Zeno−Das <Ver.1.2>
注釈: 1.は本編内における用語の意味、2.はその出典と思われる本来の意味。
本稿はゼノギアスのファンサイト、是之樹に置かせて頂いていたコンテンツです。
是之樹のコンテンツ閉鎖に伴い、こちらに所属を変更しました。
情報を提供してくださった天城管理人さん、テキストの多くを提供してくれた友人のY田君、電撃PSの文章をわざわざ書き起こして提供してくれたエマさんに特に感謝の意を表します。ありがとうございます。
あ行
アーネンエルベ(伝承)
1.
「来るべき神人」。特定の個人を指す言葉なのか、全体の結末を予測したものなのかは不明。天帝は、救済と破壊の両側面を持つと認識していた。
2.
独語で「祖の後継者」の意。ドイツ第三帝国オカルト研究局の名でもある。
アイオーン(兵器)
1.
1万年の時を経て復活したデウスの艦載機動端末兵器。
2.
「流出」の意。グノーシス主義における「神々/天界」。「至高の神性より流出して宇宙の運行を司る力」。ディオニュソスによる天使の9階級以前は10番目の天使。ギリシア/ローマでは時の擬人化でもある。クロウリーはこの意味で、「永劫」、時の単位として用いた。
アヴェ(国名)
1.
イグニス大陸の南半分を支配する国家。
2.
ヘブライ暦の11月の事で、西暦では7−8月にあたる。(アレフ・ヴェイト)
アクヴィエリア(地名)
1.
多島海エリアとも呼ばれ、かつてはゼポイム、そしてシェバトの中心地があったと思われる。
2.
アクヴィは不明。アクヴィニなら、サンスクリットでの牡羊座。
アシェラ(修道院)
1.
エピソードWにおいて病弱だった幼少のエリィ(ソフィア)がラカンと出会った療養先の修道院の名前。
2.
フェニキアの大地母神/海神の事。アスタルテとも。聖書にはアシャラと言う名も出てくる。これなら「神は造られた」の意(代上4:35)。アシャラは少年時代のカリオストロの名でもある。
アドリエル(人物)
1.
ニサン教の開祖の名前。
2.
国名等はヘブライ暦の各月の名に由来している。その6月(西暦2−3月)アダルから来ているのかも知れない。アダルはアレフ・ダレット・レーシュ。
アニマ(科学)
1.
生体電脳カドモニを構成する生態素子の呼称。全部で12(あるいは13)あると言われていて、見た目には瞳の浮かんだモノリスのように見える。
2.
ユングが提唱した普遍的無意識における原型(アーキタイプ)の一つで、「男性の内にある異性性」としての女性の事。オカルトでも術語として用いられる事がある。なお、個々の名前はイスラエル十二支族のものである。
アニムス(科学)
1.
生体電脳カドモニを構成する生体素子の呼称。通常は原初の劫、ミァンによって分化されたカインと法院(アニムス原体)の事を指すが、広義ではアニマと結合できる者、さらにはヒト全てを指す。
2.
アニマと同様の意識のアーキタイプ、「女性の内にある異性性」としての男性の事。複数存在するというが、錯覚かも知れない。なお、個々の名前はイスラエルの預言者の名である。
アハツェン(ギア)
1.
ニコラ=バルタザールが設計し、融合した自立行動型ギア。
2.
独語で「18」の意。出典は特撮の「大鉄人17」に登場した、兄弟機の「ワンエイト」。
アベル(人物)
1.
エルドリッジ墜落時に波動存在とコンタクトした最初の接触者。
2.
旧約に登場、エバ(イブ)の2人目の息子で「息」の意。カインに殺される(創4:1)。マタイ福音書では義人として挙げられている(マタイ23:35)。
アラボト(広場)
1.
ソラリスの首都、エテメンアンキにある広場の名前。本編中で艦隊式が行われたときフェイとエリィがいた場所である。
2.
カバラにおける第7天の事。土星の天使カッシエルが司るらしい。聖者や賢人が死後に行く場所でもある。
アルカンシェル(ギア)
1.
ストーン司教が搭乗した大型のギア。
2.
仏語で「虹」の意。
アンフィスバエナ(ギア)
1.
エレハイム奪回のためメルカバーに潜入した際、ラムサスが搭乗して立ちはだかるギアの名前。
2.
エチオピアにおける双頭の毒蛇の事で、プリニウスの「博物誌」に登場する。
イグニスエリア(地名)
1.
同名のこの惑星最大の大陸を中心とするエリア。
2.
