- 39 名前:新スレ祝 刃物妹[sage] 投稿日:04/04/15 02:21 ID:iN0uYMVV
鬱だ、鬱すぎる!!!
今し方さくっちの包丁から逃げ出したっつーのに何だ、次はアレか!?超が付く不良娘のご機嫌取りですか?
「何の冗談だコラ」
「ああ?誰に向かってクチきぃてんだタコ」
はい、最早「」だけでは誰が喋ってんのか分別不明です。
「ったくよー休日にわざわざGTA届けてやったんだから、愛想良くしろよ?百分の一でも」
「うっせー・・・いいからさっさとブツ渡して帰れ。今妹と修羅場ってんだよ」
「・・・妹ぉ?さくっちかぁ?あーあいつ、全っ然可愛げがないからなぁ」
その言葉、そのままてめぇにのし返してやる。
「聖さんよ・・・いいから帰ってくれ。俺は今日一日中ベッドで眠りたい気分なんだ」
俺は本当に鬱な顔で告げる。
そりゃ朝から妹に刃物向けられたら死にたくなるわ。
しかし、その言葉に聖はいや〜な笑みを浮かべ、急に顔を近づけて来た。
「な、なんだよ」
聖の顔が近づく。・・・なんか焦る、というか、頭が警報を鳴らしてる。
ボンバイエ!ボンバイエ!と。
「・・・じゃあさ、ウチのベッドで、寝ない?」
ピーーーーー!!!
「あ、あぁぁ!?」
待て待て待て待て待て!!!今、この茶髪なんつった?
「いーだろ、な?そろそろさ、アタシとヨリ戻そうよ・・・やっぱ、おまえに抱かれんのが一番幸せだから、さ?」
耳に唇が触れるか触れないかの辺りで甘ったるい台詞を吐く。
・・・バヤい、落ちそう。
流され、承諾の返事を発しようとした時、
「・・・」
背後から殺気を感じた。
- 76 名前:39参照。殺界発動![sage] 投稿日:04/04/17 00:23 ID:P1dZdm+/
「・・・」
殺気の主は勿論(?)妹だった。振り向かなくてもわかる。しかも、それは血の繋がった兄妹だからではなく、生命の危険を知らせる動物的な本能として。
「お、さくっち」
聖が気付いたのか、俺から離れてニヤッと笑う・・・まるで浮浪者を見るような冷たい目で。
瞬時に、平和なはずの休日の我が家が殺界に包まれる。
聖の目を見たくない。幾つもの汚れた社会の闇を見てきたその暗い虚に吸い込まれる。
後ろを振り向きたくない。気配しかないのに、まるで針のような殺気が刺さっているから。
この場を動きたくない。何故なら二人を挟む俺の存在がこの殺界の均等をたもっているから。
汗が、止まる事なく流れ続ける。寒くもないのに歯がガチガチ言う。疲れてもいないのに膝が笑う。
これが、恐怖かっ!!!!?
こんな娘っ子二人が俺を恐怖させてんのかい!?
あ、ありえないありえない。俺は喧嘩無敗、通算52勝のストリートファイターだぜ!?
「・・・おはようございます、聖先輩」
全く感情のこもってない、まるで機械の警告音のような声が桜から響く。
・・・言葉ではなく目で警告してる・・・『兄貴から離れれやビッチが・・・』と。
こ、ここ・・・
コェ━━━━((゚⇔゚))━━━━!!!
- 81 名前:76参照。「悲痛とそして」1/3[sage] 投稿日:04/04/17 03:08 ID:P1dZdm+/
背後から伝わるその強力な圧力に、俺は潰されかける。しかし、聖は微妙だにせずあの冷たい笑みを浮かべている。
『失せな、腐れファッキン』
ひ、聖が反撃に出やがったああああ!!!!?
