- さ -


再生屋
宇宙空間に漂う物資を回収し、そのまま、もしくは修理を施して、中間ブローカーへと売り渡す事を生業とする者達の事。
自治州法にもよるが基本的には違法行為。特に軍事物資の回収、横流しは、連邦法で固く禁止されている。
マシューズ達の副業。
サイボーグ
人工的な補助器官を有する生体。
ナノテクノロジーやレアリエン技術の確立以前、一時的に流行をみた過去の技術。
サザビーズ
U.M.N.を介して古代の美術品、武器のオークションを開催するオークション会社の一つ。
現代のオークション会社、サザビーズと関係あるかは不明。
散逸的な現象
グノーシスの出現は、歴史上何度か確認されている。
規模的にも被害的にもごく軽微なものであったため、そのほとんどが非公式なものとして処理されている。
ヨアキム・ミズラヒは、それらグノーシス現象に着目し、研究をはじめた数少ない科学者の一人であった。
G型ターゲットドローン
通常のドローンとは異なり、グノーシスの特性をシミュレートされた模擬戦体のこと。
ジェネレーター
直訳すると"発電機" "エネルギー発生器"ここではエルザのメインエンジン(動力炉)の事を指す。
シェリィ
T.C.4745年生まれ。22歳。
クーカイ・ファウンデーション代表理事補佐。
Jr.ガイナンを補佐し、ファウンデーションを支える女性。
ある製薬企業が非合法に所有していた実験体の一人。
十二年前、メリィと共にガイナン達に保護されて以来、ファウンデーションにその身を置いている。
フルネームはシェリィ・ゴドウィン。
ジオデシック構造体
バックミンスター・フラーによって考案されたドームの構築法。
U.M.N.の基幹構造体を視覚的に表すと、ジオデシックドーム様になることから、こう呼ばれている。
シオン・ウヅキ
T.C.4745年生まれ。22歳。
ヴェクター第一開発局KOS-MOS開発計画統合オペレーションシステム開発室主任、というのが正式な役職。
T.C.4763年、18歳でヴェクター第一開発局に入局。
アレンより二歳年下だが、飛び級のため、ヴェクターでは一年先輩にあたる。
一見運動音痴のように見えるが、"血筋"のせいか実は運動神経は抜群。
特に、そのしなやかな脚から繰り出されるハイキックは強烈で、並の男なら一発で卒倒させるだけの威力を持っている。
祖父直伝の柔術系の特技を持っているらしいが、今回その姿は拝めそうにない。今後に期待したい。
シオンの父
連邦エネルギー省の高官で、特務監察官の要職に就いていた。
それがどのような仕事で、"何"を監察していたのかは今後の展開を待ちたい。
自我同一性の拡散
E.エリクソンによる発達心理学用語。
アイデンティティ<自分が自分であること>を保持出来ていない状態。
自己不全感。
ジギー
T.C.4637年生まれ。グノーシス観測用百式レアリエンモモ』の保護防衛の任を受けた戦闘用サイボーグ
T.C.4667年30歳で殉職後、強化素体用に献体され、二年後、戦闘用サイボーグとして復職。
現在は接触小委員会に配備されている。生前の最終階級は、連邦警察第1875特殊作戦司令部分遣隊隊長。
一度死亡した素体の法的地位は「公的備品」となっており、自らの意思による生死の決定は出来ない。
その為か、自分自身に対しては委員会の備品という認識しかなく、「人間」に憧れるモモとは対照的に、チェーンアップを繰り返して自らの「人間」部分である生体部品を減らし続ける事で、自身の存在を抹消し、人から物質へ還元しようとしている。
外見とは裏腹に、かなり長年を生きているので、老熟した経験からくるアドバイスは的確である。
生前名はジャン・ザウアー<Jan Saue>。
DIG-β
"ジギタリス(Digitalis)ベータ"の略。ジグベータを読む。
ジギタリスとはジギタリス属の多年草で、南ヨーロッパが原産。
その葉を陰干しにすることで強心剤として用いられる劇毒物質である。
摂取容量を超えて摂取すると、量次第では人為的に仮死状態を作り出すこともできるらしい。
ここでのジグベータがジギタリスから抽出されたものか、単に名前だけを取ったものなのかは不明。
ジグラット・インダストリー
Ziggurat Industries
サイバネティック技術及びバイオテクノロジーを柱とした一企業。
原種保護法施行後は縮小化の傾向にあったサイバネティック部門を廃し、ナノテクノロジー分野へシフトを図った。
Ziggurat8
ジグラット・エイトと読む。