イグニスはラテン語で「炎」の意。
イド(人物)
1.
接触者フェイの第二人格。
2.
フロイトの提唱した本能的部分の事。エス(es)。
陰性外傷<Negative Trauma>
1.
接触者フェイの精神疾患病状名。親による養育、愛情の欠損等、刺激の過少による精神的外傷のこと。
ヴィエルジェ(ギア)
1.
エレハイム(現代)の乗るギア=アーサー。ソラリスの士官専用機の先行量産機。
2.
仏語で乙女座の事。パルゴ・バージンなどと同じ語源。メインキャラのギアの名は天文関係からつけられている。
ヴェルトール(ギア)
1.
ウォン=フェイフォンの乗るギア=アーサー。ギア=バーラー「O.R.W.」のレプリカ。
2.
独語で事象世界や宇宙を表す言葉。英語だと「world all」となる。
ウォン=フェイフォン(人物)
1.
ラハン村に暮らす武道家の青年。狭義では彼の第三(模擬)人格を指す。
2.
清代末期に実在した伝説的な武術家にして医師。詳しくは香港映画の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」を見る事。
ウロボロスの環(学術)
1.
エレハイムの遺伝子、イントロン下に存在する「在るはずの無い」情報。「母」「対存在」の証である。
2.
自らの尾を飲み込もうとする蛇の事。心理学的には自我が葛藤する事の無い幼児期の世界観と集合的無意識を指す。「世界蛇」「静の永遠」「無限」。ギリシア語で「尾を貪るもの」の意。グノーシスは「呑む」に、ヘルメス学では「根源」に焦点を当てている。
A・O(絶対客観)空間(科学)
1.
ゾハルにより可能性事象が傾いている空間の事。
エイブラハム=ブランシェ(人物)
1.
ジュサイア=ブランシェの父親の名前。
2.
「信仰の父」アブラハムを連想させる。ブランシェは三銃士の従者だったか(笑)
エーテル(科学)
1.
本編内においてゲーム的な「魔法」と同等に扱われるの力の総称。
2.
第五元素の事。アストラルとは区別される。
エクスカリバー(兵器)
1.
エルドリッジに搭載されていた機動巡洋艦の艦名。
2.
アーサー王の宝剣の事。トーマス=マロリー「アーサー王の死」に詳しい。
エクスキュージョナー(人物)
1.
ソラリス守護天使の一人。
2.
英語の「処刑者(Executioner)」の直訳。
エメラダ(人物)
1.
接触者キムの手によるナノマシン群生体。
2.
珪素(シリコン)生命体だとする説あり。
エゼキエル(兵器)
1.
ソラリス最大の戦闘艦艇。タイムフラグを読んでみると「エテメンアンキ陥落→メルカバー建造」までの間、ソラリスの指揮中枢として使用されたいたようだ。
2.
「神が強くする」の意。バビロン虜囚期の預言者。聖書に「エゼキエル書」がある。
El・アンドヴァリ(ギア)
1.
アヴェの初代国王ロニ=ファティマとその子孫、バルトロメイ=ファティマが搭乗したギア=バーラーの名前。
2.
Elは「神」、アンドヴァリは北欧のドヴェルグで、ニーベルンゲンの元となったあの黄金の指輪の持ち主の事。
El・フェンリル(ギア)
1.
守護天使シタン=ウヅキの乗るギア=バーラー。
2.
「北欧の巨狼」「ロキの子」母は巨人のアングルボザ。ラグナロクではオーディンを飲み込むが、ヴィーザルに殺される。冬至の象徴でもある。
エルドリッジ(艦艇)
1.
フィラデルフィア級超大型恒星間移民船の二番艦。デウスの暴走によって物語の舞台となる星へと墜落する。
2.
第二次大戦中、フィラデルフィア海軍工廠で行われた特殊実験に使われた駆逐艦の名称。都市伝説ではこの艦はノーフォーク沖までワープしたという。
エルル(国名)
1.
イドによって滅ぼされたドミニアの故国。
2.
ヘブライ暦12月の事で、西暦8−9月。アレフ・ラメッド・ヴァウ・ラメッド。
Elehayym(科学)
1.
中枢素子ペルソナの基幹プログラム。
2.
語調としてはエロヒムに近いが、それならElohimとなる。ヘブライ文字ではアレフ・ラメッド・ヘー・ユッド・メム(elhym)で、大分近くなるが。エロヒム自体はいわゆる神の御名で、古代の太陽神から来たものらしい。女性名エローアに男性複数イムのついたヘブライ語とされる(ただし単数扱い)。あと、エロヒム・ハイム(Elohim
Hayim)で「生ける神」、カバラにおける瞑想時の法悦状態を指す言葉になる。
エレハイム/原初(人物)
1.
