ハリウッドだけじゃない
欧州映画について
タイトル通りのページでして、最近私がはまっている欧州映画について扱おうと思います。と言っても、ここ最近私が劇場へ足を運んだ作品について紹介する程度ですので大したもんではありません。また、欧州映画の中でも、トレイン・スポッティング以降活気のあるイギリス映画が中心となっております。
劇場で鑑賞した場合にはパンフレットを買うのですが、イギリス映画はサイズがマチマチで保存に困るのが難点。何故か小さいのが多い。
ウェイクアップ!ネッド(1998年/英)
村の人口53人の小さな村で12億円の宝くじが当たった。くじを当てたじいさんは、ショックで昇天。じいさんには身寄りがなく、このままではせっかくの当選金も没収になってしまう。村人52人は一致団結し、保険調査員を相手に、ねこばば計画を企てる。
雰囲気はいいです、この映画。ホームコメディーがお好きなら、結構いけるんではないでしょうか?
エトワール(2000年/仏)
パリ・オペラ座バレエ。その舞台裏やインタビューで綴るドキュメンタリー。
私はドキュメンタリーだとは知らずに、バレエ団でのお話だと思って観に行きました。なので、最初、面食らってしまいました。プロ意識というものを思い知らされる面もありますが、これはオペラ座バレエに限らず、ブロードウェイのミュージカルやサーカス団等、どこにでもあるものでしょう。バレリーナの美しさは言うまでもありません。
幼なじみ(1998年/仏)
幼なじみの二人は、ずっと恋仲。ある日、男は人種差別主義の警官によって、レイプ犯として逮捕されてしまう。そんな中、女は自分が妊娠していることを知る。
最初から最後まで、雰囲気がとても心地いい。思わず南仏マルセイユに行ってみたくなる、そんな映画。
カスケーダー(1998年/独)
一人、森の中で暮らしている男と空から降ってきた女。女は、ナチス伝説の秘宝 琥珀の部屋を探していた。同じく秘宝を求めている謎の組織に追われながら、二人は琥珀の部屋を見つけられるか。
なんかインディー・ジョーンズに代表される冒険物のようですが、めちゃしょぼいストーリーです。この映画の売りはスタントシーンでして、全編スタントシーンです。ストーリーは後から付けてます。そんなB級っぷりに乾杯。
シーズンチケット(2000年/英)
二人の少年の夢は、地元のサッカーチームの試合をスタジアムで観戦すること。二人は、シーズンチケットを手に入れるために、お金を稼ごうと決意する。そして二人は、意地でもその夢を手に入れるため、最終作戦を決行する。
少年が夢に向かってというストーリーではありますが、家庭問題、イギリスにおける労働者階級などが、描かれていると言ったほうがいいでしょう。
シックスパック(2000年/仏)
女性だけが同じ手口で殺される連続猟奇殺人事件を追う二人の刑事。殺人鬼の普段の顔を割り出した二人は、罠を仕掛けるが・・・
羊たちの沈黙以降、雨後の筍状態のジャンルですが、真っ向勝負って感じです。なのに、ラストシーンはメチャB級。ある意味、衝撃的なラストでした。
チキンラン(2000年/英)
場所はとある養鶏場。卵を産み続けなければ命の保証はない。そんな生活を強いられている雌ニワトリ達は、養鶏場からの脱走を試みる。しかし、その度に経営者の夫婦に見つかり失敗。そんな日々に、突然養鶏場に雄ニワトリが墜落してきた。彼の指導の元、飛ぶ練習を始めるが・・・
なんといっても見所はクレイアニメ。ニワトリ達が一堂に会するダンスシーンは圧巻。よくぞ、これだけの数で撮影したもんだと感心するばかり。さて、肝心の内容はと言いますと、いたって普通。「大脱走」をモチーフにしているのですが、パロディシーンが数シーンありまして、そこでは思わずニヤリ。
バタフライ・キス(1995年/英)
ガソリンスタンドを訪ね歩いて、ある女性を探しつづけるユーニス。ミリアムが勤めるガソリンスタンドにもユーニスは現れる。そして、ユーニスとミリアムの不思議な旅が始まる。行きずりの男女を誘い、次々と殺人を重ねていくユーニス。やがてユーニスは、あるひとつの望みをミリアムに託した。
雰囲気のある映像が印象的な、ある意味Pureなラヴストーリー。一言で言うと、こんな感じですかね。私的にはイマイチ。
パズル(1999年/西)
新聞のクロスワードパズル作成者の元に、次の日曜のパズルに敵対者という言葉を入れろという脅迫電話がかかってくる。日曜に、偶然通りかかった教会で、毒物による殺人事件が起こる。脅迫電話は、事件に関係するものなのか?また、一体誰が電話をかけてきたのか?
サスペンスらしくいろいろと設定しているのですが、その全てに必然性が感じられない。そもそも主人公をクロスワード作成者にする必要性って、あったのでしょうか?
ブラス!(1996年/英)
鉱山閉鎖の相次ぐ中、坑夫達は失業の不安を抱えながら、ブラスバンドの全英選手権を目指して練習していた。順調に勝ち進む中で、鉱山閉鎖が決まった。決勝戦、坑夫達の怒りと希望を物語るような演奏が始まる・・・
キャッチコピーは、「夢がある、誇りがある、音楽がある!」。そのコピーの通り、誇りある男の熱演が光ります。全体的には、今一歩感が。
フルモンティ(1997年/英)
かつては工業都市と栄えた街も、いまでは失業にあえぐ者で一杯。養育費が払えず、息子を別れた奥さんに取られそうな男が一儲けを企む。その方法は、男性ストリップショー。果たして計画はうまく行くのか・・・
私が欧州映画にはまることになった記念すべき作品。最後の爽快感が堪りません。作品にマッチした音楽もGood。
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年/英)
カードゲームで一儲けを企んだ3人組であったが、逆に莫大な借金を背負ってしまう。一方、3人組の住むアパートの隣の部屋には、麻薬と金の強奪計画を企むグループがいた。隣の部屋の計画を知った3人組は、そのグループから強奪することを計画する。そして、麻薬王やチンピラを巻き込んだ騒動へと発展していく。
騒動の発展具合をザッピング的に演出しており、最後に収束していくさまが面白い。
g:mt(1998年/英)
希望に満ちて高校を卒業する4人の仲間。それぞれの夢に向かって生活していた4年後、仲間の一人がバイク事故で下半身麻痺になってしまう。仲間は、その姿に衝撃を受けるが、彼らには更なる過酷な現実が待っていた。
ありがちな感じですが、試練に立ち向かう姿がなかなかどうしていいんです。それは音楽のおかげかもしれない。パワーを感じる映画。
es[エス](2001年/独)
新聞に掲載された募集広告。それに応募した人達は「看守役」「囚人役」に分けられ、2週間を模擬刑務所にて過ごすことになる。演じることを楽しんでいた参加者達であったが・・・・
実際に行われた心理実験を元に脚本化されているようです。狂気心理表現という意味ではいい線行ってるだけに、そこに至るまでに説得力がない(ツッコミどころが多い)のが惜しまれます。それでもクライマックスはドキドキしました。