◆告知板◆
-Notice-

“第一回GMの鉄人大会”結果発表


第一回ゲームマスターの鉄人大会

 98年夏のサマーフェスタで、ElvenWoods初の「イベントセッション」が行われた。

 “GMの鉄人大会”とは、特定のテーマを基に何人かのゲームマスターがシナリオを作り、それを時間制限付きのセッションとして遊ぶことで、各GMがテーマをどのようにアレンジしたか、またどのようにオリジナリティを付加したか、そしてタイムキーピングなどは、どのように行っているかを見て学ぶために考えられた。

 また、うまくテーマを利用したシナリオを作ったもの、テーマに素晴らしいアレンジを加えたもの、参考になるようなマスタリングを行ったものを選定し「ゲームマスターの鉄人」として賞することにした。
 この選定には、プレイヤー参加者二票(二票を同一挑戦者に投票する必要はない)、鉄人挑戦者一票(自己投票は不可)を無記名で投票し、最も得票数の多かった挑戦者を鉄人とすることにした。


挑戦者達

 「ゴブリン退治から始めようっ!」というテーマで行われた、第一回鉄人大会には三人のエントリーがあった。

●ALEX
 地方領主の婚礼を前に、町のそばに棲み着いたゴブリンの一団を退治することを依頼された冒険者達。しかしそれをきっかけに、一行は陰惨な復讐劇の中へと引き込まれていく。事件の黒幕は誰なのか? 果たしてその目的は?

●JUNO
 行方不明になっている猟師達の捜索を依頼された冒険者達。捜索中にゴブリンに遭遇するが、それは魔法装置でゴブリンに姿を変えられた猟師達だった。魔法装置の力でミノタウロスやマンティコアに姿を変えられてしまった冒険者達は果たして元の姿に戻れるのか?

●ヤピロ
 旧知の国王の依頼で、ちょっと頼りない王子を鍛えることになった冒険者達。いやがる王子を説得しゴブリンの洞窟へと向かった一行だが、洞窟で下した決断が王子の、国の、そして自分たちの運命をも変えていく。


感想

 投票の結果、鉄人の称号は壮大な物語でプレイヤーを楽しませたヤピロが手にすることになった。

 今回は鉄人大会の初回であり、なおかつ「ゴブリン退治から始めようっ!」と云うテーマと「システム説明&キャラクターメイキング込みで四時間」というセッションタイムが重なったため、挑戦者全員がソード・ワールドRPGを使用したというのが印象的だった。やはり、SWRPGはTRPGのデファクトスタンダードとなっているようだ。

 しかし、システムが同じであったがために各ゲームマスターのカラーが如実にあらわれる結果になったとも言える。
 ヤピロはゴブリン退治の場で冒険者達が下した決断が、一人の人間の、そして一国の命運をも変えてしまうと云う壮大なストーリーを創造した。
 ALEXはゴブリン退治というささやかな依頼の影に隠れる、地方都市を舞台とした復讐劇を演出した。
 不肖私はゴブリン退治のハズがモンスターに姿を変えられ、古代王国のアミューズメントパークを走り回るというコメディタッチの話を作った。
 話のスケールも違えば、傾向も違う。各ゲームマスターの特色が出たセッションになったと思う。そして、参考になるところも多かった。

 初回と云うことで、マスターもプレイヤーも手探りの中で行われた鉄人大会だったが、参加者からの反応はおおむね好評で、今後も支持が得られる限りこの様なイベントセッションを続けていきたいと思う。

 参加してくれた皆様、ありがとうございました。

文責:JUNO


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