原初の人間ミァン=ハッワーから生まれた少女。非覚醒ウロボロス状態を維持しているミァンを総称してエレハイムという。
エレハイム/オリジナル(人物・科学)
1.
接触者アベルにより特質づけられた、生体電脳カドモニの主素子ペルソナの進化した姿。
エレハイム/ゼポイム期(人物)
1.
ゼボイム文明の首都ゼボイムにある大学病院の看護婦。
エレハイム=ヴァン=ホーテン(人物)
1.
ゲブラーの新任少尉。カラード(有色種)だが、生粋のガゼルである。
エレメンツ(組織)
1.
ラムサス直属の精鋭近衛部隊。本来は彼自身がジュサイアと共に発足したものである。
2.
精霊の複数形。普通に考えれば四大精霊だろう。ミカエル以下のセラフィムらに四大が当てられてはいるが、ソロネやケルプが司るのはまた別のものである。
か行
カーボナイト凍結(技術)
1.
シェバトに存在する人体凍結技術。肉体を損なうことなく保存する事ができ、ソラリス戦役時にミァンがこの処置を受けている。
2.
スターウォーズでハン=ソロが処置された技術。詳しくは「スターウォーズ・エピソード5帝国の逆襲」を見る事。
カイン(人物)
1.
ソラリスの最高統治者。原初の劫より生き続ける最初で唯一のヒト。
2.
エバの息子。3人目の人。「鍛冶工」の意。殺人者として言及される(ヨハネ3:12)
ガゼル(人物/組織)
1.
ソラリス一級市民の事。狭義では原初の劫に生み出された十二人のガゼル(法院)の事を指す。
2.
アフリカ大陸に生息する野生の山羊の一種。「生贄の羊」を意味するのだろうか?
カップナイト(ギア)
1.
ゲブラー特殊部隊所属のギア。搭乗者はフランツ
2.
タロットの小アルカナの中でも、コート(宮廷)・カードと呼ばれるものの中にナイトがある。カップは精神や感情を意味し、水に属する。
カドモニ(科学)
1.
デウスシステムを管理統括する生体電脳。オーバーテクノロジーの産物である。
2.
カドモン、人間あるいは肉体を連想させる。アダム・カドモンなら最初の人間、隠喩としての「神の身体」となる。
カラミティ(ギア)
1.
バルタザールが設計した自立行動型ギア。
2.
横山光輝作の「ジャイアントロボ」に出てきたロボの同型機の名前。
カレルレン(人物)
1.
ソラリスの実質的な指導者。
2.
アーサー=C=クラークのSF小説「幼年期の終わり」に登場する地球総督の名前。
カレン(人物)
1.
接触者フェイの母親。
ギア=アーサー(兵器)
1.
「人の手によるモノ」と訳される。人によって造られた人型機械の総称。
ギア=バーラー(兵器)
1.
「神の手によるモノ」と訳される。「アニマの器」の一形態。
キスレブ(国名)
1.
イグニス大陸の北半分を支配する軍事国家。
2.
ヘブライ暦3月の事で、西暦11−12月にあたる。カフ・サメフ・ラメッド・ヴァウ。
キム(人物)
1.
ゼポイム期の接触者。医者であり生化学者。
2.
名の由来はナノマシンの提唱者、K=エリック=ドレスラーのファーストネーム、K=キムから。
クラウディア(人物)
1.
マリア=バルタザールの母。
2.
パウロがテモテヘへの挨拶に加えている(テモテU4:21)。
クレスケンス(ギア)
1.
エメラダが駆るソラリス製の特殊エアッド試作ギア。
2.
ラテン語で三日月の意(正確には「月」を表す「ルーナ」が必要)。月は女性を表し、そのうえで母性では無く保護しなければならない不完全さを示すとされる。また古来より三日月は処女を象徴する。
グングニル・ミサイル(兵器)
1.
ユグドラシルUから装備された大型対艦ミサイル。バルトが「バルトミサイル」と命名している。
2.
グングニルはオーディンの槍。ロキから献上された。以前の版で、『その発射プロセスは「勇者王ガオガイガー」のオマージュであろう。』と書いたが、正確には「科学忍者隊ガッチャマン」のゴットフェニックスに対するオマージュであり、前者もそのオマージュである事が判明した。
ゲーティアの小鍵(科学)
1.
ヒトを本来の姿、「神の部品」に還元するための発動キー。
2.
