54 名前:1/2[sage] 投稿日:04/04/15 21:40 ID:dbrjtb62
>>48
元ネタ分からんので、ネタの使い方が全然見当違いかもしれませんが。


「お兄ちゃん起きて!隣のそいつ殺せない!」

いきなり”ぐいっ”と引っ張られる感触と、そのまま放り出されて自由落下の感触ととも
に目覚める俺がいた。
俺は肩から床にぶつかるとともに、いきなりはっきり目が覚めた。
さすがに身の危険を感じる事態となれば、寝ぼけても居られない。
一体何事かと妹の方を見れば、修羅の形相で目の前に仁王立ちしている。
そして、その視線を辿ると…

そこには「8匹のネコ」がまるまっており、まだ寝ているものも、妹の殺気に気付いて毛
を逆立てているものもいる。
んー、何度見てもかわいいではないか。
隣の猫を、猫大好き人間の俺はひたすら可愛がってきたら、本来の飼主だけでなく俺にも
警戒しなくなって、居心地のいいらしい俺の布団の辺りでよくひなたぼっこをしたりする。

それが我が妹様の逆鱗に触れてしまったのだ。
昔は妹も猫が大好きだったのだが、昔の不幸な出来事が妹を変えてしまった。
子供の頃、屋根の上の猫に遊んで欲しくて「ねこー、ねこー」と声をかけたら、そのまま
妹のうえにダイブしてきたのだった。着地のために爪を立てた猫を受け損なって妹は血ま
みれになった。
それは不幸なことだし、痛かったのもよく分かる。
だが、その猫に悪気は無かったのだ、しかも、今居るのはその猫とは何の関係も無い。


55 名前:2/2[sage] 投稿日:04/04/15 21:42 ID:dbrjtb62
「やめるんだ、殺生はよくない!!」

怒りのオーラに包まれた妹に必死に訴える俺。それに対して妹がよこした視線は、俺を
凍りつけるに十分な迫力を持っていた。
それほどまでに猫がお嫌いですか。こんなに可愛いのに。

行動的な短めのボブがゆれて、しなやかな妹の体が動き出す。
(まずい! ヤツは本気だ!)
そう悟った俺は、慌てて猫と妹の間に割り込んで猫を抱き上げる。
「ホラ、こんなに可愛いじゃないか」
だっこした猫を妹に見せて同意を求める。
猫も「なー」と人懐っこく鳴き声を上げる。うーん、やっぱり可愛いな、もこもこしてるし。

だが、それに対して勝気な感じの可愛い顔が更なる怒りに歪むと、猫ではなく、俺にその
鉄拳が命中して視界が回る。

「な、なんで俺がぁっ」
情けないセリフを吐きながら、俺の意識は再び闇に沈んでいったのだった。



こんな感じではいかが? 「8匹のネコ」とかがエロゲネタなんですが、分かりにくい?