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なお、以下の事柄は多少おおげさに書いています。 なので、話半分に聞いて下さい。 私は、初心者からそれをちょっと脱出した人に麻雀を教える時に必ず言う事がある。それは、「じゃあ、鳴き無しで100半荘打って下さい。話はそれからです。」という言葉だ。断っておきたいが、私は決して麻雀を教えるのを面倒くさがって、こんな事を言っているわけではない。初心者からそれよりちょっと上の人に、一番大事なのはここだと思っているから言うのだ。 実際、鳴き無しで100半荘も打った人はかなり上達する。その100半荘の中でどうしても、例えバップ払ってでも鳴きたい場面というのが、その人には理解出来るようになるからだ。つまり、あえて鳴き無し麻雀を打ち続ける事によって、鳴きが上手くなるのだ。 最近はドラ入りのインフレ麻雀が主流だ。その中では手役の価値などあまり無い。ドラ2枚が手の中にあれば、三色・一通と同価値だ。そのため、私の麻雀基本スタイルは棒テン即リーに近い。誰よりも早くテンパってリーチをかけてあがる。これだ。しかし、棒テン即リーではない。両面即リーだ。ここをよく注意して欲しい。カン・ペンチャンでの即リーは絶対に無い。 私は、引っ掛けになっていない、又は役がからんでいないカン・ペンチャンの即リーは絶対にしない。例え出あがりが効かなくてもだ。カンチャンでテンパったら、それが両面に変わるまで待つ。ペンチャンだったらそれをはずして新しい両面ターツを作る。いいだろうか、絶対に役がからまない待ちの悪いリーチをかけてはいけない。これを実践して欲しい。 リーチがかかるとすぐベタオリしてしまう人はたくさんいる。ベタオリは簡単だ。リーチ者の現物牌だけを切ればいいのだから。しかし、ベタオリばかりしていると、いつの間にか降り癖がついてしまい、半荘でトップが取れなくなってしまう。これは、一昔前の私で実証済みだ。順位戦の東風荘に慣れすぎたために、いつの間にか私は2位しか取れない麻雀打ちになってしまっていた。降りるな、と、あえて私は言いたい。 先行リーチがかかった。勝負にならない、でも降りてはいけない。現物を切るのもかまわない。しかし、常に自分の手を生き返らせるための現物牌を打つべきだ。 現物があるが、いらない筋牌を切る。大いに結構、そうやって手を生き返らせていくのだ。 現物があるが、いらない牌のチャンス数を調べてそれを切る。またまた大いに結構、手を殺してはいけない。 手にトイツが多い、現物牌を打ちながらチートイツで生き返ろう。あなたはすばらしい。大事なのはここだ。通りそうな牌を切りながら、いかにして手を生き返らせ、相手に一泡吹かせてやるかを常に考え続けるのだ。 今はインフレ麻雀全盛の時代だ。この時代に手役を狙って手を遅くしてはいけない。頭から、今まで自分が記憶していた役をすべて消してしまえ。そして、新たに役を頭に詰め込むのだ。役は二つのみ、リーチとツモのみだ。そして、この二つは必ず複合させなければ意味が無いと考えろ。リーチ・ツモ、お互いに二つでワンセットだ。 私が、両面即リーと言っていた意味はこれだ。つまりリーチをかけて、相手を引きずり降ろし、ツモるのだ。 上級者相手だとリーチ宣言した途端降りられて、振り込んでくれないからダマる。なんていう人がいる。ぬるい、あなたはぬるい。そう言わざるを得ない。なぜ自分がツモあがる事を考えないのか。両面テンパイなら必ずツモれる、そう自分に言い聞かせなければダメだ。 麻雀はリーチだ、なんて言うと、単なるトリガー麻雀打ちの言葉そのものとして受け止められがちだが、これは非常に大事な事だ。 今度上級者に会ったらこう聞いてみるといい。「あなたはダマテンを見破れますか?」と。ほとんどの場合こう帰ってくるだろう。「リーチがかかっているのに、危険牌を強打してくる場合、油っこい牌を3回以上連続でツモ切りしてくる場合、ドラを無造作に切ってくる場合。これぐらいかな」と。しかしこれも100%確実でないのは皆さんもお分かりだろう。つまり、ダマテンを100%見破る事は不可能なのだ。 仮に今自分にテンパイが入ったとする。ここで気取ってダマテンなどしていると、ダマテンがわからない人達はテンパイまで一直線で来る。そして追いつかれる。こういう経験は皆が皆あるだろう。両面即リー、リーチをかけ続けろ。 チートイツは、一番技術力が要求される役と言えるだろう。山、そして他家の手牌への読みを鋭くしなければ作れないからだ。そして、テンパイが入ったとしても1600点しか無いという問題がある。このため、チートイツをしょっちゅう狙う人はあまりいない。 今度、牌を適当に30枚ぐらい自分の前に置いてみるといい。これは、配牌と流局までにツモる牌を足した数とほぼ同じだ。30枚を並べて見て、役は何が出来そうか考えてみよう。かなりの確率で平和かチートイツが出来上がっているはずだ。平和と並んで、意外にも作りやすいのがチートイツだという事がわかるだろう。 チートイツは最終選択の待ち牌で遊ぶ事が出来る。地獄待ちの字牌単騎だって可能だ。前に、役はリーチとツモのみだとか、両面即リーと言い続けたが、これを続けていると、相手に自分はいつも両面テンパイだと見破られてしまうので、たまにはこういう遊びの待ちを混ぜていく必要がある。これは、振り込んだ相手の冷静さを多少なりとも失わせる事が出来る。冷静さを失った麻雀打ちは勝てない。今まで熱くなって墓穴を掘った経験がある人はたくさんいるだろう、それを相手に狙わせるのだ。 冷静さを失っては麻雀に勝てない。いつ何時でも、例え役満を振り込もうと熱くなってはいけない。あ、4倍満ですか、はい32,000点どうぞ。これぐらいの気持ちで点棒を支払おう。 つまんない麻雀を打とう。役満をあがっても振り込んでも、感情を表に出してはいけない。東風荘で言うならば、速攻でNext OKだ。こんな麻雀はつまらないという人もいるかもしれない。負けてもいいから、おもしろい麻雀を打ちたいと言うならそれもいいだろう。だが、もしあなたが麻雀で勝ちたいと思うならば、つまんない麻雀を打つべきだ。つまんない麻雀大いに結構、そんな麻雀を打つべし。 トップへ |