ソロモン王の鍵と対をなす小さき鍵「レメゲトン」の第1の書。レメゲトン自体は5部から成る。もっとも、ゲーティアとソロモンの鍵との関係は疑わしい。
ゲブラー(軍事・組織)
1.
ソラリス帝室特設外務庁。地上に対する監視と粛清を主任務とする。
2.
カバラの生命の樹における5番目のセフィラー。「峻厳」の意。正義の剣のような意味を持つ。ギメル・ベイト・ヴァウ・レーシュ・ヘー。
グラーフ(人物)
1.
ゾハルとの接触により分かたれたラカンの人格。
2.
ドイツ語で「伯爵」の意。なぜ「グラーフ」なのかは不明。…ディアボロスを率いる「地獄の伯爵」か?
ケルビナ(人物)
1.
現エレメンツの一員で水の能力者。参謀役を務める。
2.
ケルビムからか。天使の上級第2位、智天使。性質については伝統によって異なる。
賢者ガスパール(人物)
1.
シェバト三賢者の一人で武術の達人。シタン=ウヅキの妻、ユイ=ウヅキの祖父。
2.
「東方よりの三賢人」、か。
賢者バルタザール(人物)
1.
本名アイザック=バルタザール。シェバト三賢者の一人でありギア工学の権威。ニコラの父、マリアの祖父である。
2.
アイザックはニュートン(あるいはアシモフ)、バルタザールは新約の「東方よりの三賢人」を連想させる。
賢者メルキオール(人物)
1.
本名トーラ=メルキオール。シェバト三賢者の一人で生物工学の権威。ナノテクノロジーにおけるカレルレンの師である。
2.
「東方よりの三賢人」の一人。トーラはユダヤ教の教説「律法」の事。
ケンレン(人物)
1.
僧兵長時代のカレルレンの部下。後に再生処理を受け、人機融合体となる。
2.
捲簾大将。西遊記の沙悟浄が天界でついていた役職で、すだれの上げ下ろしの総指揮。
ゴリアテ(兵器)
1.
キスレブの新型空中戦艦。
2.
ペリシテ人。ガテの巨人。ダビデのスリングで倒された(サムエル上17:4)。開発時の仮艦名「ギガント」から分かるように、「未来少年コナン」へのオマージュである。
さ行
サムソン(人物)
1.
フェイと共にソラリスの第三階級層から脱出しようとし、死亡した青年の名。
2.
12士師最後の英雄。長髪に神の力を宿したが、デリラに謀られて死んだ(士師13章)。
サルガッソー(地名)
1.
第二のゲートが置かれた深海の洞窟。
2.
いわゆる船の墓場。最初の出典は知らないが。
サンドマンズ(集団)
1.
サンドマンズ島を拠点としアヴェの砂漠を跳梁する盗賊団。
2.
サンドマンといえば、ドイツの砂男。目に砂が入ると眠り込むという。……いや、これはザントマンだった(笑)。
ジークムント(人物)
1.
現キスレブ総統。
2.
オペラ「ラインの黄金」の一つ、「ニーベルンゲンの歌」に出てきた英雄ジークフリートの父親の名。
シールドナイト(ギア)
1.
ゲブラー特殊部隊所属のギア。搭乗者はブロイアー。
2.
対応ではペンタクル、またはコインに当たるか。物質や経済の要素で、土に属する。
ジェサイア=ブランシュ(人物)
1.
通称ジェシー。ビリーの父親。
シェバト(国名)
1.
空中を回遊する都市国家。唯一表立って反ソラリスを標榜する。
2.
ヘブライ暦5月の事で西暦1−2月にあたる。シン・ヴェイト・テット。
ジェリコ(人物)
1.
ユグドラシルの操舵手。
2.
月の町あるいは香料の町の意。ヨシュアによって角笛と鬨の声で城壁を破壊され、陥落した(ヨシュア6章)。しゅろの町としても名高い(申命記34:3)。
シグルド=ハーコート(人物)
1.
バルトの腹心である、ユグドラシルの副長。元エレメンツの一員でもある。
2.
英雄シグルズからか。ヴォルスンガサガの英雄で、名剣グラムによってファフニールを倒した。ブリュンヒルドとの悲恋も有名。
シタン=ウヅキ(人物)
1.
ラハン村の外れに住む医師。
2.
シタンは「四端」、孟子による「仁・義・智・礼」に通じる糸口となる「穏健・羞悪・辞譲・是非」の四つの心の事。ウヅキは無論「卯月」、旧暦四月の事。シタン=ウヅキという名が偽名である事から四月のエイプリルフールにかけたのではないかという考察がある。
四柱神
1.
