Table Cross Presents

Battle Liner's Arena
− バトルライナーズアリーナ −
in
YS秋葉原 RPG SHOP
■ 始まる前に・・・
 さて、サイト上でお知らせを載せてから早2週間。待ちに待った「バトルライン」の大会こと、その名も「バトルライナーズアリーナ」(以下、BLA)の開催日(8/14・水)がやってきました。この日を迎えた私たち Table Cross のスタッフは、事前打ち合わせをするため、開始1時間前に同ビル2階「ルノアール」に集まることにしました。しかし、私たちの来た時にはまだ誰の気配もないので、黒猫猫好き)としばしコーヒータイム・・・。すると、少し遅れてファラオが荷物を抱えて来店しました。話込むこと数10分。今度はゆうがからTELがあり、駅へ迎えに行ってようやく全員合流することができました。それは良かったのですが、打ち合わせのはずが、すでにそんな時間はなくなっており、昼食をとりはじめたゆうが黒猫を残して、私とファラオで会場へ向かうことにしました。
 会場としたYS秋葉原RPGショップはすでに開店しており、もう何名かのお客が来ていました。もしかしたら、すでに参加者が来てしまっているのでは・・・と思い、急いで奥の2卓に陣取ることに。目印として、卓の中央に「バトルライン」の箱を置きました。すると、こちらを伺っていた2人が声をかけてきました。事前にメールをいただいたnoriです。そこで「ルノアール」の2人にも声をかけ、開催の準備に入ることにしました。また少しすると、これまた事前にメールをいただいていたかゆかゆが来店しました。いよいよ「BLA・講習会」の始まりです。

■BLA・講習会

 まず、私たち以外は初対面の方たちなので、全員で一通り挨拶。今回、講習会に集まっていただいた方は、私たちスタッフをあわせて7名(かゆかゆnoriファラオゆうが黒猫TOMY.K)になりました。後ほどもう1名のpasutaが加わり、計8名が大会の参加者となります。今回の参加者たちは全員「バトルライン」経験者で、未経験者はありませんでした。

 お互い名も知れたところで本日のスケジュールをお知らせし、さっそく講習会へ入ることに。まずは戦術論に入る前に、左記の条件を納得していただきました。結構あいまいにしていることがあるため、大会を始める前に統一しておきたかったのです。皆さんから特に異論はなく、大会に適用することになりました。(もちろん、その後pasutaにもお伝えしました)

(残念ながら、ここから先の戦術論は公表いたしません。今後もっと練られた戦術が出てくるかもしれないため、もう少しまとまった形になった時に、どこかで公表するつもりです)

 最初は初級戦術からの説明です。とはいうものの、これはプレイしていてば自然と気がついてしまうという程度のことなので、おさらいの感じで簡単に説明しました。しかし、意外と見落としがちなこともあるため、気をつけてほしいものです。説明してる自分でも忘れていそうなことがいくつかありました。そんなささいなことで勝敗が決するのも「バトルライン」の醍醐味といえるでしょう。
■統一ルール

1.宣言
 ・宣言は手番の最初に行う。(アドバンスルールの適用)
 ・フラグの宣言は任意とし、たとえ勝ちが決定していても
  勝ち側が宣言しなければ、通常通りの干渉ができる。
2.戦術カード (名称は下表参照)
 ・1つのフラグに【霧】【沼】を置くことができる。
  1人が同所に2枚使うことも可能。
 ・【奪】で相手の【リーダー】【8】【123】は奪えない。
 ・【移動】は他のフラグへ移動か破棄かを選択できる。
 ・【スカウト】は手札に3枚入れた後、手札から2枚戻す。
 次に、中級戦術に入ります。しかし、ここで戦術カードの使い方が絡んできたため、急きょ皆さんに戦術カードの順位付けをしていただきました。
戦術カード 順位
名前/順位 T U V W X Y Z [ \
かゆかゆ リーダー スカウト 123 移動
ファラオ リーダー スカウト 123 移動
ゆうが リーダー スカウト 移動 123
nori リーダー 移動 123 スカウト
リーダー スカウト 123 移動
pasuta リーダー 123 スカウト 移動
黒猫 リーダー スカウト 123 移動
TOMY.K リーダー 移動 スカウト 123
■注意事項
 ・参加者の名前は、敬称略、順不同です。
 ・戦術カードは、独自の名称を使いました。
  元名からの変換は右記のとおりです。
 ・【リーダー】は2枚あるため、順位は9位までです。
 ・
pasutaの順位付けは、後から追加しました。
 ・
TOMY.Kの順位付けは、改めたものを載せました。
【変換前】
Leader(Alexander, Darius)
Companion Cavalry
Shield Beareres
Fog
Mud
Scout
Redeploy
Deserter
Traitor
   【変換後】
  リーダー (軍隊カードの代わりにジョーカーとして使用)
 
