- 742 名前:名無しさん@初回限定[sage 荒れはじめたので場繋ぎだ!] 投稿日:04/04/02 22:08 ID:kKxJzRnq
某月某日
兄さんは今日、ななこので抜いた。ロリもので抜くのはこれで390回目。
この数値は他の属性と比べて優位に多い。この点を鑑みるに、兄さんはロリコンだ。間違いない。
「…なんだこれわ?」
聞くまでもない。俺が見ているのは妹の日記だ。
なぜそんなものを見ているのかというと、最近妹が妙によそよそしくなった。
そうだな、だいたい18の誕生日あたりからだ。尋ねてみても何も答えてくれないので、
シスコンを自認する兄としてはなんとしても調べなくてはならないと思ったわけである。
で、とりあえず机の上にあった日記を見ているのだが…それがこの衝撃的な内容だ。
しかし、次の一文はさらに俺を困惑させた。
…私の身長は148cmなので問題はないはずだが、兄さんは私に欲情してくれるだろうか。
「あいつは…どういうつもりだ?」
これは単なる妄想だろうか?それとも本気で俺を?もしそうなら俺はどうすれば?
だめだ、考えがまとまらない。
まとまらないが、俺は好奇心と妹の秘密を暴くという背徳感に駆られて日記を読み進めていった。
- 743 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:04/04/02 22:11 ID:kKxJzRnq
某月某日
兄さんが見知らぬ女と歩いているのを発見。なんでも帰りに偶然出会ったクラスメイトらしい。
でも私は、物心ついた頃からずっと兄さんを想い続けていた。
だから兄さんのことを好きなのかどうかは「におい」でわかる!
そして、こいつは臭い!汚物以下の匂いがプンプンする!偶然出会っただって?違うね!
こいつは、はなっから兄さんを狙っているメス犬だ!
お前ごとき突然沸いて出た藁の家が、深く結ばれた私と兄さんの愛の巣に踏み込んでくるんじゃない!
次に兄さんと一緒にいるところを見つけたら、こいつの前で兄さんを犯して、身の程というものを教えてやる。
某月某日
…・・・・・・・・・兄さん、犯してやる。
某月某日
親戚の姉さんが小汚い猿を連れてきた。赤ん坊を産んだので祝って欲しいようだ。
だが、うるさくてしわくちゃな猿を「私の赤ちゃぁぁぁん!」とか言っている姿を見て、
私に哀れみ以外のなにを覚えろと言うのだろう?理解に苦しみむ。
ただ、兄さんは赤ん坊というものが痛く気に入られたご様子。それなら私も妊娠してみるのも悪くないと思った。
某月某日
今日は待ちに待った18歳の誕生日。これで兄と「いたした」としても祖父に文句を言われることもない。
しかし、折角なので危険日にやって孕ませてもらう事にしよう。
2月13日
明日、兄さんに孕ませてもらおう。
- 744 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:04/04/02 22:14 ID:kKxJzRnq
「ははは。あいつ、ああ見えて結構少年漫画が好きなんだな」
ここまで読むと、流石にこの日記の内容をまるまる信じることはバカらしくなった。
いくらなんでもこれは妄想日記だ。間違いない。
しかし妄想とはいえ、これほど慕われると悪い気はしないなぁ。
俺、シス魂だから。ははは。まぁマジだったらちょっと狂気じみてて引いてしまうが。
ま、人格者で通っているあいつに限ってそんなことはあるはずもない。―残念ながら。
俺は苦笑いを浮かべながら日記を机の上に戻そうとして、ソレを目にしてしまった。
先ほどまで日記の下敷きになって気が付かなかった、ソレ―その本は…
『好きな人の飼い方』 穂村愛美 著
「〜〜〜〜ッッ!!!」
真に恐怖するものを見たとき、人は板垣に師事するのだと、俺は今日になってはじめて学んだ。
しかし、俺の学習などこの際問題ではない。
え、どういうこと?…つまりこの日記はマジ?
そういえば、最近妹の様子がおかしかったのは…こういうこと?
しかも、2月13日で明日っていったら・・・・・・・・・今日じゃん!!と、兎に角落ち着いて…
「ただいまー」
って!落ち着く暇もなく妹さん帰宅ですか!?え〜っと、え〜っと、そう!