『いつまで兄貴に粘着してんだ、てめぇはゴキブリハウスか』
『だったらおまえはそのゴキブリハウスに突っ込んでる蛆さ、蛆虫さ』
『蛆虫でも構わない兄貴の側にいれるのなら』
『は!既知外がいっちょ前に。おまえじゃな、コイツの心ん穴埋める事なんてできやしない。むしろ広げちまうんだよ』
『・・・利用するだけ、利用して・・・兄貴を傷付けたアンタが言う台詞じゃない!』
・・・なんか無言の間に凄まじいトークバトルが繰り広げられている・・・気がする。
「あのよ・・・」
余りに悲痛な静寂を破るため、俺は意を決して声を絞り出した。
「ひ、聖・・・悪いけどヨリは戻せない」
「・・・何でだよ」
笑みを崩し、転じて悲痛な顔になる。
「あんな逃げ方したから、やっぱアタシ嫌われたかな・・・?」
「違う」
・・・そうだ、違うんだ。「好き」な相手だからこそ、言わなくちゃいけない。
- 82 名前:「悲痛とそして」2/3[sage] 投稿日:04/04/17 03:08 ID:P1dZdm+/
「今だって・・・聖の事は好きだよ、俺は・・・」
「だったら、さ?」
最後の希望を求め、儚い笑顔を向ける聖。
だが・・・俺は・・・
「だけどな、親友は、恋人にはなれない」
「っ!!!」
あー・・・やっちまった・・・ついにやっちまった。
聖への、最終兵器。
「何で・・・んなこと」
親友だからこそ、恋人になれる。最初に夜を共にした時、聖は照れながらそう言った。
同じベッドの上、いつまでも飽きずに抱き合っていた。
楽しかった。幸せだった。
意味も無くじゃれあったり馬鹿することが。
だが、その内気付き始めた。やっている事が、繋がるまでにやっていた事と同じなんだと。
性行為への興味から、お互い一番信頼できる異性に持ち掛けたありきたりな話題。
性的な快楽と肉体的な一体感が生み出した一時的な感情。
・・・何のことは無い。俺たちは「勘違いの恋」をしてたんだ。
そして、その事に気付き始めた聖が、別れを切り出した。お互いが決定的な「間違い」に気付き、破局しないために。
・・・事実、それは正しかった。
「・・・兄貴?」
桜の声が聞こえる。しかし俺は聞こえない素振りで聖に続けた。
- 83 名前:「悲痛とそして」3/3[sage] 投稿日:04/04/17 03:11 ID:P1dZdm+/
「俺たちってさ、馬鹿だから、今まで通りに馬鹿するのが一番楽しい、ってわかってるだろ?」
「・・・違うよ」
聖が弱々しくなる。
「違わない」
「和樹ぃ・・・」
聖が、俺の名前を呼ぶ。
「好きは好きでも、親友以上、異性未満なんだよ」
泣きたい。俺が泣きたい。何でこんなにも彼女を傷付けなければならないのか。
「アタシは・・・」
「・・・もう止めよう・・・いつでも、会えるからよ・・・」
俺は逃げた。信頼して、信頼されていた親友をズタボロに傷付けて逃げた。
「和樹、アタシは・・・」
目に涙を溜ながら聖は最後に口を開く。
それと同時に俺は玄関のドアを閉める。
それでも、アタシは和樹のことが好きだから。
何の事はない。
責められるべきは俺だったんだ。
「勘違いの恋」をしたのは俺だけ。
・・・聖は、
・・・聖は・・・・・・
・・・
午後。
俺は自室のベッドで大の字になっていた。
「あー馬鹿、俺・・・馬鹿、俺・・・」
死にてぇ、マジで死にてぇ。
何でこんなエロゲチックなバッドエンドしか見れねぇんだよ・・・何だ、アレか?フラグの立て方が悪かったのか?それとも選択肢か?
「あー・・・あー、あー!」
- 85 名前:83参照「夜想序曲」1/2[sage] 投稿日:04/04/17 11:27 ID:P1dZdm+/
あれから五時間が経過した。夕方になっても、兄貴は部屋にこもっている。
聖。
言うまでもなく原因は奴だろう。
何が親友だ、奴の方こそが「勘違い」している。
奴はガキだ、精神的に。自分がした事が恋愛ごっこという事に気付いてすらいない。
・・・それが、兄貴をどれだけ傷付けた事か。
兄貴は、私が推測するに大人か優しすぎるかのどちらかだ。
正直、私は両方だと思っている。
絶対に相手の事を重視した行動と言葉。
自分よりも他人を優先する「価値観」。
自分を軽く見ているのか、あるいは相手を重く見ているのか。
・・・なんにせよ、馬鹿、という事には変わりない。
