漫画列伝 X

封神演義 ”藤崎 竜”版
(週刊少年ジャンプ) ・・・ 古代中国の有名な伝記をベースに漫画化した作品。
俺自身、おおまかにベースとなった「封神演義」を読んだ事が
あるが、とても生々しい歴史戦争モノであった。
そう、原作は「藤崎版」よりも遙かに大勢の主要キャラ達が
封神される。敵も味方もね。
まぁ、原作に興味がある人は図書館とか大きな本屋さんとかで
どうぞ。
「横山 光輝版」の「殷周伝説」という漫画もあるので
「三国志」などから横山先生のファンだった方はそちらをどうぞ。
「横山版」も「藤崎版」ほどではないが、原作とは微妙に違う
場面もあり、原作を知る人でも楽しめると思う。
では、話を元の「藤崎版」に戻そう。まず、仙人が基本的に不老という設定なので
太公望とか見た目がムッチャ若いですね。原作では、50歳ぐらいのオジイサン
なんだが・・・・・。まぁ、少年誌でジイサンが主役の漫画描いてもアレだからだね。
ただ、やっぱ見た目が若すぎるねえ。あれでは10代〜20代にしか見えないぞ。
口調は何故か年寄りくさいのだが。
さて、次は・・・古代中国最強の人造人間・![]()
。
っていうか、この漢字なんだが・・・パソコンに入ってる文字データを
すべて検索しても出てこなかった・・・・・もしや古代文字?
この漢字を使うのとても大変なので、もうこれからは「ナタク」
と書いておきます。(原作では「なた」である)
原作でのナタクはヤンチャ坊主というか何とかいうか、暴れたがり屋です。
好んで敵と戦って殺しにいきます。
「藤崎版」のナタクも破壊衝動が強く、強い敵と戦いたがります。
ただ戦い以外での性格は無口で、おそらく母親以外には
すべての人に冷たい口調でしか話さなさそうです。
生まれた時から宝貝を身につけていた「宝貝人間」。
十二仙の一人である「太乙真人」によって造られた。
「藤崎版」でのベースは李靖の子供なので、人造人間というより
見た目はやはり人間である。
登場時は、まだそんなに強くなかった太公望と互角ぐらいの強さしかなく、
攻撃用の宝貝も「乾坤圏」しかなく、太公望の「打神鞭」に攻撃を
防御されたりもした。
生みの親(?)の太乙真人に捕縛され、仙人界にて「火尖鎗」と「金せん」を
譲り受け、凄まじい攻撃力の持ち主へと化す。
最終決戦時では、スーパー宝貝の「金蛟せん」を搭載され、ジョカとの
戦いで活躍する。
原作でも漫画でも絶大な人気を誇り、「ナタク」を超える活躍をした天才道士・楊
。
この漢字もメッチャ探しても出てこねえなぁ・・・・・「ぜん」の方が特に。
(原作では「ようせん」である)やはり古代文字?
原作での圧倒的な活躍も凄まじかったけど、「藤崎版」では原作を超える大活躍である。
特に、十絶陣の闘いでは数人の十天君を相手に奮闘する。
さらに術で宝貝以上の奇跡を起こせる天才で、変化の術のスペシャリスト。
今まで会ったキャラの宝貝を変化によって扱えるってのは・・・かなり最強。
通天教主が遺したスーパー宝貝「六魂幡」をも装備し、向かうところ敵なしっぽい。
基本的にほぼすべての戦いで活躍し、最終決戦後は、人間と妖怪・・・双方の信頼が
厚い為、新しい仙人界の新たな教主となる。
「藤崎版」では、何故か通天教主の息子という設定になっており、実は妖怪仙人であった
事が物語の後半で明らかにされる。半妖態という妖怪仙人特有のパワーアップ形態も
あり、凄まじい強さを誇る。
完璧みたいなキャラに思えるが、精神的に弱かった部分もあり、師匠を王天君に
殺された時など、人間らしい一面を見せる。
ギャグ的には、変化好きで、よく「だっき」に化けたりするので、その手のマニアなんじゃ
ないか、という疑いもあり。
(続きは・・・・・また次回以降の更新・・・・・かな?)
ナタク 「 宝貝人間にも・・・・・魂魄は宿るのだな・・・・・ 」
バガボンド
井上 雄彦 ・・・ かつて「スラムダンク」というバスケ漫画で、絶大の人気を誇った作者の新たな作品。
以前の週刊連載から月刊連載に変わった為、画力や心情の表現が格段に上がっている。
まさに大人向けの漫画であるといえよう。
特にその描画力は実に素晴らしい。人物一人一人に時間をかけて描いているのだろう。
脇役とも思えるキャラでも、しっかりと描かれている。
話の舞台は江戸時代初期、主役はあの宮本武蔵だ。
宮本武蔵といえば、天下無双の剣豪として有名で、風説では生涯において
戦いでは一度も負けることがなかった、という。
余談ではあるが、PS2のゲームソフト「戦国無双2」にも、ついに登場するみたいだ。
「武蔵」といえば、大河ドラマでも何度もやった程の、人々に知れ渡った作品では
あるが、井上氏が描くバガボンドは、そのシナリオを大幅に外れる事なく
また次元の違った作品として上手く描かれている。
それと、武蔵の好敵手であった「佐々木 小次郎」の過去の戦いも井上氏独自の
アレンジで様々に描かれていて、原本となった小説の内容を詳しく知っている
人でも、また新たな「武蔵」のシナリオとして楽しめると思う。
最後に・・・・・何度も書いてはいるが、やはり他の作品と比べてみても、
画力が格段にスゴイ!!
武蔵 「 殺し合いの螺旋・・・・・降りたい奴は降りりゃいい。人殺しだ、鬼だと
人が何と言おうと。こここそが、戦いの場こそが、俺の唯一の居場所。
ゆえに不安はなし。ただ俺の全てをぶつけるだけ 」