- ら〜わ -
- ライフポッド
- 救命艇の事。
ヴォークリンデにはかなりの数の救命艇が搭載されていた筈だが、シオン達が脱出する際には残り一機となっていた。
定員は二名で、約500時間の生命維持活動が可能な設計となっている。
シオン達の乗ったライフポッドの酸素残量から考えて、射出の際かまたはそれ以前に何らかのトラブルがあったと思われる。
- ライフリサイクルの変異体
- 遺伝子、脳神経といった生体組織を過度に改変、調整された者、もしくはその子孫を指す言葉。
改変、調整の度合いによっては、突出した身体機能や超常的な能力を示す事もあるが、反面、精神に変調を来すケースが多い。
アンドリューの場合は"ある軍部"の特殊歩兵養成プログラムの一環として、調整遺伝子による人工授精によって誕生後、再度調整を受けて戦場へと送り出された。
- ライフリサイクル法
- T.C.4590年、法案として議会に提出され、翌91年、可決。
異例のスピードで法として制定された。サイボーグ技術全盛であった当時、枯渇しつつあった人的資源の"有効利用"という名目で制定された法律であったが、その後法自体の解釈の範囲が拡大され、人そのもののクローン化や遺伝子や脳神経系の改変といった、それまでタブーとされていた領域にまで踏み込んでいくようになった。
この背景には、関係する諸産業それぞれの思惑が絡んでいたと思われる。
この法律はT.C.4754年に撤廃されるまで、実に約160年間も続く事となる。
- ラインの乙女
- ヴォークリンデ、ヴェルグンデ、フロースヒルデ。
楽劇「ニーベルングの指輪序夜 ラインの黄金」に登場する三人の妖精で、川底に眠る黄金を護っているといわれる。
劇中では、ヴェクターの新造艦にこの名が冠されている。
全長8000メートルを超える超大型艇で、対グノーシス用の特殊兵器を艦首に装備している。各艦とも同型艦である為、基本的にその構造、性能に差異はない。
序盤に轟沈したヴォークリンデは、このラインの乙女のデータ収集用として、連邦軍に貸与されたものと見て間違いない。
事実、画面では判りづらいが、各艦の艦橋に相当する部分が、ヴォークリンデの上部ブロックと同様の構造体となっている。
- ラピス・ローマン大尉
- T.C.4738年生まれ。29歳。
星団連邦軍特殊作戦司令部情報局大尉。
第二ミルチア 政府代表ヘルマーの部下。
- ラビュリントス
- Labyrinthos
ダイダロスによってクレタ島に建造された、半人半牛の怪物ミノタウロスを閉じ込めるための迷宮。
U-TIC機関の施設に何故、この名が付けられたのかは不明。
語源Labrysはギリシャ語で両刃の斧の意。
- リアクタールーム
- ヴォークリンデの主機関の置かれている区画。
エンジンルームと同義。
- リアルモード
- 収集されたグノーシスのデータを、実際に模擬戦体に反映する事を指す。
- リロード
- 再装填。
本来は、リボルバーのシリンダーに弾丸を込める作業等に対して使う言葉。
ここでは、稼動エネルギーの再充填の事を指す。
- ルベド
- C.G.ユング「心理学と錬金術」より、錬金術における赤化のプロセスを指す。
U.R.T.V. 個体ナンバー666(Jr.)の愛称で、他のU.R.T.V.と違い、紅い髪を持つ。
それにしても、ガイナンより身体的に小さいから『ガイナンJr.』とは、かなり投げやりな偽名である。
- レアリエン
- 合成人間。
REALIANと表記する。
分子工学の集大成ともいえる存在で、その体組織構造も、炭素ベースの人間に近いタイプから、珪素や果ては液体金属ベースのタイプまで、その用途別に様々な種類が存在する。
ヴォークリンデで運用されているレアリエンの多くはヴェクター製の個体で、炭素、珪素のハイブリッド体である。
ミルチア紛争後は、軍隊や惑星改造といった特殊かつ過酷な環境下で使用されるレアリエン以外は感情抑制が施されておらず、その基本的人権も法的に認められている。
ただし、初期設定時に多少のバイアスをかけられている為、比較的同傾向の人格を形成するようである。
このバイアス処置には、レアリエンによる犯罪を未然に防ぐ意味合いと、それぞれの用途に特化した能力に限定されているとはいえ、結果的に劣らざるを得ない人間たちに対する配慮も含まれている。
レアリエンの製造を行っている企業は多数存在するが、基本的にその基幹プログラム―つまり中枢神経系は全てヴェクターのOEMである。
これはブラックボックスとなっており、メンテ、調整の範囲を超えた次元の処置、改造はヴェクター本社でしか出来ない構造となっている。
- 連結実験準備
- アンドリューが陣頭指揮を執って行った、ゾハル エミュレーターの起動実験の事。
連絡−という言葉から、何かしらの存在とゾハルをつなぐ作業が発生すると見られる。
- 連邦艦隊
- 星団連邦軍が所有する武装艦隊の事を指す。
この時代、海軍と宇宙軍は連邦宇宙軍として統合されており、両者の間に明瞭な区分は無くなっている(部隊によっては慣習は残っているらしい)。
よって通常、宙域に展開する艦隊は、宇宙軍と海兵隊の二種となり、これ以外に特殊作戦軍のものがある。
- 連邦艦隊司令
- ケダルヤ方面艦隊司令官。
直情径行だが任務と規律と時間には忠実。
階級は少将。幼い頃に生き別れになった弟がいる。>
- 連邦議会
- 数万の各自治州の代表達が集まって開かれる議会。
その中央議事堂は主星であるフィフス・エルサレムに置かれているが、各自治州の代表達は、U.M.N.を介した超光速通信によって参加することが多い。
また、討議する議題によっては開かれる会が異なり、ミルチアの処遇を巡って開かれたこの会議は常時開かれている連邦会議と呼ばれるもので、全自治州の代表が集う会議となる。これより上位には、重要な国策を決める会議として枢機院会議が存在する。
- 連邦警察
- "星団連邦警察"の略。
基本的には我々の知る警察機構と同様の組織構造となっているが、人の生活圏が宇宙へも移行したことによって、宇宙圏を専門に受け持つセクションが存在する。
過去にジギーが所属していた特殊作戦司令部分遣隊、対テロ作戦や、要人警護、またはその救出を専門とする部隊であった。
- ロジカルドライブ
- 論理推進器。
それまでの反動型推進器に取って代わった、新しいタイプの宇宙船推進器。
進行方向の空間の位相を書き換えることによって前進する。
移動に際しては相応のエネルギーが必要とされるが、
その装置自体の小型化は比較的容易であるため、転送型ジェネレーターを装備した艦載機、A.G.W.S.などにも採用されつつある。
- ロスト・エルサレム
- 遥か数千年前に失われた、人類の故郷。地球。
現在はその場所がとこにあったのかさえ判らなくなっている。
- Y資料
- U-TIC機関、接触小委員会が探す、故ヨアキム・ミズラヒが遺した研究資料の事。劇中では、モモの深層記憶の中にそのデータがあるとされているが、定かではない。
台詞から推察するに、プロジェクトゾハルに欠かせないものであるらしい。
- 惑星アリアドネ
- ゾハル エミュレーターの実験によって消えた連邦に属する惑星。
人口約十五億人。
U-TIC機関の擁する実験施設があった。
矯正処置後、アンドリューが身を置いたのもこの星である。