ガウリイくんの悩み☆リナちゃんのストレス




「あー……ここに向かって話せばいいのか?
 ええと、オレには悩みがあるんだ」


  「オレの――その、彼女……のことなんだが。
 ちっちゃくて、ふわふわしてて、くるくる動くところがまた
 かわいー……って、そういう話じゃなかったっけ」


「その彼女がさ、しょっちゅうオレを吹っ飛ばすんだ。
 道を忘れたとか、居眠りしてたとかいう理由で。
 まあ――そのあとちょっと気にして上目遣いで
 こっちをみるのがなんか……とっても可愛いからいいけど。
 でも、オレは本当は一秒だって離れたくないんだよなー
 ――どうしたらいいと思う?

 あ、噂をすれば。 おーいリ――――」


ぐわしゃっ!!


「も、もう何いってんのこのクラゲはっ!
 今のなし! 全部嘘! きっとコイツ酔ってんのよ!」
「いてててて……いきなり何すんだよリナ……」
「それはこっちのセリフよ! だっ誰がかっ……彼女とか……(もごもご)
 それに! 全国ネットで何人聞きの悪い事いってんのよ! だいたいねぇ、
 罠だらけの遺跡のなかで帰り道忘れて、依頼主との打ち合わせの最中に
 寝言なんかいいだせば誰だって怒るわよ!」
「寝言? 何ていってたんだ、オレ?」
「(ボッ)そっ……それは……」
「ああ思い出した! 確か夢ん中でリナにプロポ――――」
「黙れえぇぇ〜っ! 火炎球!」




「きゃははははは!……っうくっくくく……!」
「ただいま――あ、アメリアたち来てたんだ。何大笑いして……
 ――――――あ゛〜〜っっっ!!
 何みてんのよアンタはーっ!」
「先週のアンビリバボー☆ ゼルガディスさんが録画してくれてたんで――うくくく」
「止めろ、今すぐビデオ止めろーっっ!! ゼルっあんたもなんだってこんなん
 録画したわけ?! いつもは興味ないとかいって観もしないくせに!!」
「……っ……旦那に薦められてな……っ」
「肩震わせて笑ってるんじゃないっ!! あーもう、ガウリイはどこっ?!
 何で連絡もないのに放映日がわかるわけ?!」

ぴんぽーん☆

「はーい……(ぱたぱた)……リナさーん、郵便ですよー。
 差出人はっと……お姉さんから。」
「ね、姉ちゃんから?!」
「何て書いてあるんだ?」


『TVみました。 父さんが相手の男を連れて来いと言ってるわよ。
 わたしも楽しみだわ。』


「…………」
「リナさんたら真っ赤☆ 照れてるんですか?」
「……まずい、逃げるぞアメリア」
「ふ……ふふふ……あのクラゲ……もっかい吹っ飛ばしてやるーー!!」




あとがき:授業中に思いついて書き上げました。
     自分では結構気に入ってるんですが、どうでしょう?(笑)

     感想など頂けるとうれしいです。
    タイトルは紫苑さんにつけていただきました。