しかし、それは妹である私にも言える事。
何故なら、私は血の繋がったその馬鹿に・・・
知らぬ間に「恋」をしたのだから・・・。
「・・・」
自分で鬱になるような結論だ。
・・・何を今更、バレンタインに「私を食べて(激はぁと)」というD.C.も真っ青な行動を実の兄に取ろうとしている私こそが本当の馬鹿だ。
「あー・・・」
頭、痛い。
考えたらキリがない。
「・・・お風呂、入ろう」
とりあえず、今は休息が必要だ。肉体的にも、精神的にも。
- 86 名前:「夜想序曲」2/2[sage] 投稿日:04/04/17 11:30 ID:P1dZdm+/
「・・・」
風呂場には先客がいた。
「フンフンフッフ〜ン♪」
兄貴、頼むから風呂場で歌わないで。近所に響くから。
「きーみのこえーききたくってとっぉた、じゅわきっでもいーまはまだつーなげないねー」
や、地味に上手いし。っていうかI'veかよ。
「・・・兄貴?」
「ああ、さくっちか?」
「・・・入るから」
「はああああ!!!!?」
中から聞こえる兄貴の悲鳴とクレームはナチュラルに無視という事でスルーしながら迅速に服を脱ぐ。
「さくっち、待て。待て待て待て待て!!!兄妹とはいえ年頃の男と女!無闇やたらと肌と肌のスキンシップはバヤいかと!!!」
うるさい。このチャンスを生かさなければ、いつ踏み込めるか。
ガラッ、
「・・・」
「・・・」
兄貴、停止。
湯船の中で石化している。視線は私に釘付けで。私は気にする事なく髪を洗おうと浴室の椅子に腰掛ける。
「桜・・・」
「何?」
「・・・成長したな」
湯船の中で兄貴が明後日の方向を向きながら呟く。大丈夫だ、聖の件でナーバス入ってると思ったが大丈夫。
落とせる(ニヤソ)。
どうかしてる。桜はどうかしてんだ。きっとそうだ。
だっておまえ高校生じゃねぇか、まともな判断ができる年だろうが。
そうだそうだ。裸で兄貴の風呂に突入するわきゃない。
「・・・」
バシャバシャ!
意味なくお湯で顔を洗う。
オーケイオーケイ。冷静に考えよう。俺は聖との一件で頭を痛め、気分転換に風呂を洗い、お湯を満たして入った。ここまでいい、いつも通りだ。オーケイ?
さて問題はここからだ。
心地良いお湯の温度にお気に入りの歌を口ずさんでいたら突然妹が乱乳・・・いや乱入してきた、オーケイ?
俺は生まれたままの姿の桜を危うく「上から下まで」眺めそうになったがギリギリのライン(なだらかな双丘)で明後日の方向に向く事に成功した。
だが事態は明らかに悪い方向へ向かってるぜベイベ!
問題は何故、俺が入浴中って事をわかってて妹が来たって事だ。
・・・いや、今一番問題視するべきは・・・。
「・・・」
妹の裸に見事に反応しちまってる俺のビッグアントラーだ・・・!
「兄貴」
「あ、あぁ?」
相変わらず無表情。何を考えてるかわかったもんじゃない。
「・・・一緒に入っていい?」
キタキタキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
- 93 名前:89参照「夜想序曲〜コントラバス」[sage] 投稿日:04/04/17 18:12 ID:P1dZdm+/
「入っていい?」
ガゥガゥガゥガゥガゥ!!
(↑脳内でミニさくっちが俺の理性にニードルガンをブチ込んでいる)
「待て待て待て待て待て待て!!!」
俺は風呂場から退避するか浴槽のワキに寄るかで悩んで・・・・・・ってそこは悩むとこじゃねーだろ俺!!!退避だ!
「よっ」
「っておいぃぃ!!!?」
ザッバーン!!!
あろうことか、この愚妹は脱出しようとした俺の上にダイブしてきました、はい。
「ごぼぶわばばば!?」その際、頭がさくっちの「ケツ」に当たり、情けない姿で水没した所存でございます。
「ぶはぁっ!・・・何考えてやがる!!!」
ようやく桜をどけて水中から顔を出す。
しかし・・・
ピトッ。
桜は・・・
「・・・兄貴・・・」
この狭い浴槽の中で、
「ば、馬鹿おまえ・・・」
俺の胸に、顔を置くようにしてやんわりと抱きついてきやがりました。
しかも、この体勢は・・・た、対面座位、対面座位っ!?
聖ともしたことねーっつの!!!
「あ、アホ!離れれや!!!」
「やだ(キッパリ)」
即答、はい即答ときましたか!?
