759 名前:s[sageあとは各自で妄想すればいいジャン] 投稿日:04/04/03 01:31 ID:uTn8me6m
結婚記念日に逝った旅行先で逝ってしまった両親。
残ったのはそこそこの遺産と・・・・父の隠し子だった。

「佐々木静香です。」
大きな鞄を足元に置き、背の高い方の女の子がはっきりと通る声で自己紹介をする。
「・・・・佐々木楓ですっ・・。」
静香と名乗る女の子の体に半身を隠しながら、幼い声で小さい方の女の子が続く。(怖がってるんだろうか?)
「佐々木倫太郎です。」僕が答える。
「不束者ですが今日から宜しくお願いします。」(静香)
「お願いします!」(楓)


父の隠し子(にあたるのだろ〜か?)という2人の姉妹。
父の愛人で2人の母にあたる人物は、金蔓がなくなって2人を捨てたらしい。
(愛人さんにしてみれば父との間柄を継続させる為にもうけたのではないのだろうか?
まあ単に避妊を怠ったとか。)

僕の親戚は1人だと思っていたのが、3人ものお荷物を背負い込むことを煙たく思い
誰も快い顔をせずに、離れていった。僕はもうすぐ社会人となるので一人でも生きていけよう。
しかし僕よりも小さな2人の姉妹は、ぽっと家庭という場所から投げ出されてしまったわけで。
そんな2人放っておけず、「3人助け合いながら暮らしていこうよ」と
生活力もない自分が軽い気持ちで言ってしまった。
それでも静香さんのほうは、今の自分達姉妹の現実を理解しているらしく
比較的快く、僕の提案にのってくれた。
楓ちゃんの方は・・・よく解ってない、まあいきなり知らない人と暮らすのだから
嫌だって思ったんだろうな。

ともかく、新しい家族、2人の妹との新しい生活が始まった。