ここは何も見なかったことにして、何かあったらそのとき、落ち着いて対処しよう。
大丈夫。あいつは優しくて素直な子だ。話せばきっとわかってくれる。
そーと決まれば、アレを見たことがばれないように努めて平静に振舞わねば…。
そこで俺は
ごく自然に手と足同時に出して歩き、
ごく自然に妹の前を素通りして居間のソファーに腰掛け、
ごく自然に右手を上げて出迎えの挨拶をする。
「ヤァ、オカエリナサイ」
「…どうしたの兄さん?」
いきなり不信がられてるー!?
- 745 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:04/04/02 22:16 ID:kKxJzRnq
「いや、べつに、ほら、どうもしないし。あっそうそう、昨日イラクでテロがあってさー」
「じー」
「ぁぅ…」
くぅ、つい目を逸らせてしまった…。睨めっこは苦手なんだよ。
「兄さんってばひょっとして…」
バレタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !?
「ひょっとしてバレンタイン、一つもチョコ貰えなかったんでしょう?」
「俺は何も知らなー………え、ばれんたいん?」
そういえば今日はバレンタインだったっけ。昨日いくつかチョコ貰ったな、そういえば。
あまりの衝撃からからすっかり忘れていた。
「もぅ、兄さんは相変わらずなんだから」
俺の沈黙を肯定と受け取ったのか、妹は口では憎まれ口を叩きながらも、嬉しそうに笑い、そして…
「はい、兄さん。私は今年もチョコあげるから、元気出して、ね?」
と天使の微笑を浮かべながらチョコを差し出してきた。
…いつもならココで萌え転がりながらチョコをいただき、
バカップルも真っ青を通り越して緑色になるくらいのいちゃいちゃ振りを披露してやるところなのだが…。
妹は本気かもしれない、そう思うと今日はそんな気分にはなれなかった。
思い返せば確かに妹は毎年チョコをくれた。
だが、ただの一度も「義理チョコをあげる」と言ったことはない。
俺も妹がくれるチョコに、一々本命かどうかなど聞くまでもないと思っていた。だけど…
「どうしたの、兄さん、ひょっとして迷惑だった?」
そうだな。今回ばかりははっきりさせておいた方がいいだろう。
「あぁ…ちょっと考え事を。…でさ、このチョコってやっぱり義理…なんだよな?」
この質問の答え如何によって、俺たちの関係は大きく変わることになるかもしれない。
そう思うと、自然に振舞おうとしても、態度が硬くなるのを止められなかったが、
妹は事も無げに笑って答えた。
「ふふっ、兄さんってば変なの。私たち兄妹じゃない、ね?」
- 746 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:04/04/02 22:18 ID:kKxJzRnq
「あ、あぁ、そうだよな。すまんな。変なことを聞いて。じゃ、ありがたくいただこうかな」
ふぅ。やっぱりどうかしているのは俺の方だ。
やっぱりあれは妹の妄想だ。それとも俺は心のどこかで期待していたとでも言うのか?
いや、もうそのことはいい。結論が出て安心した俺は妹からチョコを受け取り、
淡いピンクの包装を丁寧に剥いでいく。
「ね、どうかな?今年のは自信作なんだけど」
「ほほー。それは期待できそうだな…ってなんだこれは?」
中から出てきたのは上下逆のハート型をくっつけた妙な形をしたものだった。
「相変わらずお前のセンスは前衛的だよな」
「兄さん、それって誉めてますよね?」
「ははは」
うん。この際妹のセンスはともかく、味の方は…パキッ…モゴモゴ…相変わらず、
いや、いつも以上にうまい。やわらかく広がる苦味の中にほんのりと感じる甘味。
そしてまさにシルクのような滑らかな舌触り…
まぁ実際にシルクを舐めるような変態的行為に及んだことはないが、兎も角そんな感じで、
これなら某美食親父も満足するだろうというほどのものだ。
「いや、形はともかく、味はいいよ。また腕を上げたな」
「やたっ。あ、でも形の方も誉めて欲しいな。折角苦労して作ったんだから」
「いやぁ…モゴモゴ…それはまぁ、な。あれだ。
でもお前さぁ、折角の手作りなら、俺の他に渡すやつとかいないのか?兄は心配だゾ?」
「余計なお世話です。それに言っておきますけど私、義理チョコは作らない主義なの」
「なんだ。そうなのか」
俺はチョコを食べるのに夢中で思考の方を後回しにしていた。
しかし、先ほどの問答、適当に受け答えしていたがあいつ、義理チョコは作らないといったか?
