模型など ヴァリアブルインフィニティシリーズ AC-001 MIRAGE C-01 GAEA
なんとも覚えにくいキット名。
といっても、ACは正式な機体名などは存在しないので仕方ないと言えば仕方ないのだけども。
コトブキヤが打ち出したアーマードコアシリーズのプラスチックモデル。
ミラージュ系中量〜軽量パーツの組み合わせに、
リニアライフル・リニアキャノン・超小型ミサイル・超小型ミサイルエクステンション・月光という、
アーマードコア・ネクサスのOP機アセンブル。
ぶっちゃけると、この通りに組んでも強くないんだけどな。
『2を!』『1を!』とか言う声も有るみたいだけど、
2→3SL→3→2AA→根糞〜
というAC遍歴を持つ俺としては特に違和感無い滑り出しではある。
どうせ4脚なんて出ないさ。ふん。
取説を読むと、ベースストーリーには3が用いられているようだ。
ネクサス以降の世界観は、
ACのメーカー名が同じだけの、まったく別世界だと思っていたんだけど。
1→2では、世界観はそのまま引き継ぎつつACメーカーが総入れ替えしたんだけどナァ。
閑話休題。
キットは1/72スケール、サイズ的にはマスターグレードのガンダム系とほぼ同等。
ランナー枚数15枚!
総パーツ数330!
クラス最大級のパーツ分割は、色分けとパーツ割りに注ぎ込まれ、開発スタッフの執念というものを強く感じる。
2mm以下の細かいパーツが山ほどあり、迂闊なパーツ切断で容易に吹っ飛び紛失する。
正直、このキットは諸刃の剣。
素人にはオススメできない。マジで。
腰のリベットが1個どっか行ったorz
全装備パージ、ネイキッド状態。
ACは、フロントビューよりリアビューの方が馴染み深い、面白いメカだ。
火器がごてごてとくっついていると判りにくいけど、フォルム・シルエット・プロポーション全てガンダム系とはかけ離れている。
頭部周り。
目にあたるクリアーパーツは、マスク・クリアーパーツ・頭部のサンドイッチ構造。
差込も簡単には取れない硬さで良い感じ。
マスク部分は他に、全クリアー・全シルバーの2種類が用意されている、塗装派親切設計。
額のクリアーパーツは接着指定だけど、押し込んで上手くはめれば早々は外れない模様。
割とグリグリ動いて、火器に目線を合わせ易い。
これで全12パーツ。
兎にも角にも、細かすぎるパーツ分割はガンプラに慣れ親しんだプラモ小僧には少々荷が重過ぎる。
腕一本、肘から先で13パーツとか訳ワカンネェ。
MGのGP01ですら12パーツなんだが…。
関節配置も結構面白い。
腕は横方向への上げ可動がボディ直のボールジョイントのみではあるものの、
肘関節が若干前へオフセットしてあって、このデザインで90度可動を実現。
手首はポリボールを拳側にセットするタイプ。交換が容易で保持力が下がっても安心。
腕のクリアーパーツと、上腕背面のノズルのようなパーツは接着しておいた方が安心。
下半身はまた、このデザインでよく動く。
股関節はボールジョイントと横ロール関節の複合。
膝関節ブロックと股関節パーツを装甲でサンドイッチにする構造だが、
この部分は動かしていてもかなり力がかかるので、接着した方が良いかもしれない。
サイドアーマー(のようなもの)もボールジョイント可動。
結構大き目の板状パーツだけど、本体の可動には殆ど干渉しないようになっている。
足首〜スリッパは最近流行の関節ブロックを組み合わせた多重関節。
引き出し関節・関節ブロックロール・ボールジョイントの複合で、
それなりの接地性がある。
それでも充分接地する訳では無いけれど、
足底部の面積が広くて安定性は高い。
爪先も要接着。パーツの歪みで容易に先が割れる。
膝関節が100°くらい曲がるお陰で、立て膝も割と綺麗に決まる。
各部関節が有る程度の自由度を備えてるので、多少決まりが悪くても調整で何とかなる事も。
…まぁ、それだけグネグネ動くってことで、シンメトリーなカチッと固定したポーズにするのは僅かながら手間がかかる…。
本体で注目なのはアセンブル単位になってるパーツの接合部。