「何考えてんだ!?」
「・・・わからない(くすっ)」
- 94 名前:93参照「夜想序曲〜サクラチル」[sage] 投稿日:04/04/17 18:30 ID:P1dZdm+/
「・・・本当に、わからない・・・」
桜は、俺の胸に置いた右手をゆっくりと滑らす。
ゾクッ・・・
背筋が鳥肌立つ、俺のビッグアントラーはすでに痙攣するスネークと化していた。
「兄貴は・・・」
相変わらずの無表情。しかしいつもとは絶対に違う声色を、桜は発していた。
聞くだけ脳が溶けてしまいそうなそれ。
「聖先輩の事で・・・泣きそうになってた」
擦り付けるように下半身を密着させてくる。このまま繋がりたい、そんな衝動に駆られる。
・・・落ち着け、相手は妹。
「・・・その判断は正しかった・・・でも兄貴は・・・いつもみたいに、また自分の中に、感情仕舞い込んで」
「っ!!!」
ぬらりとした感触が胸から電撃のように頭に伝わる。桜がそのままの位置で俺の肌を舐めていた。
「辛い、でしょ?痛い、よね?」
視線を合わさずに、徐々に舐める位置を上に、上にと移す。
「兄貴は・・・聖先輩が『親友』だから恋人にはなれなかった・・・」
やがて舌は、俺の首筋に当たる。肩に回された手は強く俺を抱き締めていた。
「私は・・・『妹』だから恋人にはなれない?」
ゆっくりと、舌は顎へ這い出す。
- 99 名前:94参照「夜想序曲〜理由」[sage] 投稿日:04/04/17 23:11 ID:P1dZdm+/
「・・・『好き』っていう気持ちは・・・恋愛感情は人間が生殖活動を行う上で、ただ性欲のためではない、と脳が理性に理由を付けるために起こる錯覚だって話、知ってる?」
唇を頬に触れるか触れないかの距離で、静かに囁く。
・・・すでにお互いの身体は密着している。桜の肌の体温が直接、伝わる。
さっき沸かしたばかりの湯がぬるく感じる。
「つまり・・・『好き』なんて感情は、どんな人間でも『勘違い』だって事」
再び舌が動き始める。
頬から、俺の、唇に・・・触れる。
止められない。
止める事ができない。
心拍数が上がる。胸の鼓動が激しくなる。
欲しい。桜が欲しい。
妹だろうが構わない。
好きかどうかなんて知った事じゃない。
桜が、欲しい。
「やめろよ・・・」
「・・・『妹』、だから?」
唇が、重なる。
桜の舌が、俺の咥内を犯していく。
唇、歯茎、舌・・・
溶ける。溶けていく。理性がどろどろに溶けていく。繋がりたい。もっと近くに桜を感じたい。一つになりたい。
ザバッ・・・!
桜を抱き締め、逆に押し返す。
理由なんて、必要ない。
頭の何処かで、「何か」を知らす警告が鳴っている。
・・・それでも、俺は・・・聞こえないふりを、していた。
- 102 名前:99参照「夜想序曲〜宴」[sage] 投稿日:04/04/17 23:45 ID:P1dZdm+/
「ん、んちゅ、く・・・ふぁ、はぁはぁ・・・」
唇を離す。半開きになった口から唾液が糸を引く。
「はぁはぁ・・・ん、」
もう一度唇を重ねる。また舌を絡める。
「は、ん、んん・・・ちゅ、くはぁっ、あふ・・・ちゅく」
唾液を流し込み、飲ませ、吸い取る。
「・・・っぁ」
唇を重ねたまま抱き寄せ、桜の下腹部へ手を伸ばす。
「っつぁ!」
へその下に触れただけで、桜は敏感に反応した。
・・・もしかしたら聖よりも感じやすいのかもしれない。
「・・・」
潤んだ目で俺を求める桜・・・妹。
「っひやぁぁぁ!」
突如、言いようのない背徳感に襲われる、振り切るため、俺は強引に桜の性器へ手を付ける。
「あ、あ・・・はぅっつ、くぅう!」
ただ、そこを欲望のままに掻き回す。