デウスの能力の象徴が具現化した姿。デウス本体の周りを取り巻く「物体」。
2.
メタトロンとサンダルフォンは双子の大天使。ハールートとマールートはイスラムの堕天使。4体とも残酷のイメージがある。
シューティア(ギア)
1.
リコの愛機。
2.
独語で牡牛座の事。
ストーン(人物)
1.
教会の司教。本名スタイン。
2.
英語、独語でそれぞれ石の意。教会関係者である事から、使徒ペドロか?
スファラディー(科学)
1.
「構築人種」という意味を持つ。M<マラーク>計画の基幹となるもので、メルカバーの本体の構造材、及びその端末戦闘兵器となるべく遺伝的に定められている人々のこと。
2.
スファラディー系ユダヤ人。ディアボロス(大離散)の後、イベリア半島に住み着いたユダヤ人たちの系統の名。カバラは彼らの研究成果である。なお、キリスト教徒によるレコンキスタにより居住地を追われ、再離散・正系統は断絶する。
接触者(人物)
1.
高次元存在「波動存在」と接触し、それを特質づけた者の事。
ゼファー(人物)
1.
シェバトの女王。500年前の大戦より延命処置によって生き続ける少女。
2.
西風ゼフュロス…か?
セフィロートの道(科学・用語)
1.
実存宇宙と高次空間との境界・接点。波動存在が「降臨」し、「回帰」するために通過した回廊。
2.
生命の樹を神への道と捉えた場合の道順。イェソドからティファレト、ケテルと登る矢の小径と、順番に辿る稲妻の小径とがある。いずれにせよ、神との合一が目的である。
ゼプツェン(ギア)
1.
ニコラ=バルタザールが開発した人機融合型ギアの試作1号機。娘のマリアが操縦する。
2.
ドイツ語で「17」の意。出典は「大鉄人17(じゅうしち、ではなく、わんせぶん、と読む)」に登場した主役機「ワンセブン」がモデル。ワンセブンもまた自立行動し、良心回路を持つロボットである。デザインコンセプトにはこの他、ジャイアントロボや鉄人28号といった横山光輝ロボが入っている。
ゼボイム(文明)
1.
第三期アーネンエルベ種が構築した文明。キムがエリィと生き、エメラダを創造した時代である。
2.
ケダラオメル王に治められた、死海南部の町。ソドム・ゴモラと共に滅亡した(創世記19:25)。
セラフィータ(人物)
1.
現エレメンツの一員で火の能力者。亜人種でリーダーを担当。
2.
セラフから。天使上級第1位の熾天使。愛の精霊とも呼ばれる。
ソイレントシステム(科学)
1.
ソラリス生体研究所施設及びその処理施設の総称。
2.
ソイレントの名前及びその設定の由来は1973年のチャールトン・ヘストン主演の米映画「ソイレントグリーン」(原作ハリー・ハリソン)から。
ソードナイト(ギア)
1.
ゲブラー特殊部隊所属のギア。搭乗者はストラッキィ。
2.
学問やコミュニケーションに当たり、風に属する。
ゾハル(科学)
1.
デウスシステムの主機関である「事象変異機関」。ゼノギアス世界における最も謎深いモノの一つである。
2.
光輝の書。13世紀スペインの神秘学書で、中世以来カバラのテキストとなっている。
ソフィア(人物)
1.
ソラリス戦役時の対存在。「ニサンの悲劇」の当事者である。
2.
グノーシスにおける智恵。最後のアイオーン。ヤルダバオトを創造し、引き裂かれた。
ソラリス(国名)
1.
成層圏域に存在し、地上を支配する帝国。
2.
ソ連製のSF映画「ソラリスの陽のものに」から。ヘブライ語で支配を意味するソラル(シンレーシュ・レーシュ)が語源か。
た行
タムズ(国名)
1.
アクヴィを回遊する巨大船であり、自由交易都市。
2.
ヘブライ暦10月の事で西暦6−7月にあたる。タヴ・メム・ヴァウ・ザイン。
ディアナ(人物)
1.
キスレブ帝都D区画の医師。
2.
ローマの月の女神。アルテミスと同一視される。なお、ディアナは独逸語読み。
ディアボロス(兵器)
1.
エルドリッジに積み込まれたデウスの初期型機動端末。「ニサンの悲劇」の後、グラーフによって覚醒し世界を「崩壊の日」へと導く事となる。
2.
