強い作品がアカデミー作品賞を取ることはなくなってしまった為、娯楽作品による最後のアカデミー作品賞受賞ではないでしょうか。ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンのコンビがいい味だしましてます。

トゥルーマン・ショー(1998年/米)
24時間、自分の生活がTVで放送されていることを知らないトゥルーマン。町は巨大なスタジオで、住民はおろか妻さえも俳優として演じているだけであることを彼は知らない。やがて、トゥルーマンは気づき始める。

顔芸コメディのイメージが強いジム・キャリーですが、「いまを生きる」のピーター・ウィアー監督とのコンビで、違う一面を見せてくれました。トゥルーマンが自分の生活の違和感に気づくまでが長すぎなのですが、クライマックスはトゥルーマンを応援してしまいます。そして、最後の台詞。最高です。スタンディング オベイションしたくなる爽快感。

ユージュアル・サスペクツ(1995年/米)
コカイン取引現場で大爆発。大量のコカインと大金が消えた。捜査官は、数少ない生存者に尋問を開始する。コカインと大金の行方は?そして、事件の首謀者の正体は?

アカデミー脚本賞を受賞しているだけあって、伏線の張り方や展開はいいですね。小物の使い方やラストがとてもいいです。好きです、こういうラスト。ただ「見破れますか?騙されますか?」という観客に対する挑戦的なキャッチコピーはどうでしょう。謎の答え自体は、ある時点から明白です。字幕版と吹き替え版、迷わす字幕版を選びましょう。吹き替え版では、言葉の伏線がなくなってます。