  (軍隊カードの代わりに数字の8として使用)
 
 123 (軍隊カードの代わりに数字の1・2・3のどれかで使用)
 
  (出されたフラグは数字の大きさ勝負になる)
 
  (出されたフラグは4枚カードの勝負になる)
 
 スカウト (山札から3枚引き、手札に入れた後、任意の2枚を戻す)
 
 移動 (自分側の場にある軍隊カード1枚を、他の陣形に移動するか破棄する)
 
  (相手側の軍隊(戦術)カードを1枚破棄する)
 
  (相手側の軍隊カードを1枚奪い、自分側の場に加える)
 上記の表を見ると、なかなか興味深い結果が出ています。まず、上位を占めているのは【奪】【殺】【リーダー】。このあたりは直接的な攻撃ができ、且つ自分側にも負担が少ないのが評価されたようです。しかし、かゆかゆは上位に【スカウト】を入れています。これは面白い見解です。【スカウト】は評価が難しく、表を見ても皆さんの評価はバラバラです。とても使えないカードに思えますが、実は未知なる可能性を秘めています。左記に3つのメリットを挙げてみました。

 中位になると、各者のバラつきが良くでています。【8】【霧】【沼】が目立ちますが、このあたりも評価が分かれますね。【霧】【沼】は勝負をつける切り札にはなりにくいものの、状況によっては抑えているだけで優位に立てたりするところが好まれる要因です。一方【8】はジョーカーとして使えますが、数字が限定されているため、どうしても【リーダー】と比べて見劣りしてしまいます。しかし、数字の8は最強陣形(8・9・10の同色連数)の布石になるため、1枚分増えるというだけで宣言の妨げに使われることがあり、なかなかあなどれません。

 下位になってくると、【123】【移動】が姿を現します。【123】【8】同様、【リーダー】より見劣りしますが、なんといっても数字を選べるところが魅力です。これによって危うかった陣形を持ち直すこともできるため、陣形作りに専念するプレイヤーに好まれます。pasutaは4位に選ぶほど評価していますね。また【移動】に関しては全体的に低めの評価です。確かに他陣形に移動したり、破棄したりできるとはいえ、自分側の戦況を立て直すというあくまで補助的な役割であるため、ここぞという場面で使えないもどかしさがあります。これも人を選ぶカードといえますね。

 ところで、私はこの【移動】カードをもう少し評価していて、6位に持ってきています。なぜなら、こちらが勝ち確定のフラグがある場合、あえて勝ち宣言を行わず、その状態のまま手札に【移動】が入ってくると、ちょっと面白いことになるのです。おそらく相手は、負け確定となれば早々といらないカードを捨てて陣形を崩すはず。これは処理方法として妥当ですが、もしここでこちらが【移動】使って勝ち陣形を未確定の状態にすれば、相手は負け確定陣形となっているため、もっと弱い陣形で勝つことができるのです。さらに、移したカードで別の陣形が作れたら、2箇所に対してメリットがあることになります。ちょっといい方法でしょ? しかし、未だ成功したことがないので、実用性があるかどうかは不明ですが・・・。いろいろ考える余地のあるカードだと思います。
■【スカウト】のメリット

1.手札の整理
 ・山札に返すカードは、元からある手札でもOK。
  そのため、使えない軍隊カードを溜め込んでしまったり、
  【リーダー】を2枚抱えてしまった時に有効。
2.任意のカードを押しつける
 ・返す山札は戦術、軍隊のどちらでもOK。そのため、
  両山に1枚づつ返せば、次の相手の引きで必ずこちらの
  思惑どおりのカードを引かせることができる。

3.1ターン分の余裕

 ・終盤にさしかかって場にカードを出すのを待ちたい時、
  場に干渉することなく相手の出方を待つことができる。

戦術カード:【移動】
 最後になりましたが、上級戦術の説明です。これは具体的な戦術ではなく、対戦に望む姿勢をいくつか説明しました。このあたりは「バトルライン」に限らず、相手が人であれば自然と思いつくことですが、大会には各者のセンスをフルに活かしてほしいと思い、最後の戦術論としました。

 以上で「BLA・講習会」は終了です。結局、開始前の打ち合わせがなされなかったため、わりと行き当たりばったりに進行してしまいました。しかし結果、その場にいた方しか味わえない、静かな熱っぽさが出せたのではないかと思っています。戦術カードの順位付けやスタッフを変えての解説などは、予定にはなかったものでした。そんな講習会でしたが、皆さんがなるほどと思える戦術を1つでも見つけていただけたら幸いです。

 ここで、次の「BLA・大会」まで15分ほどあったので、休憩時間としました。そうこうする内に大会から参加予定のpasutaがお出でになり、ようやく参加者すべてが会場に揃いました。これで私もホッと一息という感じです。
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