「エーコちゃん、お鼻がまっかだよ。外はずいぶん、寒かったからね」

 お昼のじかん、おうちに入ると

「どうぞ、ストーブにあたるといいよ。ビビ君も、それからみんなもね」

 288号さんが、特等席にごあんない

 テーブルに並べられたお料理は
 どれもとっても、おいしそうです

 マッシュポテトにはグレイビー
 ミネストローネに、オープンオムレツ

「さあ、温かいうちにどうぞ。卵は、コンデヤ・パタの人達からのおすそわけなんだ」

 ケーキは?

「夜のおたのしみだよ」

 部屋のすみのクリスマスツリーは、
 天井まで届きそうにおおきくて

「ビビ君ったら、てっぺんのお星様を見上げるとき、背伸びして、ころびそうになるんだよ」

 ストーブの中でかんかん燃える炎があたたくて、
 焼きたてパンもあたたかくって、
 みんなで食べるお昼は、楽しくて楽しくて

「あれ、エーコちゃん、今度はほっぺがまっかになってる」

 56号さんに言われてしまったエーコのほおは
 ますます真っ赤になってしまって


Season's Greetings - 赤鼻のトナカイ





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