…パキッ…モゴモゴ…ゴクン…って、それじゃ俺が今食べ終わったこいつは・・・・・・・・・!?
理解が追いついた瞬間、背中に寒気が走る。
- 747 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:04/04/02 22:19 ID:kKxJzRnq
「ちょ、ちょっとまって。お前さっき俺たちは兄妹だからって……」
「変な兄さん。兄妹だからこそ、誰よりもお互いのことを分かり合っているんでしょ、ね?」
違う!やっぱり変なのはこいつの方だ。今まで誤魔化すのに必死で気が付かなかったが、
こいつ、こんな妖艶な笑みを見せるようななやつじゃなかった!
妹の「ね?」がこれほど恐ろしく響いたのは生まれて初めてだ。
「お前、いったいどうしたんだよ!?な、なんか変だぞ?」
「ふふふ。最初から変だったのは兄さんじゃない。必死に誤魔化そうとしちゃって、知ってるんだから」
「え、な、何をだよ?」
「兄さん。私のアレ、見たんでしょ?」
「〜〜〜〜〜ッッッ!!」
本日2度目ッ!流石に2度目ともなると新鮮味にかけるが、
そんなことはやはり問題ではない。こいつ、気が付いていた!?
ヤバイ!今この状況について考えなければいけないことが山ほどあったが、
俺の脳みそはこの場は逃げるべきだと判断した。
だから俺は勢いよく立ち上がり、居間から飛び出そうとした…のだが、
「あ、あれ?」
何故だろう?ディオの前のポルナレフよろしく、
俺は立ったと思った次の瞬間には床にひざを付いていた。
しかも…くっ、頭にもやがかかったようにはっきりしない。
「どうやら私のチョコ、とっても気に入ってくれたみたいね。…兄さん」
…な!あいつ、チョコに薬を盛っていたのか!?購入先はあの中国人の店か?
…くぅ、だんだん力が抜けてくる。もう俺は体を支えきれず、床に倒れ付した。
次第に薄れゆく意識の中、妹がこちらに歩いてくるのが見えた。そして…
「し、縞パン。見えてるぞ」
この思考を最後に、俺の意識は闇へと落ちた。
- 765 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:04/04/03 18:35 ID:L09/E+iT
747の続き
「・・・・・・・・・」
俺が意識を取り戻したとき、あたりは真っ暗だった。
どれだけの時間眠っていたのだろうか?
兎に角俺は、手探りで辺りを調べようとしたところ…
ガチャ、ガチャ
「…!?」
手枷をはめられている!?いや、手だけじゃない!
ガチャ、ガチャ
足にも……!
「むー、うー!」
何てこと!声を出そうにも何か丸いもの(ボールギャグ)を噛まされているらしく、
呻き声しか上げられない。それに、辺りが暗いのだと思っていたら、そうではない。
俺が目隠しをされていたんだ!
「兄さん、気がついたの?」
「う!?」
混乱しているところに、もっとも信頼しているヒトの声が響き、俺は一瞬安堵したが、
ガチャ…
頭上から鳴る手枷の音で、俺はようやく状況が理解できた。
そうだ!俺は妹のチョコを食べて気を失い、そしてこいつは、こいつは俺を…!
- 766 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:04/04/03 18:37 ID:L09/E+iT
「むぐっ!」―ビクッ
その時突然俺の下半身が何かに優しく撫で上げられた。いや、何か…ではない。
考えるまでもなく妹の指だ。
駄目だ!確かに俺はロリコンでシスコンでエロゲオタだが、流石にマジは駄目だ!
そればッかりは、なんとしてでも阻止しなければいけない!シスコンの矜持にかけて!
だから俺は魂の限りに叫んだ!
「ほぉあほほほひへはひぇはい!ほぇはははひぉはぃはお!ひぇおはわふぅは!ひほぉほほ!」
うがぁ!参ったぁ!ボールギャグのせいで何言ってんのか自分でも分からねぇ!
「そんなことをしていけない。俺たちは兄妹なんだぞ。目を覚ますんだ。妹よ」
「…ほふわはっはは?(よく分かったな?)」
「分かるよ。兄さんのことは全部。兄さんの好みも、したいことも、して欲しいことも全部…」
「はっはは…(だったら…)」
「だが断る!この私が最も好きなことの一つは、兄さんの本心を取り繕っている理性に対して
『NO』と断ってやることよ!」
そう言うや否や、妹は俺のズボンを猛烈な勢いで脱がしてしまった!
「むぐぅ〜〜!!」