ギリシア語の悪魔。デーモンの語源をダイモーンと争うが、劣勢。また、ヘブライ人の「離散」の意味でも使われる。
デウス(兵器)
1.
恒星間戦略統合兵器デウスシステム。狭義ではその戦闘を担当する「本体」を指す。生体パーツで構成された、恐るべき「成長する兵器」である。
2.
ラテン語の神。日本にキリスト教が入った時、ゴッドにこの語を当てた。
同調者(人物)
1.
際だってアニムス因子が強い者たちの総称。アニマと同調することによって機動戦闘端末<ギア・バーラー>を生み出すことができる。
テランエリア(地名)
1.
本編中に「デウス本体」が置かれたエリア。いまいち影が薄い。
2.
テラで、ラテン語の地。地球もこう呼ぶ。
テンポウ(人物)
1.
僧兵長時代のカレルレンの部下。再生処理を受け、人機融合体となる。
2.
天蓬元帥。西遊記の猪八戒が天界で勤めていた役職で、天の川の水軍司令。
ドーラ(兵器)
1.
ヴィンダーカムが乗った対艦兵器。
2.
独語で「D」の事。
ドミニア・イズコール(人物)
1.
現エレメンツの一員で地の能力者。もっともラムサスを慕う気持ちが強い。
2.
ドミニオンから。天使中級第1位、主天使。キュリオテーテスとも。物質の変成を司る。シュタイナーは智恵の精霊と呼んだ。
ドライブ(薬物)
1.
「昂精神薬」。ゲブラーの兵はこの薬品によって戦闘能力をコントロールされている。
2.
劇中では忌避するように描かれているが、実際の軍隊では普通に用いられている。
トロネ(人物)
1.
現エレメンツで風の能力者。全身の90%をサイボーグ化している。
2.
天使上級第3位、座天使。時の流れを司るとされる。絵画では天秤に象徴される事も多い。意志の精霊とも。
な行
ナノアセンブラー(科学)
1.
物質を形成することを主目的とするナノマシンの総称。
ナノテクノロジー(科学)
1.
分子工学。分子、もしくは原子単位で構築されたナノメートル単位の半自動機械を操作し、マクロな物理現象―――物質の生成、補修、解体等―――を自在に操作できる技術。
ナノマシン(科学)
1.
K=エリック=ドレクスラーが提唱した分子機械。
ニコラ=バルタザール(人物)
1.
マリアの父。天才的なギア工学者であり、ゼプツェン・アハツェンの生みの親。
ニサン(国名・宗教)
1.
イグニス大陸西方に位置する宗教国家(共同体)及びその宗教(ニサン正教)の事。
2.
ヘブライ暦7月の事で、西暦3−4月にあたる。ヌン・ユッド・サメフ・ヌン。
ニムロド(国家)
1.
「崩壊の日」以前にイグニス大陸にあった国家。ニサン教を保護、公(国)教とした。
2.
古代バビロニアの王(創世記10:8)。バベルの塔を建てさせた。
ノルン(社会)
1.
アヴェ辺境にある異教コロニー。シグルドの生まれ故郷。
2.
北欧の三位一体の運命女神。ヴァン神族。ユグドラシルの世話をしている。
は行
波動存在(その他)
1.
我々には知覚することのできない高次元の存在。
2.
その特質から、量子論的な存在であると思われる。
バベルタワー(地理)
1.
アクヴィエリアの中心部にそびえる遺跡。「崩壊の日」以前はシェバトの国領であり、そもそもはエルドリッジの先端部である。
2.
バべルの塔。創世記11章に詳しい。
バルトロメイ=ファティマ(人物)
1.
アヴェを統治していたファティマ王朝の正当な後継者。
2.
バルトロメイはイエスの十二使徒の名。ファティマはいろいろ考えられるがムハンマドの娘の名か?
バントライン(ギア)
1.
ジェシーが駆る可変型ギア。パイロットを弾頭として打ち出す恐ろしい兵器。
2.
ワイアット・アープのいやに長い拳銃…だった様な気がする。まるでメガトロン(トランスフォーマー)である。
ビッグ=ジョー(人物)
1.
経歴・年齢不明の謎の人物。ある意味、ゾハル以上の謎。
2.
決して名作「あ○たのジ○ー」とは無関係……らしい。
ヒュウガ=リクドウ(人物)
1.
シタン=ウヅキの本名。ソラリス守護天使の一員であり、技術者・戦術/戦略家として非凡な才を持つ。
2.