ジグラット・インダストリー社サイボーグのバージョン8.0を指す。
レアリエン技術が確立してからは、新たなサイボーグの開発は行われていないが、対象のバージョンアップだけは、継続して行われてきた。
しかし。原種保護法施行に伴いそれも打ち切られ、事実上このバージョンが最後のジグラットシリーズとなった。
自治州
は、数万の自治州政府の集まりによって構成されている。
各星系ごとに分かれた自治州政府は、それぞれ独自の行政、立法機関を持っているが、大原則としてそれらは連邦中央政府に隷属するものとなっている。
重篤神経症治療施設
旧ミルチアにある医療施設。
シオンの母が入院していた場所。
どのような病気、または障害の治療施設であるかは明らかになっていない。
十二使徒
イエス・キリストに従った十二聖人。
出発した時点から仕組まれていた−
たとえジギーによってモモが救出されたとしても、ミルチア自治政府、もしくはその"関係団体"の手に渡った時点で、ヴォークリンデの映像を公開しその既得権を剥奪して再度手中にする−そのような次善の策がとられていたのではないか、とジギーは言っている。事実、ゾハル エミュレーターをめぐる事件とモモの一件は密接に連動している。
マーグリスの計画「プラン31」と「プラン401」が連動した計画であることから、ジギーの推測は概ね正しいといえる。
Jr.
ガイナン・クーカイ・Jr.
クーカイ・ファウンデーション代表理事。
古書、古式銃(この時代にとっての)を収集する趣味を持っている。
記録上ではガイナン・クーカイの養子、T.C.4755年生まれとなっている。
Jr.(その2)
T.C.4740年生まれ。26歳。
過去、星団連邦を危機に陥れたウ・ドゥと呼ばれる意識体のデータを基に、そのアンチ存在として"生成"された、特殊な人間−U.R.T.V.の生き残りの内の一人。
彼とアルベドガイナンの間に何が起こったのかは、以降のエピソードによって明らかにされるであろう。
Jr.とアルベドの力
Jr.アルベドがその身にまとう"オーラ"のような発光現象は、同一の培養胚から誕生した後、誘発突然変異(Induced Mutation)によって発現させられたU.R.T.V.の特殊能力である。
衝角
ラム(Ram)とも言う。敵艦に穴を穿つ、艦首突出部の事を指す。
デュランダルには衝角先端内部に兵員の揚陸待機エリアが設けられており、衝突後、直ちに白兵戦を仕掛けられるようになっている。
少佐
T.C..734年生まれ。33歳。
U-TIC機関の指揮官で、アンドリューの部下。ゾハル確保工作の為、ヴォークリンデに潜り込んでいた。
直情径行だが任務と規律と時間には忠実。
幼い頃生き別れになった兄がいる。
商品管理用の緊急制御コード
レアリエンの情動やそこから発生した行動を制御する為の暗号の事。コネクションギアから入力することが出来る。
基本的人権の認められているレアリエンの行動を制御出来る機能の為、"緊急時"のセキュリティー機能として、ヴェクター第三開発局の人間か限られたヴェクター関係者にのみ、その制御コードの存在が知らされている。
小惑星プレロマ
マーグリスが司令官を務める、複数の小惑星を連結して建造された自立型の衛星。U-TIC機関の拠点の一つとなっている。

※プレロマ
 ユング心理学、及びグノーシス主義に同様の言葉、概念がある。
現時点での明言は避けるが、それらをひもとくのもまた一興。
ゼノサーガの先々の展開、または内在する種々のテーマが見えてくるかも知れない。


曙光
ヴェクターの本拠となる自動軌道コロニー。
コロニーといっても、その全長は1000キロメートルにも及ぶため、人口惑星といった方が適切かもしれない。
傘下の関連企業をも含めた、グループ全体の中枢が集まっている場所で、シオンの所属する第一開発局シオン自身の住居もここにある。
書痴
本ばかり読んでいる者をののしって言う言葉。
もっともシオンの兄は、その一言だけで片づけられそうもないが・・・・・・。
自律モード
自己の判断で行動するモード。
この場合は、KOS-MOSがセンサーから入力されてくる各種情報を、独自の判断によって処理し、行動する事を指している。
人格矯正施設
アンドリューが入れられていた施設。人為的に脳内のネットワークを改変したり、脳内物質の生成を調整する為のインプラントを施したりする事によって、対象者の人格を矯正する目的で造られた。
