弥涼と早苗 〜第一章〜
「弥涼〜・・・どこにいるのよ〜・・・いすず〜〜」
「はぁい?・・・あらあら・・早苗〜・・お久しぶりね〜」
人が散々探し回って・・・出てきたのは普通に玄関からって言うのは・・ちょっと・・・
「あ・・・あんたねぇ・・・どこにいたのよ?」
「あ・・・えへへぇ・・・ちょっと・・・これ・・・作ってたものですから・・・」
すっと持ち出してきたそれは・・・・手編みのマフラー?
「・・・またなの?」
「ちがいわよ〜・・・まだなの〜・・・」
・・・そうだった・・・弥涼ったら家事全般的になんでも出来るんだけど・・・
スピードが遅いんだった・・・
「う〜・・ん・・・すると・・今あんまり暇じゃないかな?」
「いいですよ〜。今は久遠の調子も良いですし・・・」
久遠と言うのは弥涼の弟だ・・・久遠は私も会った事があるけれども・・・なんとも言えない雰囲気を持つ子だった
・・・一言で言えば・・・儚すぎるのだ・・・
「そう?ちょっとこれ見てもらいたいんだけど・・・」
今日の訪問の第一の目的を忘れないうちに見てもらう事にする・・・
「あらあら・・・これはまた珍しいものを見つけましたねぇ・・・妖刀の一種でしょ〜・・・」
「う・・・やっぱりそうだったの?・・・私はあんまりわからなかったから・・・」
「ちょっといいかしら?」
そう言って刀を手に取ったとたんいつもはほやけている弥涼の顔に真剣さが宿る。
これでも弥涼は巫女の家系だ・・・何か邪悪な気配を感じると見ただけでも察してしまうらしい・・・
「これは結構良いものですねぇ・・・かなりの血を吸ってますわ〜」
「・・・巫女の言うせりふじゃないね・・・」
「あらあら・・・そうでしょうか?・・・取り合えず早苗なら使えるわよ〜。精神力で抑えこめばなんとでもなるタイプだから・・・」
なんの解決にもなってない・・・
「いや・・・あの・・お清めとかってしてくれない?」
「う〜ん・・・まぁ・・・良いかなぁ・・・でも・・」
ちょっと困ってる弥涼の顔・・・これは・・・
「わかってるってば・・・セーター・・手伝うよ。」
「はぁい・・・それなら交渉成立ですね〜。」
ま・・・長い付き合いだしね・・・
後書き
なんなんでしょうねぇ〈汗〉・・・ほのぼのでした・・・
いや・・・この二人・・・激しいお話にならないっす・・・
取り合えず・・・続くのか??これ・・・〈でもつづかないと・・・なんの話にもなってないもんなぁ・・〉
弟の名前・・ひとまず久遠にしときました・・・本当の名前教えてください>しろやぎさん