濃くは無い陰毛をかき分け、指を差し込み、
「あ、あああ!!!や、くは、ぁあ、ああぁ!」
膣内をこねくり回す。
「ふ、つぅぅっ!っん、ん・・・」
無意識の内に、俺は桜の唇を塞いだ。
風呂場は響くから声を抑えるためだったのかもしれない。
・・・よくわからない。ただ、そうしたかっただけだ。
- 103 名前:102参照「夜想序曲〜理性は」[sage] 投稿日:04/04/18 00:08 ID:r9MVrBAC
「はぁ、はぁ・・・兄、貴・・・」
喘ぎ続けていた桜が顔を上げて俺を見つめる。指の動きは止めない。
「兄貴・・・!」
強く俺に抱きかかり、下半身を、いや性器を性器に擦りつけてくる。
わかってる。何が欲しいのか。
わかってる。何がしたいのか。
「はぁ、あぅ、く・・・」
だが、俺は躊躇っていた。このまま繋がるべきなのか。
浴槽のお湯が冷えてきたせいか、俺は少しは冷静さを取り戻していた。
相手は妹。「好き」だとしても、妹。
「くっ・・・!」
俺は、考えると冷たいナイフで胸を刺されたような感覚を覚え、それを拭うために桜を抱き寄せた。
「あ・・・あ、あ・・・」
俺の先端が、そこに触れる。
駄目だやめろ。いや繋がれ。
頭の中で警報と欲望が鳴り続ける。
「った!━━━━っ!!!」
先端を桜の膣内に、強引に沈めていく。
キツい、だが熱く、粘ついた感触。
数ヶ月ぶりに味わう女の味。
「あ、あ、や、兄、くふぁ、貴・・・!」
未知の感触と痛みに上の空で、震えながら宙を見つめる桜。
ギチギチと、異物を押し出そうとするそこに、半ば無理矢理俺を押し込んでいく。
- 104 名前:103参照「夜想序曲〜原罪」[sage] 投稿日:04/04/18 00:37 ID:r9MVrBAC
まだ、亀頭しか入っていないというのに、1ミリでも動かせばすぐに射精してしまいそうなぐらいヤバかった。
「兄貴・・・」
震えながら、桜は不安そうに俺を見つめる。
「・・・一気に行くぞ?いいか?」
このままでは動かさなくても果ててしまう。そんな事、俺も桜も望んではいない。
「・・・うん」
「大丈夫だから」
何が大丈夫なんだ?初めて挿れられた時の痛みか?
それともこの行為の事か?
あるいはこの後?
「くそっ・・・!」
ズッ・・・
「痛っ・・・!」
無責任だ、俺は・・・。
ズッ、ズグゥ!!!
「ッッッッ!!!」
一気に、腰を叩き付け、桜の膣内へブチ込む。
・・・っブチ、
何かを破るような感触が先端から伝わった。
「あぐ、ひくっ・・・うぅ・・・」
遅れて、桜の泣き声と、強烈な射精感。
ズブッ、ジュッジュプ、グジュ!!!
俺は、初めての痛みに泣きじゃくる桜を抱き締め、強引に、激しく腰を打ち付け始める。
「あ、うぁぁっ、やぁぁ!ぐっ、つぅああああ!!!」
快感よりも圧倒的な痛みが勝る状態の桜に、さらに腰を叩き付ける。
バシャバシャと浴槽の水面が波立つ。身体を通して淫らな結合の音が頭に響く。
グジュグジュ、ジュッジュッジュ・・・
- 105 名前:104参照「夜想序曲〜終曲」[sage] 投稿日:04/04/18 00:59 ID:r9MVrBAC
限界なんてもう突破してる。今すぐ射精してしまいそうだ。
「兄貴・・・、兄貴ぃ!!!」
泣きじゃくりながら俺の名前を呼ぶ桜を、妹を胸に抱き、俺は最後に強く、子宮に届くぐらい強く叩きつけた。
刹那、
ビュクッ!
「あ、ああああ・・・」
ビュクビュクッビュルッ、ドク、ドクン、ドクン・・・。
「兄貴のが・・・膣内に・・・出てる・・・」
桜の中に全てを、
「熱い・・・お腹が・・・暖かい・・・」
全てを、注ぎ込んだ・・・。
・・・
どれぐらい時間が経ったのだろうか?
