麻雀実戦講座4


麻雀実戦講座4

相手の役への対処法などについてお話します。



平和(両面)への対処
タンヤオ(鳴き)への対処
チートイツ(単騎)への対処
チャンタ(19字牌)への対処
トイトイ(シャボ)への対処
混一色(一色字牌)への対処


平和(両面)への対処

 平和、つまり両面テンパイは一般的に待ちが読みやすいと言われる。筋さえ追っていけば捕まらず、追いつく事が出来ると言う。 が、果たして本当にそうだろうか。
 筋は全部で18本存在する。仮に、今平和テンパイとおぼしきリーチがかかったとする。その時相手の河を見た場合に、筋が何本出ているだろうか?せいぜい7,8本の筋が出ているというのが関の山ではないだろうか。 では、残り10本もある筋牌にどうやって対処しろというのか。
 私は勝負手で無い限り2シャンテンから無筋は切らない。リスクが大きいからだ。両面テンパイは読みやすいかわりに、他の待ちに比べて無筋の危険度は増す。
 また、筋さえ追っていけば捕まらず、追いつく事が出来ると人は言う。たしかにそうだろう。しかしツモは無限にあるわけではない。約17回しかツモる回数は無いのだ。このため、回っている間に流局というパターンが非常に多い。
 平和への対処法は、出来る限り現物・筋を追っていき、回っていく。回れそうに無かったら流局を目指す。当たり前だが、はっきり言ってこれしか方法が無いとも言えるだろう。


タンヤオ(鳴き)への対処

 クイタンは、鳴きが入った瞬間に場を見ればだいたいわかる。場に役牌がすべて出ているのであれば、クイタンという方法しかない。もちろん、鳴き一通・三色などといった役は存在する。
 しかし、一通・三色を警戒するより何より、一番警戒しなければならないのはドラの所在だ。場にドラが出ていないのであれば、かなりの警戒をして打たなければならない。まだ平場の序盤だというのに両面を鳴いてくる人がいる。こういうのは、ドラが2枚以上はありますよ、と公言しているようなものだ。徹底的にマークしなければならない。
 クイタンへの対処法は、クイタン者の点数を正確に知る事だ。間違ってもタンヤオドラ3なんぞに振り込んではいけない。ドラの所在を読む、これがすべてだ。読んだ結果2000点以下という事がわかったならば、どんどん向かってかまわない。当たり前と言われそうだが、これを理解出来ていない人は結構多い。たまに2000点の相手に回ったりする人を見かけるから不思議だ。
 麻雀は、振り込まない者が上手いのではない。半荘の最後にトップを取った者が上手いのだ。これを良く肝に命じておきたい。


チートイツ(単騎)への対処

 単騎待ちは非常に怖い。これはその点数よりも、振り込んだ相手の気持ちを沈めさせる事が可能だからだ。単騎振込みが原因で、その半荘を逃してしまうなんていう事は良くある事だ。
 ゆえに、例え単騎に振り込んでも反省は必要無い。運が悪かったとあきらめて、さっさと次の局へ気持ちを入れ替えたほうが良い。
 仮に今、チートイツっぽい変な河の相手がリーチをかけてきたとする。ドラ入りチートイツの場合は、リーチをかけても点数に大差は無いので、点棒が特に必要という場合を除いて、大抵はダマで来るものだ。そう考えると、このリーチの点数は3200点という所だろうか。しかも残り枚数が最大で3枚の単騎待ちだ。この場合、向かって行ってかまわない。
 チートイツの場合に一番気を付けなければいけないのは、ダマのドラ入りチートイツだ。この場合は、大抵ドラが最終的な待ちになっている時が多い。つまり、ドラを切る時には細心の注意が必要になる。自分の手牌において、ドラが使いこなせそうに無いと思ったならば、早めに切ってしまうのも一つの手だろう。ドラ待ちチートイツのテンパイが入る前にドラを先切りしてしまうのだ。


チャンタ(19字牌)への対処

 チャンタ系を狙っている人は、河に特徴が出るので大抵分かる。チートイツ、国士なんていう場合もあるが、順目が深くなればおおよその見当はついてくるだろう。
 タンヤオの所でも述べたが、ここでもやはり問題になるのはドラの所在だ。ドラを使えるチャンタ系の場合は、おおいに警戒すべき相手となる。
 チャンタ系は作るのが非常に難しい、そのためドラ・三色などをからませ完成した時には、とんでもない点数になっている時がある。ドラが使えるチャンタ系の相手がリーチと発声してきた、あるいはテンパイ気配が濃厚だという時には、素直に降りてしまうのが良いだろう。
 この系統の相手にリーチ宣言された場合、通る牌は現物か5しかないと考えた方が良い。46で振り込んでも安いので問題はあまり無いのだが。この時は、切れない牌が非常に多いので、真中からどんどん切って行くという事になる。


トイトイ(シャボ)への対処

 シャボ待ちを読むのは非常に難しい。2枚以上見えていない牌は、すべてが危険牌という事になる。
 ただ、読む方法も存在する。これは鳴きが入った場合すべてに言える事なのだが、鳴いた時に手出しで出してきた牌の周辺が危険というものだ。これは決め打ちを行っている相手には効果が無いのだが、大抵の場合はあらゆるテンパイチャンスを考慮しながら打つので、この法則が当てはまる。この法則に照らして相手の手牌を読むと、シャボの片一方の待ちはおおよその検討はつく。が、問題は残る片一方のトイツ牌だ。
 初心者以外は、トイトイのみであがる事はほとんど無いので、トイトイを仕掛けられたら最低5200点と思っておいた方が良いだろう。そして、シャボの片方の待ちを読む。後は自分の手牌と点棒状況を考えながら押し引きをしていきたい。


混一色(一色字牌)への対処

 染めている相手は、河に特徴が出るのですぐ分かるだろう。問題は、いつテンパイしたのかという事だ。染め手がテンパイしたならば、現物以外の字牌とその色がすべて危険牌となり切りにくくなる。
 一番分かりやすい目安としては、染めている色の数牌が一枚出てきた時だ。これ以降は、並々ならぬ覚悟でその色を切らねばならない。
 又は、場にまだ残っている字牌を2枚以上切られた時だ。この場合も同じく、これ以降は細心の注意を払いながらその色の牌を切らねばならない。
 染め手への対処法としては、自分もその色に寄せてしまうのが一番良いだろう。これならば振り込まずに、切りにくい牌を使いながら手を進める事が出来るからだ。この場合は、序盤で染めていそうだなと思った場合、不用意にその色の牌を切らずに、後々の面子候補して育てるようにして打ちたい。



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