リクドウは「六道」、仏教が説く人間が死後赴くとされる六つの世界、「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上」の事。仏教はこの輪廻から解脱する事を目的とする。ヒュウガは「日向」、宮崎の旧国名である。旧海軍の駆逐艦からとったという説と、日向国が天孫降臨神話の地であることからシタンの設定(天帝から密命を帯び、地上に降りた)に重ねたという説の二つがある(旧軍の艦艇は地名から取るのが慣習なので、どちらにせよ「日向」である事に変わりは無い)。おそらくは両方であろう。
ビリー=リー=ブラック(人物)
1.
死霊退治を生業とするエトーン。
2.
アクヴィエリアのモチーフが西部開拓期だとするならば、ビリー=ザ=キッドか?
福音の劫(その他)
1.
神の復活の日。デウスの自己復元プログラムの最終過程。なお、期日までに復活がなされない場合は安全装置が起動、ゾハルの機能を利用し陽子崩壊が引き起こされ、構成物質(ヒト)は消滅する。
2.
一神教の教説による「神の復活の日」の事。
ブリガンティア(ギア)
1.
バルトが駆るギア=アーサー。
2.
ケルト神話の地母神「ブリガンティア」と盗賊、海賊の意の「ブリギャンド」からの造語。
ヘイムダル(ギア)
1.
シタンが駆るギア=アーサー。
2.
北欧の神。虹の橋ビヴロストのたもとでヒミンビョルグ(天の護り)という館を建て、下界を見張る。ギャッラルホルンは有名。ラグナロクではロキと刺し違える。……主神級といってもいい神であり、伝説の奇妙さが気になる。詳しくはエッダを。
ベツヘレム(地名)
1.
ゾハルが眠る地。
2.
ルカによれば、キリスト生誕の地。シュタイナーは第5福音書の中で、ナザレとベツヘレムのイエスを区別している。
ペヌエル(人物)
1.
ニサン教の司教。しかしそれよりも彼が開いた修道院で起った「ペヌエル修道院襲撃事件」の方が有名。
2.
神の顔の意。ヨルダン東の土地で、ヤコブが天使と格闘したとされる(創世記32:25)。士師時代にはやぐらも建ったが、ギデオンに破壊された(士師8:8)。
ペルソナ(科学)
1.
カドモニの中央部に存在する生体維持プラントであり、ヒト型をした生体プラントの総称。
2.
ギリシア演劇の仮面の事。転じてユングは社会性の中で育つ「仮面」で、アニマ/アニムスと相補的な関係にあるとした。
崩壊の日(歴史)
1.
500年前、世界を襲った黙示録的崩壊の日。突如出現した「ディアボロス」の軍団によって引き起こされる。この破壊によってヒトは破滅寸前まで追いつめられるが神の知恵によって造られた巨人(ギア・バーラー)とその同調者たちの力によって免れる。
ポジトロン光子脳(科学)
1.
エレメンツの一人、風のトロネが搭載している人工脳。
2.
通常の物体と違い、陽子や電子ではなく光子によって構成された特殊な人工脳。類似物に陽電子脳がある。構成する素粒子が違う事で、なぜか性能が上がるオーパーツ。
ポリクロロトルエン子牛脳(科学?)
1.
ゼポイム遺跡のナノリアクター前で火のセラフィータがかましたボケ。
2.
「子牛脳」は開発時期に英国で狂牛病騒ぎがあった事に関係してのギャグ。「ポリクロロトルエン」は「ポリ」が重合、「クロロ」が塩素化合物、「トルエン」が炭化水素の一種で、この三つは化合分子式が成立しない事もギャグとなっている……そうだが分かった人はいるのだろうか?
ま行
マハノン(科学)
1.
エルドリッジの中央船体ブロックの俗称。ラジエルが収納されているスペース。
2.
7つあるといわれている天空界第四天を指す言葉。一説にはこの天に知恵と生命の樹―――エデンの園があるといわれている。
M<マラーク>計画(計画)
1.
ソラリス法院が推し進める計画。
2.
マラークはヘブライ語、ギリシア語訳されエンジェルの語源となる。原意は「神の影の面」。
マリア=バルタザール(人物)
1.
ゼプツェンを駆る、若きシェバトの守護者。
2.
マリアといえばキリスト教の創始者、イエス=キリストの母だが……関連性については不明。
マルグレーテ=ファティマ(人物)
1.
通称マルー。現ニサン大教母。
2.
あまりに一般的な名前のため、その由来の特定できず。
ミァン・ハッワー(人物・科学)
1.
ラムサスの副官。
2.
