CUSTOM AIRBRUSH

エアブラシの改造 その@

〜弱点を補ってみました〜

 


クレオスの0.3ミリダブルアクションのPS−264Aです。
A型になってカップの形状が変わりカップ内の洗浄が楽になりましたが…。

 

以前「今日の一枚」にてエアブラシを改造したことを公開しましたが

このページではさらにくわしい説明をしたいと思います。

高価なエアブラシを改造することにためらわれる方もいらっしゃるかと思いますが

その効果のほどを見ていただければ納得していただけるのかな?と思います。

 

 

なぜか模型誌等でも紹介されないエアブラシの真実がここにある…、…かも?!(大袈裟か?)

エアブラシを使ったあとに洗浄しなければならない部分には、大別して左の図のA・B・Cの3箇所があります。

の部分は露出しているので簡単に綺麗にできます。

の部分はうがいとシンナーの空吹きで綺麗になります。ニードル(針)を抜いてカップ側からシンナーをスポイトで通せばほぼ完璧でしょう。

問題はの「カップとニードルパッキン」の間です。

通常のうがいではエアが十分にC部分までは届がず塗料が残ってしまいます。ニードルを抜いてシンナーで洗おうとすると、押しボタンやエアピストンまでもがシンナー漬けになってしまいます。

そこでニードルパッキンネジを露出させてそこからスポイトでシンナーを送り込めるようにしました。

ニードルを抜いてスポイトでシンナーをジョボジョボやれば短時間で簡単に部分を綺麗にできるという寸法です。

これで他色の混入や金属・パール粒子の残留の可能性が激減します。

しかも消費するシンナーの量はかなり少なくて済みます。

 

注意点

@この改造は押しボタンとニードルパッキンのスキマが広い機種に適しています。

私の所有するもう1本のエアブラシ、

エアテックスのXP−725(クリア専用で使用中)では狭過ぎて無理そうです。

Aニードルパッキンがシンナーで丸洗いされるのでニードルの動きが渋くなりがちです。

こまめにグリスアップしましょう(露出してるのでメンテは楽チンです)。

Bノズルからシンナーが漏れ出すのでノズルの先を瓶等に差し込みながら作業しましょう。

 

まとめ

はっきり言ってC部分の洗浄の困難さはドロップ式エアブラシの最大の弱点…

…というか構造上の欠陥といえると思います。

はたしてメーカー的にはこの件をどのように捉えていることやら。

改善がされるまで、毎年のホビーショーでネチネチ追求してみたいと思います。

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追記

AとCの間の隔壁に一本穴を開けるとか隔壁自体をぎりぎりまで取っ払うとかいろいろな方法がありますが

正確なサイズがわからないまま作業をするとゴムパッキンをとめている壁をもぶち抜いてしまう危険性が高いので

あまりおすすめできません。

問題点=改善点→ビジネスチャンスという

ごく当たり前の発想すら出来ない業界ではないことを切に願って止みません。