あれから数週間たった。その頃にはシンジ達はすっかりカグヤの話を信じ始めていた。
カグヤは特殊なフェロモンと奥義『魅惑の視線』で男どもをいい様に利用していた。
ここで説明しよう!
月の人間には地球の異性にだけ通用する特殊な香りがあった。
さらに奥義『魅惑の視線』とは、その名の通り異性を誘惑する魅惑の視線でまったくひねりはない!
そんな訳でカグヤは今では皆の人気者(男のみ)でアイドル活動真っ最中だった。
ちなみにシンジはマネージャー。
そんなある日の事だった。
「シンジさん、アスカさん・・・じつは先程、月から電波が届き。私はもう帰らないといけないそうなのです」
「何いってんのよ!そんなのだめに決まってるでしょ!」
アスカが叫び出す。
「今あんたに出ていかれたら・・・・・忍者の通販ショッピングで買ったこの
『ルームランナー5点セット』&『ゲンドウちゃん人形6/1モデル』(本物よりでかいんかい!)&『エヴァ3種類セット』(本物)
の代金は誰が稼ぐの」
息を切らしてアスカは血管が切れそうになってきた。
「今すぐ断わりの電話をいれんかぁ!なめとんかわりゃぁ!」
いきなりキレ出すカグヤをシンジはさも当然のように眺めていた。
「しかもなんなのよ5点セットって!1個でいいだろうが!」
「それじゃあ壊れたときどうするのよ!」
「3日であきるのに壊れるか!しかもゲンドウちゃん人形はもっといらんわ!」
「プレミヤがつくかもしれないでしょ!」
「知るかぁぁぁ!」
3時間後、アスカは泣きながら断わりの電話いれた。
「それでいつ?」
「明日です」
聞いてシンジはあまりの急さに驚いた。
アスカは部屋の隅で泣いていた。
「なんでそんなに早いの?」
「家族で携帯を持つと家族割引が適応されるので
早いほうがいいそうです」
もちろんシンジは携帯など知らないので意味は分かっていないのだが
カグラの様子から何か重要なことなのだと勝手に納得する。
「分かったけど、たぶん君のファンが黙っていないと思うよ」
ファンの根性と情熱は時には全ての常識を超えてしまう。
最近ではヤマタの大蛇をGemersを守るために
ただの(オタク)村人30人がサイヤ人へと進化して倒したらしい。
「それなら月の使者(死者)と戦ってもらって地球の民が勝ったなら
私が残ると言うことで。」
「いいけど、いいの自分を景品みたいにして?」
「その方が面白そうですから」
そう言って悪魔の笑みがこぼれる。
そして対決の夜が来た。
シンジの家には多くのサイヤ人が集った。
次で最後です