特に腕・腰の関節が角軸のボールジョイントを仲介してる構造で、
この角軸に合わせたパーツをこしらえれば、パーツ交換は結構簡単にできる模様。
宣伝通り、パーツ単位の拡張も考慮した設計、と言う事か。
コアはイクシード・オービット(EO)取り外し可能。
と言っても、外したEOは転がしておくしか無い。
ファンネル系と違って本体直上で静止するだけだから、銀色系の細い金属線で固定してやると良いかもしれない。
アットーテキなパーツ割りで、
接合線は上手く隠れ、色分けもほぼ完璧。
腰周りの2mmほどのリベットパーツは紛失要注意。
俺は諦めたorz
以下、武装類。
一緒にウェポンセット1〜3レビューも。
標準装備。
高熱量高威力型リニアライフルCR-WR93RL、
イレギュラーナンバーレーザーブレードWL-MOONLIGHT、
小型リニアガンCR-WB91LGL、
5発同時発射型超小型ミサイルMAGORAGA、
連動超小型ミサイルエクステンションFUNI。
俺なら小型リニアガンとレーザーブレード外すな…。
武器パーツ類はほぼ100%モナカ割り。
一部銃口・センサーは別パーツ。
出来ればリニアライフルのセンサー部分は片側に寄せて欲しかったが…。
あと、ムーンライトはレーザー発振口が開口されてなくてショボン。
アレ、本当は双発のレーザーブレードなんだよ。
ACはあまり派手なポーズはとらないので、可動範囲は必要充分。
つーか、2脚にキャノンつけるオフィシャルアセン、いい加減何とかすれ。
ゲームじゃ使えねぇんだよマジで。
キャノン・ミサイル・エクステンションパージ。
アリーナなんかでは、このくらいの軽装の方が戦えたんだ、昔は。
肩の横方向への開きの問題で、ブレードの振りが上手くいかないのは少々残念な部分。
武器セット2より、300発マシンガンCR-WR69M、9発同時発射型超小型ミサイルKINNARA。
同時に武器セット3より、ハンドガンCR-WH73H2。
ミサイル装備のクセにマシンガンとハンドガン、
マイクロミサイル・マイクロミサイルエクステンションのクセにEOコアと軽量腕と中量2脚。
重そう。
エネルギー効率悪そう。
…開幕からミサイル撃ちまくりの即パージで以降接近戦仕様?
ミサイルはまた、細かいパーツ分割で接合線はほぼ出ない。
反面、パーツ数が食われて、武器セット2はマシンガンとマイクロミサイルのみ。
人によっては、少々割高感が大きく感じられるかもしれない。
武器セット3より、高熱量高速エネルギー弾レールガンWB24RG-LADON2、
武器セット1より、アサルトライフルCR-WR76RA、
極短距離用レーザーブレードCR-WL88LB3、
迎撃ミサイルエクステンションCR-E81AM。
2脚の分際でキャノン2基。
最早ゴミとしか言い様の無いアセン。
アリーナ論外、ミッションでも一体どんなので使おうってんだ。防衛ライン侵攻阻止とかか。
強化人間があれば、また話は別なんだけど。
武器セット3は矢張り、長物のレールガンが見所。
砲身の板状ディテールは凄まじく、問答無用のモナカ割りが塗装派モデラーの悲壮感を高める。
もう少し何か分割の仕方はなかったのか。
ハンドガンとか要らないから。
武器セット1は極めて無難なチョイス。
形状的にもクセが少なく、色々なジャンルのメカに流用しやすそうなパーツ郡。
…とまぁ、このような内容でした。
私的評価は90点/100点。
組み立て作業が、正直に言って苦行。
ただ、スナップフィットだからコツコツやっていれば確実に完成するし、
組み上がったキットを見れば大いに満足できるはず。
上では書かなかったけど、成型色が重厚なメタリック系で、
組み上げるだけで、本当にCGっぽい仕上がりになるのは驚いた。
プラの質も適度に硬く柔らかく、ゲート跡をデザインナイフで削いでいても簡単には抉れない。
武器セットは…75点/100点くらいかな?
私的に思い入れが有る武器なら、買っておいても良いんじゃ無い?と言うレベル。
パッケージはもっと簡素で良かったと思う…。