ミァンはエレハイムの逆文字。ハッワーはヘブライ語で「存在」を意味するハヴァー(ヘー・ヴァウア・ユッド・ヘー)またはアラム語で生命を意味するハウワハであろう。いずれにせよエバの語源になっているらしい。
ミドリ=ウヅキ(人物)
1.
シタンの五歳になる娘。
2.
電撃PS特集で「どこか育て方に問題があるのでは…」と書かれていた(笑)
ミロク(人物)
1.
ユグドラシルのギア部隊長。
2.
弥勒菩薩。56億7千万年に一度世界を浄化しにくる仏さまだ。
メイソン(人物)
1.
本名ローレンス=メイソン。先王エドバルドの朋友であり、バルトの目付け役。
2.
ローレンスは「アラビアのロレンス」、メイソンは紅茶の銘柄「フォートナム・メイソン」か?
メルカバー(科学・兵器)
1.
戦略制圧母艦メルカバー。デウスシステムの巨大母艦である。
2.
天の戦車。天の玉座。カバラでは神秘主義の一派。
や行
ユイ=ウヅキ(人物)
1.
シタンの妻。賢者ガスパールの孫。本編では描かれないが、夫シタンと同様の武芸者である。
ユグドラシル(兵器)
1.
バルト達の拠点として使用されている潜砂(水)艦。
2.
北欧の世界樹。宇宙トネリコ。詳しくはエッダを。
ら行
ラヴィーネ(組織)
1.
ゼポイム期の反政府ゲリラの名称。市民のライフラインに手を出しているところから、ゲリラというよりはテロリストと呼ぶべきではないかと思うが……。
2.
独語で「雪崩」の意。同時期に開発されていた某大作RPGの反政府ゲリラの名称が「アパランチ」で、これが仏語で「雪崩」の意であることから、何らかの相関関係があるのでは、と推測できる。
ラオデキア(人物)
1.
ニサン教を国教としたニムロド帝国の当時の国王の名前。
2.
アンティオコスによって創設された、フルギヤの主要都市。ここの教会は黙示録の7つの教会の1つである。
ラカン(人物)
1.
ソラリス戦役の時の接触者。後にゾハルと接触、グラーフとなる。
2.
出典はほぼ間違い無くフランスの心理学者ジャック=ラカンだろう。
ラジエル(科学)
1.
中央電脳ラジエル。データベースを人工知能により管制するコンピューター。
2.
神の秘密の意。カバラではコクマーの大天使。座天使の長。世界の秘密を書いた書物をアダムに与えたため、アダムの天使とも呼ばれる。
ラメセス(人物)
1.
ゲブラーの実質的な最高司令官、カーラン=ラムサスの事。本編中の使われ方から考え、彼の「本能」を打ち破る「キーワード」であった様に見受けられる。
2.
エジプト第19王朝の首都。王の名がとられた。出エジプトの出発点。
リカルド=セルバンテス(人物)
1.
通称リコ。キスレブの娯楽「バトリング」の現役チャンピオン。
レッド・ラム(生物)
1.
キスレブ帝都の地下水道に生息する殺人鬼。教会の生体実験の産物。
2.
後ろから読むと「MARDER」、つまり殺人者の事。
レンマーツォ(ギア)
1.
ビリーの駆る教会製ギア。
2.
中国(北京)語で「射手座」の事。漢字だと「人馬座」でケンタウロスの事になるが、射撃とは一切関係ないことに気付いたのは決定後だったという(電撃PS特集より)
ロニ=ファティマ(人物)
1.
アヴェの国祖。ソラリス戦役の英雄。
2.
ロニはファイナルファンタジー6のキャラクター、エドガー王の幼名。その弟レネも同様、マッシュの幼名。
わ行
ワイズマン(人物)
1.
フェイを教え導く仮面の男。
2.
ユング心理学における自己の象徴。またその仮面はエジプトの太陽神、ラーの物である。神話の中においてラーは弟神である蛇神セトに喰い殺されるが、息子のオシリスが母神イシスの力を借り、仇を討っている。
ワイバーン(ギア)
1.
ラムサスが天帝から恩寵された専用のギア。ヒュウガ=リクドウとゲブラー開発部門が総力を結集して開発した機体。
2.
飛龍の事。紋章によく使われた。前足が無い点でドラゴンと区別される。もっとも、当時のドラゴンは蛇だから、間違えようもないのだが。
ワンドナイト(ギア)
1.
ゲブラー特殊部隊所属のギア。搭乗者はランクとヘルムホルツ。
2.
杖。社会的なコミュニケーションやアイデア、社会性を司る。火に属する。
章扉へ
|