《内     藤     外    伝    》〜奴の名はT〜

その日、俺達はラテーヌで武器スキルを上げていた。
何でラテーヌ?と思うかもしれないが、彼らの腕ならここら辺で丁度いい。

しばらく鳥やゴブリンを狩っていると、一人のタルタルが話しかけてきた。

樽「私も入れてもらえませんか?^^;」

俺「えっ、スキル上げですよ?ていうかもう6人なんで・・・」

樽「そうですか、ではアライアンスを組みましょう^^」
いや、アラ組む程の場所じゃないだろ・・・

彼はしつこかったので、仕方なくアライアンスを組んだ。
俺と樽、他5人の編成にした。

樽「私の事はTって呼んで下さい、ナイトです^^」
またナイトか・・・俺はつくづくナイトに縁があるな。

しばらく狩りをしたが、俺は妙な事に気づいた。

Tさんが弓を使っている?ナイトに弓スキルは無いよな・・・

まぁ、いいか。言うのも面倒くさい、放っておこう。

ナイトDはダイスを振った!→13

ナイトD「うはwwww13www低すぎwww」

ナイトC「ふふふ、また僕の勝ちです。これで128万ギルですね。大丈夫ですか?」

あの二人はさっきからダイス勝負をしている、ここではスキルが上がらないから
仕方ないか・・・しかしDさんは運が無いな。暴れださないといいが


EさんがTさんの装備を物色し始めている。危ない。
だがTさんの装備はショボイので大丈夫だろう。
ていうか、弓矢しか持ってないじゃんこの人・・・

リーダーとBさんが玉葱相手に奮闘している。
ここの敵でも当たらねぇのかよ!
さっき倒してたのはEさんだったのな・・・

リーダー「Naitou君、ちょっとここの敵強すぎない?狩場ミスだよ、駄目だねぇ♪」
うざい、ここより弱いとこってどこだよ・・ロンフォか?

Tさんは黙々と矢を放っている、機嫌悪そうだな・・
まぁ、このメンバーに囲まれれば常人が普通の精神を保つのは難しいだろう。

向こうでは我慢出来なくなったリーダーとBさんのホーリーが玉葱に撃たれていた。
死んでない・・・MND一桁っぽいな。

ナイトDはダイスを振った→349

ナイトD「うはwwwwまた負けwwww」

ナイトC「これで256万ギルですね、分割にしますか?利子つきますけど」

ふぅ、暇だな。やる事も無いのでそこら辺の岩に腰をおろした。
さすがにここの敵では何も上がらない。俺はうとうとしながら景色を楽しんだ。

・・・小一時間程経っただろうか、おもむろにTさんが口を開いた。

T「もう飽きた&狩らなくていいよ・・・wマンネリだし」
・・・はぁ?強引に入って来て何を言うのかこの樽は

俺が反論する前に、さらに語りだした。

T「疑問なんだけどなんでラテーヌでスキル上げしようと思ったのでしょうね^^;
  古墳にでも行ってソロでやればいいだけでしょ」

お前もな、ていうかナイトに弓スキル無いぞ。

T「あなた達は目立ちたがり屋なんですか?」

リーダー「そうだよ♪」
いつの間に・・・リーダーが横にいる

T「そんな場所知らなかったとか?(笑」

ナイトB「うはwww正解www」

俺「・・・」
以外にも受け流しスキル高いのか彼らは。いや、正直に答えてるだけだろうな・・・

T「何かさっきから他の人ばかり答えてますね^^;あなたに言ってるんですよ
  Naitouさん^^」

うざいなぁ・・俺は今日の晩飯の事が気になりだした

T「あなた内藤ですね^^;内藤ですよね・・・w」

俺「・・・」

T「あっ、回避しましたね^^;一番気にしてますね^^昨日も言いましたけど^^;」

どうしよう頭痛がしてきたぞ?

リーダー「ほっときなよNaitou君、彼は頭の病気らしい♪」雪より白い歯が光る。

T「ほっときなって言う人が一番気にしてるんですよね(汗
  いや、さっきも言いましたが^^;あなたもしかして内藤ですか^^;」
リーダーはもしかしなくても内藤だが・・・

その時、空からガルカが降ってきた!

ガルカ「俺がそのクソ童貞デブヲタヒキ67歳無職糞タル野郎を倒す!!! 」

俺「・・・」

ガルカはTさんを掴むとそのままどこかに行ってしまった。
俺「なんだったんだろうか・・・」

今迄で一番疲れてしまった。
ふと、通りすがりの人がいた。彼が言う

ワルキューレ「内藤が集まるラテーヌはここですか?」

俺「いや、あなた出遅れてますよ?」

            〜内藤外伝〜完