《内 藤 列 伝 0》〜内藤PT結成〜
ジュノ港を、一人の男がうろうろしている。金髪が風になびいている。
辺りの人は彼を避けて歩いてるようだ・・・不審人物だと思っているのだろう。
やがてその男がローブを着た男性に話しかける。
金髪「やぁ、いい天気ですね♪」キラリと歯が光る。
男「えぇ、まぁ。雨降ってますけど・・・」
金髪「君、なかなか腕が──」
男「すいません急いでいますから」そういうと男は早足で行ってしまった。
金髪男「う〜ん、さすがに20レベル離れてると駄目か♪」
僕は、ジュノに滞在する一流のナイトだ。だが一流のナイト程お金を使う。
この間も新しい両手剣を二本買った、そろそろ財布が軽くなってきた
そこで、お金稼ぎに行く為にPTを集めているんだ
僕一人でも大抵の敵は倒せる、両手剣の一撃で片付く。
けどまぁ、6人いた方が何かと楽だしね
しばらく同じ事を繰り返したけど、組んでくれる人はいなかった。
う〜ん、僕の強さに恐れをなしてるのかもしれない。
あっ、前からナイトらしき人が来るぞ。
金髪「君、腕が立ちそうだね」
ナイト「立つよwwwww」そう言うと彼はいきなり両手剣を突いてきた。
何か同じ臭いを感じる。この人を服従させれば戦力になるだろう
一流の直感ってやつかな
金髪「僕が勝ったらPT組んでね〜」僕は新品のクレイモアを彼に振るう
ナイト「おkwwww俺に勝てるわけがないwwwwww」
凄い突きのスピードだ、ハエが止まるどころの騒ぎじゃない。遅すぎる
だが僕の両手剣はことごとくかわされる、まさに盾にふさわしい人材かもしれない
数時間後、結局勝負はつかなかったけど、彼は力を貸してくれるとの事。
僕と互角の勝負をする男だ、これは心強い。
彼は言う
ナイト「俺の名前はBww槍使うともっと凄いよwwwww」頼もしい限りだ。
金髪「よろしく、僕の事はリーダーって呼んでね♪」
とりあえず、一人目だ。後4人見付けなければ。僕達は手分けして探す事になった
ジュノ下層に行くと、何だか人が集まっている。何だろう・・・?
近づいてみると、何やら青年が演説をしていた。
青年「あなた方はバニシュについて何もしらない!嘆かわしい事だ。
バニシュと言う魔法の偉大性、これを知らずしてナイトは語れません・・・」
周りの人はあくびまじりに聞いている。
俺達別にナイトじゃねぇしなぁ。そんな声も聞こえる。
これも直感だが、彼はとても腕が立つ気がする。仲間にするのは彼しかいない。
僕と同じ、そう。一流の発する独特のオーラを感じるのだ。
リーダー「君、腕が立ちそうだね。組まないか?」
青年「PTですか・・・?そうですね、まずあなたのバニシュを見せて下さい。僕に撃っていいですよ」
バニシュを見せろ?しかも人に撃つだなんて、危なすぎる。
僕のバニシュは古代魔法、昔よく言われたものだ。
リーダー「いやいや、駄目だよ。そんな事をしたら君が死んでしまうじゃないか」
青年「・・・余程自信がありそうですね、かなりのバニシュ使いと見受けました」
彼はそう言うとお金稼ぎのPTに入る事を承諾してくれた。
青年「僕はC、バニシュにはちょっとうるさいですよ。」
リーダー「確かに、演説するなんてちょっと異常だよね。よろしく♪」
これで三人、ようやく半分だ。
その後もいろんな所を探したけど、見つからなかった。Bさんの方も駄目だったらしい。
僕らのPTに入ると足手まといになるとか、そんな事考えてるのではないだろうか。
僕達は夕食を取る為に酒場に入った。酒場は静まり返っている・・・
椅子に男が一人座っている。その周りに何人もの男が倒れていた。
僕はすぐにピンときた。この男は使える!と・・・
リーダー「君、なかなかやるね。PT組まない?」
男「うはwwwやだww」
僕からの誘いを断るなんてもったいない。もう一度チャンスをあげよう。
リーダー「じゃあこうしましょう。ここからル・ルデの庭まで競争して、
僕が勝てばあなたにPTを組んでもらいます。僕が負けたら有り金全部渡しましょう」
男「うはwwwおkkkkwwww」 単純な男の人だな、僕に勝てるわけがない。
リーダー「それじゃいくよ、よーい・・・ドン!」
走りだす男、かなり速い。尋常ならざる速さだ。だが僕には秘策がある
リーダー「デジョン♪」
勝負に勝った僕は男をPTに入れる事に成功した。これで4人、後2人だ。
その日は遅いからレンタルハウスで一夜を過ごし、次の日また探す事にした。
───そして次の日、僕は日が昇りきっていない下層を歩いていた。
下層には寝バザーなる人達がたくさんいる。文字道理、寝ている。
そんな彼らの体をまさぐる、怪しい男を見付けた。
明らかに盗んでいる、寝ている人の体をごそごそ探っている。
リーダー「何をやっているんだい?」
盗人「無理wwwサポシwwww」男は言うが早いか逃げ出した
リーダー「ハハハ、待ってくれよ♪」
男は素早い動きで下層を走る、あのDさんに勝った僕の俊足でも追いつけない。
と、下層を散歩している寝ぼけまなこのDさんが盗人と正面衝突した。
ナイトD「うはwwww死刑wwww」
盗人はDさんにとっ捕まった。殴られている。
これ以上は死ぬかな、というところで僕はDさんを眠らせた。
彼がいれば戦利品はがぽがぽだろう、金稼ぎPTに無くてはならないもの。
トレジャーハンターのアビリティを彼は持っている。必要な人材だ
リーダー「今PT集めているんだ。組まないかい?」
盗人「無理wwwサポシwww」
承諾するって事だろうか、僕はサポシが欲しいのだから・・きっとそうだな
リーダー「いい返事だ、よろしく♪」
こうして仲間が5人になった、いよいよ後一人だ・・・!
人の集まりそうな所、庭の競売前の人に聞いて回った。
50人くらいには聞いただろうか、ある人がようやくいい返事をくれた。
ナイトF「いいけど、5人集まってる?wwwwww赤詩白いるよね?wwww」
リーダー「もちろんです、よろしく♪」
僕は何のサポでも出来る、今は黒魔道師だけど。その気になれば赤でも
詩人でも白でも出来るんだ。
ようやく集まった。準備を整えて、庭の噴水に集合した。
ジュノからチョコボでダボイまで行った。金稼ぎで今ダボイが熱いらしい。
ダボイ入り口まで来たところで、Fさんが言った。
ナイトF「うはwww他PTに誘われたwwwww抜けるねwwwww」
リーダー「ははは、おk♪」
僕達はジュノまで引き返した。後一人補充しないとね。
やっぱり6人じゃないと気が済まない。
でも、都合よく見つかるのかなぁ。
ふと、カフェを見ると重装備の男が食事をしている。
休日にあの装備、やる気まんまんじゃないか。彼しかいない♪
僕は話す機会を伺うべく、彼の向かいのテーブルに座った。
〜内藤列伝1に続く〜