EXPLANATION ■■■
白色創造体、通称『アルビネイターサイボーグ』と呼ばれる人工人間。千年前に創られ、首都近くの遺跡の中にあった棺桶で眠っていた。研究所に内部検査の要請があり棺桶が運ばれ、そこで玖瑠亜によって眼醒めさせられた。以来研究所に居候を始める。現在はノヴェルと共に家事全般を手伝いながら日々を送っている。
自分は他人の『空虚』を埋める為に創られた『空虚』の存在。そして微かに残る玖瑠亜=不由の記憶――。破損したメモリの中でそれだけが読み取れた僅かな情報だった。自分は誰かに玖瑠亜の記憶を埋め込まれた。でもそれが誰かは解らない。その確かな答えを手に入れるため、ファイは玖瑠亜の傍にいる事を誓う。
感情の無いサイボーグだったファイだが、研究所内の人の暖かさに触れ、次第に人間らしさを身に付けていく。ぎこちなく笑うファイに皆が答えてくれる。ファイは自分が創られた存在であることをいつしか忘れ、いつまでもこの暖かさを感じて生きていける事を祈るようになる――。
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