「神様の接着剤」



僕は君を見つけた
君は僕を見つけた
君を通して 僕は僕を見つけた
君の虚ろに濡れる瞳のなかこそ
僕が僕のイメージを託せる場所

キスをするとき 目を閉じないで
その空っぽな瞳に僕を映していて
僕はどうしようもなくバラバラで空っぽだから
抱き締められて 瞳のなかに閉じ込められていないと
うまく自分をでっちあげることができない

君を抱くとき 僕が欲情するのは
君に抱かれる僕に対して

ずっとそばにいて欲しい
ただ 僕を飾る 美しい額縁として





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