俺はぼんやりとベッドの上で天井を見上げていた。
『桜と、した』
思い出す。背徳感が、込み上げる。
だが、不思議に後悔はしてなかった。
・・・何故だろう?こんなにも幸せなのは、こんなにも満たされているのは。
『勘違い・・・』
桜の言葉が頭をよぎる。
「勘違い・・・」
復唱してみる。
勘違い・・・勘違い・・・勘違い・・・。
何か、頭に引っかかる。
何処かで大切な何かを忘れてしまっている。
だが、思い出そうにも眠くて頭が回らない。次第に視界がぼやけてくる。
ああ、もう、今日はいいや。明日また考えよう。
薄れていく意識の中で、俺は明日がバレンタインであることを思い出した・・・。
- 127 名前:105参照「ファミリー」1/2[sage] 投稿日:04/04/19 23:23 ID:NqAhQGfX
昨日は・・・散々だった。
朝、パンツを盗まれた妹が暴れて、
昼、ふとした事から「親友」だった聖と決別。
そして夜・・・俺は、風呂で妹に押し切られて・・・。
「うー・・・朝かよ・・・」
出来れば流されて妹を抱いてしまったヘタレ野郎の俺としては、今週一杯、いや君のぞみたいに三年間思いっ切り昏睡状態に陥りたかった。
いや、マジで。
風呂での一件の後、バテてた俺を後目に・・・妹は先に上がっていった。無言で。
しかしその顔は本当に幸せそうだった・・・
「眠りてぇー・・・!!!」
もう、解決すべき問題が山程ある。
まず、聖との和解。あのままでは普通に会話なんてできない。
そして妹、桜。
なんてったって、いや流されたとはいえ妹とヤっちゃった訳ですよ、はい。
・・・しかも中出し。
「絶対に親なんかには言えねえ・・・」
バレたら、俺が被害者であろうと加害者だろうと殺される。
「・・・流石はエロゲネタ」
意味わからん。
とりあえず、だ。今日は何事もなかったかのように振る舞おう。
爽やかーに、クールーに・・・。
「よし!」
そうと決まれば早速飯をかっ喰らって、ちょっくら外の空気でも吸うか!!!
- 128 名前:「ファミリー」2/2[sage] 投稿日:04/04/19 23:25 ID:NqAhQGfX
静かな食卓。いつもと変わらない風景・・・。
久しぶりに家族全員揃っての朝食。
「・・・・・・・・・」
しかし、何かおかしい。
いや、静かなのはおかしくない。親父はテレビに釘付けだし、普段は口喧しい母親も食事中は静か。
桜は桜でいつもこんな感じ。
「・・・・・・・・・・・・」
いや、だからおかしいんだって・・・何でって・・・
「なぁ・・・母さんよ」
「んー?」
「一つ、質問していいか?」
「スリーサイズ以外はねー」
「じゃぁ、聞くが・・・」
俺は箸を置く、そして二回、深呼吸。
オーケイ、クールに行こうぜ?
「何で飯が赤飯なんじゃーー!!!しかめオカズも何気にゴジャースだしぃぃ!!!」
「気のせいでしょー(笑」
気のせい!?作ったアンタが気のせいとか言う!?
「・・・朝から七面鳥なんてでねぇだろ!!!」
「よくあるよくある」
日本全国探したって絶対出ないと思います。
「・・・兄貴、うるさい」
「お前は落ち着いて七面鳥にかぶりつくな!!!」
「うまいぞ?」
「親父、アンタもか!?」
こいつら・・・一体何を考えて・・・
「近親相姦(ぼそ」
ギックウゥゥゥ!!!
突如母親から放たれる謎の言葉。
- 147 名前:128参照「盟友、黒沢真也」1/3[sage] 投稿日:04/04/21 00:19 ID:klA4iM9t
待て待て待て待て!!!い、今この母親はなんつったぁああぁっ!?
『近親相姦』
その単語から浮かぶモノ。
兄貴、兄貴ぃ!
「・・・最近のワイドショーってこんなネタばかりよね・・・って、何やってんの、アンタ?」
「あぅああぁ、おぉぉぉ・・・」
はい、思い出したら股関にテントが張ってます。
「・・・くす」
そんな俺を見て、桜は楽しそうに笑う。
「これ、朝食ねー・・・昨日、会社の部長さんが『宝くじ当たったぜヒャッホオォォイ!!!』って、みんなに高い食材配りまくったのよ。・・・食材より現金よこせって・・・和樹?」
「・・・」
普段は絶対に表情を崩さない妹。それが、今日。なんの変哲もない朝食で普通に笑ってる。
「ちょっとアンタ、」
・・・何だろう、この気持ち。
「和樹ぃ!」
ビシッ!
「はぅあ!?」
ズガッシャーン!!!