この時代、重犯罪者や凶悪犯罪の常習者には例外なくこの処置が施される。
処置を施された者は、一連の再教育カリキュラム終了後に一般社会と戻される。
枢機院
数万の星団代表によって構成される連邦中央政府。
その重要な方策を決める上級会議の事を指して枢機院、もしくは枢機院会議と呼称する。その中心となるのが二十四名の上席討議員である。
枢機院議長
枢機院る者を指す言葉。
連邦上、連邦全議会に対して絶大な発言力を持つ為、その席は連邦全議員の投票によって決定される。
ヴェクターのCEOヴィルヘルムは、数年前までこの要職に就いていた。
スパイスシスターズ
マシューズが入れ込んでいる歌手。
シスターズという名前から、複数の女性ユニットであるらしいことがうかがえる。
星団連邦
約五十万の惑星によって構成される星間統合国家。
連邦法の定める枠内において、各星系ごとの独立自治を執っている。
主星はフィフス・エルサレム
接触小委員会
グノーシス現象に対処する為、T.C.4754年、連邦政府によって設立された研究委員会。
小委員会といっても、その構成人員は各関係省庁、財界人、各専門分野の研究者達と多岐にわたり、全体数で約二千人。
その中枢機能である専門委員は七名で構成されており、それぞれに連邦の要職を担う人材があてられている。
モモの開発者、保護者であるユリ・ミズラヒもその一人である。
絶対座標
宇宙の超球面構造を基に算出される、宙域座標のこと。
セニル
星団連邦所属の惑星の一つ。
アンドリューの台詞から推察するに、U-TIC機関に関係ある施設があるとみられる。
セラーズ
マーグリスが、プレロマの司令室でゾハル とそれに絡む以後の計画について話をしていた機械式のサングラスをかけた男。
その言動と風貌から、何らかの研究者のように見受けられる。
マーグリスと対等に話していた点から見て、かなり地位の高い男のようであるが……。
セルフクローニング完了通知
アンドリューの妻が連邦保健局に申請していたもの。
ライフリサイクル法撤廃後以後、個人の都合によるクローン処理には厳しい規則が敷かれた。
定められた法手続きを踏み、かつ健康的にも精神的にも健全と判断され、加えて連邦政府に貢献した者にのみ、その権利が与えられる。
クローン処理のよって"子孫"を遺す事は、他者との(精神的にも肉体的にも)親密な接触を避けていた女性にとって、至極当たり前の選択であったに違いない。
がしかし、他者との接点を求め夢想していた(と自身で思いこんでいた)アンドリューにとって、それは自己存在の否定に通ずる耐え難いものであった。
戦技研
"ヴェクター戦術技術研究室"の略。
ヴェクターで開発される全ての兵器、武器の戦術レベルでの運用に際して、その用途、用法に即した評価試験を行い、ケースによっては新たな技術の研究開発を行う目的で設立された機関。
便宜上、通常の開発セクションとは分けられている。
曙光内の一角にある。
戦後補償
苛烈を極めたミルチア紛争後に定められた補償制度の事。
しかし、宙域や自治州によってはその対象から外された地域も多く、十四年経った現在も尚、完全な解決には至っていない。
戦闘用レアリエン
戦闘用に特化した能力をもったレアリエン。一般のレアリエンと比較して、五感と運動能力が強化されている。
戦闘に際しては、長時間無補給で行動できるように設計されており、特に恐怖といった戦闘に悪影響を与える感情を発露しないよう調整が施されている。
(基本的にはレアリエンは恐怖を感じないよう設計されているが、ごくまれにイリーガルな個体が発生する)
レアリエンの使用する銃器類は、外見上は人間のそれと変わらないように見えるが、口径は戦闘車輌の車載火器と同等であり、弾薬自体も強装弾が使われている。
相転移砲
Phase Transitions cannon
真空の相転移現象を応用した兵器。その本体は、プランクスケールまで折り畳まれており、カートリッジからのシステム発動キーを受け取る事によってその姿を実空間に現す。
ハンドガンのように見えていた部分は、実は相転移砲の一部分で、システム発動時は相転移砲のレーザーロックとトリガーを兼ねる。
劇中での台詞「−質量を限定すれば−」の質量とは、相を変える真空質量−ゆらぎの幅の事を指す。
造物と被造物
造物主とそれによって作られた存在のこと。
神と人。
人とレアリエン
ゾハル
ゼノサーガ全エピソードを通して鍵となる金色の物体。
語源はカバラの秘技「zohar」から。