突然、正面から母親に箸でこずかれ、ギャグのように椅子事後ろに倒れ込んだ。
「何さらす!?」
「早く飯くっちゃいなさい!」
「だからって箸で小突くなああ!」
「ふ、あははは」
笑う桜。
怒鳴り散らす俺。
続けばいいと思っていた。
ずっと、笑い合えれば・・・
- 148 名前:128参照「盟友、黒沢真也」2/3[sage] 投稿日:04/04/21 00:20 ID:klA4iM9t
「じゃ、行ってくるわ・・・」
玄関で靴のつま先をトントンっとやりながら桜に手を上げる。
「うん」
「まぁ・・・今日は久々に黒沢の奴と馬鹿やるつもりだから遅くなるかも」
「わかった」
いつもと変わらない無表情。
・・・やっぱ、こいつはずっとこんな感じなのかなー、と考えながらドアを開ける。
「兄貴」
と、桜に腕を掴まれる。
「ん?」
「・・・今日、お父さんと、お母さん・・・泊まりがけで仕事だから」
「・・・だから?」
「・・・寝ないで、待ってるから。『チョコ』用意して」
妙に淫逸な笑みを浮かべて腕を離す桜・・・
「じゃ、じゃあな」
そして俺は、目の前に立ちはだかっていた問題を改めて認識しながら、逃げるように家から走りだした・・・
チョコ・・・ああ、今日はバレンタインか・・・
・・・
「で、また妹が朝這いかけてきやがって・・・」
「そ、そうか」
「俺、彼女いるって何回も言ってんのに・・・聞いてるか?和樹」
「黒沢くん」
「あ?」
「おまえのネタって毎回妹から始まるよな」
「やかぁしゃあ!実の兄貴に全裸で襲いかかる妹が何処にいるってんだ!?」
昼前。俺は親友の黒沢とマックで愚痴っていた。
- 149 名前:128参照「盟友、黒沢真也」3/3[sage] 投稿日:04/04/21 00:21 ID:klA4iM9t
「はぁ・・・てめぇが羨ましいぜ和樹」
「んだよ」
「さくっちは実の兄貴に性的な要求なんかしねぇだろ?」
俺と黒沢は小学校の入学式の最中に拳と拳で語り合った仲。(瞬殺されたが)
恐らく、この地球上で一番信頼できる男であり、最強の高校生である。
そして、こいつとの共通点。それはお互い一つ違いの妹がいることである。
「せ、性的要求・・・」
・・・スマン、黒沢真也。俺は実の妹と性的関係を持ってしまった。
「あ?何だよその顔は・・・あーあ、エロゲじゃ飽きたらずに、とうとう妹をレイプしちまいましたか?」
「しししししし、してません!」
「・・・したのかよ」
「ウォォーッ!?語るに墜ちたー!!!」
マックの中で騒ぎまくる野郎二人組。端から見ればかなり迷惑であることは間違いない。
「で?それが俺に相談してぇ事なんだろ?」
「あ、あぁ・・・」
そう。妹との一件で鬱病になりかけた俺は信頼できる黒沢に相談を持ちかけたのだ。
「おまえは頭いいからな」
「・・・それは成績がクラスの下から16番目の俺への皮肉か?」
「おまえ、心理学とかに詳しいだろ?体格に似合わず」
「・・・悪かったな、180あるくせに文系で・・」
- 167 名前:黒沢家のバヤい。[sage] 投稿日:04/04/24 16:22 ID:0MFzh4e1
朝起きたら妹に、全裸で迫られた。
「お兄ーちゃーん!!(´Д`)ハァハァ」
「よ、よんな!くんじゃねぇ!!」
「1ザアァアァン!!」
「ぎゃ、ぎゃああ!?どこ触ってやがるどこ触ってやがる!?」
「目覚めのキス!目覚めのディープキス!!」
「お、お袋ー!!助けろ、妹に犯されるーっ!!」
今日もマターリな黒沢気。今日も妹は元気に全裸で迫ってきます。
「我慢はよろしくないぜお兄ちゃん!さぁさぁどんなプレーイがいい!?ブルマ?メイド?スク水?縛り?パイパン?眼鏡?ネコミミ?ホラホラホラホラハリーハリーハリーハリー!!!!」
「俺には彼女いんだよアフォがっ!!」
「無問題」
「有問題!!」
「ジュッディィム!!」
「いいから服きやがれ貧乳が!!」
「貧乳は妹の特権なのれす!!月姫に然りシスプリに然り妹ブルマに然り!!」
「頼むから全力でハイバネーションしてくれ」
*「ハイバネーション」
人口冬眠を指す。要EVER17。
「何!?お兄ちゃんは妹に萌えないと!?全国妹連盟を敵に回しますか!?」
「んだよそりゃ!!」
「末莉タソは強し!!」
「意味わからねぇ!!」
「お兄ちゃんはパソゲやった事ないのかー!!」
「アサシンとかメダルオブオナーとかノブとか」
「ウゼーーーーッ!!」
- 179 名前:167参照。「こんな妹くれてやらぁ」[sage] 投稿日:04/04/24 23:33 ID:0MFzh4e1
「に゙ゃぁあああ!」
「んだよ!?」
「信じられない・・・信じられないっ!!今時の不健康ラッシングビーティングガイことお兄ちゃんがエロゲをやったことがないなんとぅえぇっ!!」
「膝付いて泣くのはいいから早く服着やがれ」
「・・・萌えない?(うにゅ?)」
「全然(キッパリ)」
「うおおぉぉっ!!何故!!?ボクは男どころか実の兄さえ落とせないなんとぅえぇぇっ!!」
「考える基準が一光年ぐれぇズレてんぞ」
「てゆーかおかしい!!絶対おかしい!!こんなカワユイカワユイ妹が裸で、しかもニーソックスで迫ってるのに勃起すらしないなんてぇぇぇ!!」
「・・・ウン年前からやられてりゃ慣れるわ」
「せっかくお兄ちゃんのために剃ったのにーー!!」
「無毛ネタも通算八回目じゃねぇか」
「見てみてお兄ちゃ〜ん〜おっぴろ・・・」
「オラ」
ゲシッ!
「ゲッ!!!」
「いい加減にさらせや愚妹が」
ぐりぐりぐぅりぃ・・・
「あっあぁん、そんなとこぐりぐりしないでぇん(はぁと)」
「感じてんじゃねぇーーーっ!!ばっちぃばっちぃ!!」
「・・・あのーそんなことされると結構傷つくんですが」
「世の中傷つかずに大人になれる人間なんざいねぇ」
「な、ならSMで・・・」
- 187 名前:179参照。マック騒動「真也編」[sage] 投稿日:04/04/25 15:07 ID:BrFT2JEb
・・・というようなやりとりをしているのが俺と、妹。
全く。少しは和樹の妹を見習って欲しいもんだ。
さて、と。話をバレンタイン、マックの会話に戻そう。
「俺はな、彼ー女がいんだよ彼ー女が」
「真也・・・一つ聞いていいか?」
「あん?」
ズルズルとストローから烏龍茶を吸いながら和樹を促す。
「俺はおまえの彼女見たことないんだけど」
「そりゃそーだ」
「何でだよ」
「何せバレたら相当バヤいかんな」
「何故にバヤいんだ?」
「・・・俺は知らんかったんだがよ、俺の彼女は学校じゃ凄まじい人気を誇るらしい」
「はぁぁ?」
「アレだ、聞いたことぐらいあるべ?ラブレター出しただけでリンチ確定の女子が一人」
俺は何故か面倒くさくなり、愛用のマルボロをくわえた。
「あぁ・・・聞いたことぐらいなら・・・って、ええぇぇ!?」
「んだよ」
「ちょちょちょちょっと待て!待て待て待て待て!!お、おまえの彼女ってマサーカ!?」
煙草に火を着け、一服・・・んで、
「沖田先輩」
「うぞだぁぁぁぁぁっ!!!!」
突然叫びだしてテーブルに突っ伏す和樹くん。
・・・まさかコイツもファンだとは。
- 188 名前:179参照。マック騒動「和樹編」[sage] 投稿日:04/04/25 15:09 ID:BrFT2JEb
「何で!?え!?あの沖田先輩がおまえなんかと!?」
驚いた。いや、ありえない。
だって沖田先輩ですよ皆さん?
学校の野郎は必ず一度は夜のオカズにする絵に書いたようなアイドル学生、沖田恵美先輩ですよ!?
成績優秀、頭脳明晰、運動神経抜群でおまけに性格までグゥゥッドと来た沖田恵美先輩!!
そ、それがこんな不良学生と・・・!!
「鬱だ、氏のう」
「待てやコラ。てめぇの妹ん話はどーした」
「そんな驚愕の事実を知ったら誰だって死にたくなる!!」
「いいから・・・妹とやっちまんだべ?しかも風呂で」
バキューン!!
↑ハートがワルサーP38で撃たれた擬音。
「ぐはぁぁ!!」
「んで、おまえは本気でさくっちに惚れてしまったと」
ドダダダダダ!!
↑ハートがBAR(ブローニングオートマチックライフル)に粉砕された擬音。
「ごふっ」
「図星かよ」
「だってだって・・・だってだってなんだもん」
「キメェ」
「うっさい」
そうだ。俺はあの夜を境に、妹に惚れてしまったのだ。
実の妹に・・・。
「・・・墜ちちまぇ」
「アーユークレイジー!?」
「好きなもんは好きなんだからしゃあねぇんじゃねぇの?」